ADHDについて
2021/07/15 06:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
詳しく解説してあり、また、その対処法もいろいろ書かれています。けれども、周りがADHDの人に、こうして欲しいと思っていても、本人にやる気と自覚無いと……
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当事者や周囲の人が困ると感じる様々な言動の原因として、ADHDが潜む可能性があることがよく分かった。紹介されているトレーニングの数が少なく、その点は少しものたりないが、ADHDについての理解が深まった。
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ADHDの性質を脳番地ごとに解説、対処法を解いてくれる。自分はADHDかはわからないけど、その傾向があると思う。読んでいて自分は特殊なんだと実感しつつ、そんな特性と向き合って対処していかなきゃと思った。日頃さりげなく失敗からやり方を考えている。これは普通じゃないのかな?誰しも失敗から改善しようとすると思う。逆に普通の感覚を知りたくなった。
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ADHD的傾向を改善するために購入。
この本では、ADHDを改善するためのトレーニングが紹介されている。
各トレーニングには、主観的に良さそうと思えるものもあれば、どうなんだろうと思うものもあり、データによる客観的な情報の信頼性が不足しているように思えた。
まず、脳番地という脳の機能を細分化したものを説明され、その各脳番地の機能を向上させることで、ADHDが抱える諸問題に対処しようというスタンスでこの本は書かれている。
これまで、ADHDには対処療法的なアプローチしか対処のしようがないと思っていたが、脳の機能を向上することで健常者に近づくことができるという考え方には、ロマンがあるなと思った。
しかし、私としては、まず最初に自分がどの種類のADHDで、そのADHDにはどんな脳番地の傾向があって、その改善に必要なトレーニングが何なのかを知りたかったが、そこら辺が体系的に整理されておらず、分かりにくいと感じた。
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ADHDとは何か?また、どんなパターンがあって、どんな対策が打てるかという本。
鬱病とか同じで、今までは病気であると思われていなかったが、近年病気と定義された類のものだと思う。
人には多かれ少なかれ、得手不得手があるはずで、そのどこからが疾患かというと、その切り分けは難しい。
だからこそ、病名をつけてしまうことには、いい面、悪い面、両面あると思う。
救われる人もいるだろうし、「あ、俺って病気なんだ」と思う人もいそう。
病は気からって言葉もあるし、とっちがいいかは微妙なところ。
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ADHDの特長ではなく、
欠点が色濃く書かれていた印象。
この障がいをなんとか薄めるのではなく、
活かす本であってほしかった。
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「脳番地トレーニング」とあるので何か脳トレの方法でも書いてあるのかと思ったがとくにそういったことは書かれておらず、悩み別にアドバイスが述べられているだけのよくある本だった。
しかもそのアドバイスもしょうもないものが多い。過去の嫌なことを思い出してしまう→占いをして未来に意識を向けましょう、とか…。あるいは川柳を作りましょうとか、反復横跳びをしましょうとか(そんなこと続けられるか)
著者は脳内科医だが、特にそれらしい知見もデータも根拠もほとんど書かれておらず、肝心の「脳番地」とは一体何なのか?なにもわからないまま本書は終わる。
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ADHD専門医が考案した【脳番地】という分類で脳の機能を切り分け、ADHDの困りごとに対応しようというテーマの本です。
ADHDと一言で言ってもその症状は個人差が大きく、また合併する症状や個人の性格なども相まって、同じADHDの人でも得手不得手は全く異なるものです。
ですので、ADHDという大きな診断名を細分化して苦手にアプローチするというのは、理にかなっていることと思います。
著者の先生によるMRI脳画像診断の経験を元にすると、脳の部位は、感情系脳番地、記憶系脳番地、運動系脳番地…という具合に8系統に分けられるそうです。この分類を元に、それぞれが弱い場合の相談者さんを想定して、日常で出来る対策やトレーニングを提示しています。
この、どの【脳番地】が発達していないのかは、MRI画像を見ることで診断できるとのことですが、逆に言うと著者の先生にMRI画像を見て貰わないと分からないです。笑
なので、自分の脳について正確に知りたければ著者の先生のクリニックを受診しましょうということになります。が、白金台のクリニックで自費診療を受けずとも、この本に挙げられている相談者さんのうち共感を覚える箇所を読めば、【脳番地トレーニング】を体験できるということになります。
