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「頭が良いとはどういうことか」が5つにカテゴライズされて言語化されている。
非常に読みやすい体裁となっている。逆に「わかった気にさせてくれる」ところがこの本の危ういところかもしれない、とは思う。
思考法の真似を繰り返すことにより、自然と身につけるしかない。
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・原因思考…暗記しなくても記憶できるようになる技術
→「なぜ?」を大事にして理由をつかむことで、様々なことを関連付け、暗記量そのものを減らす。
→結果から原因を思考する。
・上流思考…完結に話をまとめることができるようになる技術
→目の前に起こっていることの上流となっている本質をそもそも論でつかむ。
→下流から上流を思考する。
・目的思考…人にうまく話を伝えられるようになる技術
→相手の「知っていること」とリンクさせて「未知のもの」を伝える。
→目的から手段を導き出す。
・裏側思考…他人が思いつかないアイデアを生み出せるようになる技術
→反対意見なども含め多面的な見方を持ち、思考を膨らませていく。
→表側から裏側を思考する。
・本質思考…難解な問題を解決できるようになる技術
→目の前に起こっているミクロから、全体の流れであるマクロを類推する。もしくはその逆。
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日常の解像度を上げる、全ての物事には原因があると言う言葉が心に刺さった
何となく受け入れてきたけどそもそもなぜ?という意識を持つだけで日常を生きるなかで知識を増やすことが出来ていると思った
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発想力を高めるために多面的な見方を検討する
何故を繰り返して思考を深くする
ミクロとマクロの視点を行き来する
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「日常の解像度が高い」という表現には、なるほど!と思った。
各記載内容は聞いたことのある内容ではあるが、
「頭の良さ」を5つにカテゴライズして、それぞれ名前をつけて言語化し対策が記載されているのは面白いと思った。
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"頭が良い"とは何か、自分がふわっとイメージしていた内容に輪郭を与えてくれた良著。
一般論:東大生=頭が良い を取り上げて、
頭が良いとはどういうことか、では頭を良くするにはどうすればいいか、をとても分かりやすく展開している、
"頭が良い"の具体的な内容として、
・記憶力
・要約力
・説明力
・発想力(演繹力)
・解決力
を挙げており、それらは先天的に備わったものではなく、"思考回路"を変えることで強くなれるということ。
いずれも具体例を交え具体的に記されており、
例えば記憶力については、闇雲に覚えるようなことは決してせず、記憶すべきことを日常や過去に記憶していることに結びつける等。
(実際はもっと行動に落とし込めるレベルで説明されている。)
文章自体が非常に読みやすく、過不足も感じられない。ただ、東大生に固執してるのは少し面白おかしく感じた。
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(本の要点)
・要約が上手い人は上流(そもそも)を考える能力が高い
・要約が上手い人はそもそもを考える脳裏が高い
・覚える事項の周りの事と関連付けたりその事項が誕生した理由も探る
・丸暗記は消化不良を起こす。咀嚼すること。
・原因思考~意味を理解すれば暗記が楽になる
・身の回りは結果ばかり。頭が良い人は結果に対して「疑問」をぶつける人
・問いの立て方①その数字・言葉を使って「なぜ」を考える
・問いの立て方②その数字・言葉の背景を調べる→それを広い視野で抽象的に考える
・間違ってもいいから自分の頭で考え納得する姿勢が大事
・関連付けたものを整理すると「原因」ラベルの棚が出来る
・「原因と結果」では説明がつかない「背景」が存在する
・説明が上手い人は相手の既知に結びつけるの上手い~スティーブジョブスがスマホを「PC」では無く「携帯電話」といったように
・人は全く新しい事は想像出来ない、既知と未知を繋ぐ
・「例」例えが上手ければ説明もうまい
・ブログ、面白い事例や出来事、エピソードいれる
・説明の落とし穴、相手を過大評価する事はだめ。
これくらい分かるでしょなど
・
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前半の効率的に記憶、アウトプットするための関連づけや後半の1から10のアウトプットをするための切り口の作り方など、参考になりました。
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賢い人は解像度が高い
知識を関連づけて覚える
目的を持つ
逆の立場になって考えてみる
議論をする→新しい視点が生まれる
逆算 なんでそう思うのか
ゴールを意識して話す 何が言いたいのか
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今読んでいる、抽象と具体のトレーニングとほぼ同内容なことが書かれている。生活の場面の例もあり、これができれば、確かに思考力は高まるだろうなと頷ける内容だった。最大の問題は、これを継続してできるのかという点。思考のくせをつけるため、常に一日なぜ?とひとつ問い、上流と下流、原因と結果、目的と手段、背景等を本の通りのフレームワークを使って自らノート等に書いていかなければ身につかないだろう。一日ひとつが最大でいいと思う。思考の習慣化こそが最大のキーポイントだ。