近年の研究では発達障害と診断される患者の脳に器質的な欠陥を見つけることができると聞きますので、著者の先生の仰るように、MRI画像でADHDの原因を発見することはきっと可能なのだろうと思っています。
では、一定期間ごとに撮影したMRI画像を比較することで「このようなトレーニングによりこの部分の発達が進んだ(あるいは進まなかった)」というような研究結果が挙げられている…といいのですが、残念ながらそのような結果は見つかっていないのか、本書には掲載されていません。
この画像診断はあくまで診断のようで、それを改善するトレーニングに関しては、研究の結果とは書かれていません。ですので、脳番地トレーニングと題した本ですが肝心のトレーニングに関しては科学的根拠に欠ける印象です。
ただし、著者自身もADHDで長年悩まされてきた方とのことで、常にADHD脳の気持ちに立って書かれており、独特の感覚には共感を覚えます。おそらく多くの人が「そう、そうなんだよ~分かる~」と膝を打ちながら読めることと思います。ADHDの人は、周りには「怠けてるだけでは」と思われがちで理解されにくいですので、心強い仲間を得た気分になるのは悪いものではありません。
私がこの本を読もうと思ったのも、書店でパラパラめくった際に、共感する記述が多かったことによる仲間意識からでした。
よって本書は、ADHD仲間・先輩からの暖かい共感とアドバイス、ぐらいに読むのがちょうどいいかと思います。
著者が医師であるということから、脳科学的な知見を得るつもりで読むと、期待外れでがっかりしてしまうかもしれません。
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思い当たる所が多すぎて。普通の人は、思い当たらないのだろうか。ADHD脳の人は、振り返ることが苦手だそう。日記や瞑想、書き出す、リスト化するなど、書くこと大事。占いを学ぶのも、未来予測をするトレーニングになる。
視覚系、聴覚系も弱いかも。聞き取り苦手。
片付け方についても触れてある。片付けについては、もう少し深掘りしたい。
生きやすくなるための3つのコツ
出来事日記を書く
恩師を一生大事にする
座右の銘を持つ
振り返りを大事にしよう。
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診断は受けていない、けど自分はそうなんじゃないか
とどこかで考えている人に是非読んでほしいです。
(私もそうです)
読んでいると、これもこれも自分だ。
これは症状だったんだと理解出来る部分があるだけでなく、それに対して自分はどうすればいいのかが具体的に書かれています。
著者の方が実際にADHDの方なので、実際の自分の経験を語っている部分もあり入ってきやすいです。
ADHDと診断された方が楽じゃないかとは思っているけど、なかなか勇気が出ない、就職に関わってしまったら…などと考えている方は読んでみてください。
変わるきっかけがほしい方へ
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この類の本あるあるの「それができたら苦労しない」という内容でした。脳番地という概念でADHDを分類していますが、それに意味があるようには思えませんでした。結局のところ、「自分の傾向を自覚し、観察する」「ノートやメモに書くなどして、なるべく自分の頭(特にワーキングメモリ)を使わなくて良いクセをつける」ということかなと思います。
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いやいやいや、だめでしょこれ
全部の症状をADHDってくくってるけど、著者は脳内科医・医学博士ではあるけど、精神科の知識がごっそり抜けている。出版社もよくこれで通したな、、、。
愛着障がいや精神病が発端でこういった症状を呈することがある。読者は症状の原因を見誤ってしまったら、症状の改善が遅くなってしまいます。
脳の発達に課題が多い原因が、本当に発達障害(ADHD)なのか、ストレス要因で脳が萎縮して症状が発現してるのか、見誤ると対処が間違って何年も無駄にする人が出てきます。
著者の本はけっこう読んできて面白い本が多いけど、これに関しては精神医学の知識や多方面からの確認を怠りすぎ。出版社も悪い。
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1ページ目で悩み、2ページ目で解決法を書いてくれるので読みやすい。
苦手な項目別に読み進めることが出来るので、探したり遡りやすい本になっている。
作者の体験談や解決方法の一例を知ることができたので、合うかどうかは別として、今後の人生の参考にしたい。
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いつ買ったんだろう???本棚にあった。
脳番地ごとの対処法。
良さそう。
脳画像診断やりたいな。
自分の脳の強みと弱みを知りたい。
一般的なMRIと違うのかしら。
数年前に撮ってもらったCTなどの画像から
それがわかるといいなぁ。
ADHDもそうでない人も強み弱みはあるはず。
適切に脳を鍛えていくことがいいんじゃないかしら。
対処法を読むと、
マインドマップを描く、日記をつける
ToDoリスト、結論から話すなどなど
具体的なことが書いてある。
仕事をする上で身につけたビジネススキルが
自然と脳のトレーニングになっていることもわかる。