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作者は「東大生=出来る人」と見做していると思う。そして、その東大生は「日常生活における解像度」が違う、と書かれているが正にその通り。
同じ風景を見ていても、出来る人は「解像度」が違うから情報量が格段に多い。
そして更に「本質」を求め、果たしてその本質に辿り着くことで、知識の深度が深くなり定着度合いが高くなる。
歴史に名を残す科学者は、悉くそのような人達だ。
ニュートンの万有引力然りガリレオの地動説然り。
是非次世代を担う子供達に読ませたい書籍。そしてこの思考回路を手に入れて欲しい。
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ミクロ視点とマクロ視点は、先に読んだ「具体と抽象」と似ていて、重要性を再認識できた。
日常の解像度の話も含めて、思考を深める力は思考の習慣の中で養われるというのが示されていた。
自分にもできそうだと思えたことが収穫と言えそうだ。
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東大生の「物事の考え方」について書かれた一冊。多くの考え方が記載されている中で最も筆者が伝えたかったのは「物事の本質を見つけること」である。そのためには、ミクロな観点、マクロな観点を持ち、多面的に捉える必要があると筆者は言う。具体的な例があり、非常に練習になる。ただ、読みづらかった点として、「下の項目」と「チャプター」は要注意である。それ以外に関しては難しい用語もなく、非常に読みすかった。
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東大生は、記憶できる量が人並外れているとか、生まれついての天才だというわけではなく、考え方の要領がいいのだということが分かった。
日常の解像度という言葉が何度も出てくるが、普段の何気ない出来事からも、その物事の本質を見つけ出し多くのことを学んで吸収してしまっている。
何が原因?どんな背景?違う視点ではどう考えられる?などと、楽しく考えていけたら、私も頭が良くなれそうな気がした。
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西岡壱成さんによる「東大」シリーズ3作目。
『東大読書』から入って、『東大作文』は買ったけど読まずに(おいっ!)、この『東大思考』を読んでみた。
『東大作文』読んでないからこの文章が拙いのもツッコみはなしでよろしく。
まず、ボクはこのシリーズって再現性が高いと思っている。理由はシンプルに、『東大読書』がそうだったから。東大読書を実際に取り入れた所、本当に記憶に残りやすくなった。読んだ人なら想像がつくだろうが、東大読書はどうしても時間がかかる。しかし、書いてあることをそのままやれば一回の読書での記憶への残り方が段違いに違うのがわかる。ボクはその『東大読書』の実践一発で著者を信用してしまった。
今回の『東大思考』も分かりやすい。ただし、途中で練習問題があったり、メインの文章の欄外にミニ知識や本の紹介があったりして、相変わらずテンポは悪い(笑)
それでも、なぜかキーワードをしっかり覚えられるのがこの人の本で、半年後でもそのキーワードを覚えてさえいれば、そこから芋づる式に細部も引きずり出せる。ボクは、この本の一見読み進めにくい造りにも、何かしら著者の意図があるのではないかと思ったりもしている。
東大思考が身につけば、今とは世界が違って見えるのかもしれない。
ボクはまだ一読しただけ。これから実践して身につけられたら、またここに書き込みたい。
10年後には、もっと輝く世界を観れるかなぁ。いつか年老いて視力が落ちたとしても、活き活きとした心の眼があれば世界はいつまでも輝いて観えるかもしれないと思うと、読んで終わりにするにはあまりにも勿体ない一冊。
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東大生が物事をどのように考えているのか。
この本では5つの思考回路が紹介されている。
その思考を持つための共通ポイントは身の回りのすべてのことから学ぶこと
が出来る「日常の解像度」を高くすることが大切だと明言されている。
①原因思考(結果から原因を思考するやり方)
➡️沢山の事が記憶できるようになる。
【ToDo】
・知識を関連付け変換する
・覚えやすいものへと変換する
・覚える対象を関連付けて覚えることを少なくする
・「意味を理解しさえすれば、暗記が楽になる」という思考を持つ
・結果に対し、「なぜこうなったか」という原因を調べる
②上流思考(下流から上流を思考するやり方)
➡️分かり易く要約できるようになる
【ToDo】
・「要するに」という言葉でまとめる
・重要なところやキーワードを探す
・具体的な中身に入る前に、それに至る前提や背景、流れを理解する
・上流という背景を知り、「要するに」で考える
③目的思考(目的から手段を導き出す思考法)
➡️上手に説明ができるようになる
【ToDo】
・相手の既知と自分の説明を結びつける
・例えがうまく、その例えをすぐに思いつかせる
・物事を手段と目的の2つに分けて考える
・具体的に次の行動に落とし込みやすい目的を設定する
・手段ばかりではなく、目的をしっかりとらえる
・「相手がすでに知っている知識」が手段で「相手にとって未知の知識」が目的
④裏側思考(表側から裏側を思考するやり方)
➡️アイディアが湧くようになる
【ToDo】
・1に対する「ものの見方」を10個持つ
・見る立場、見る方向を変えて物事を見る
・東大生は自覚的に目の付けどころを増やそうとしている
・「賛成」と「反対」両方の意見を思いつけるようにする
・二項対立で物事を考えればそれ以上のことを知ることができる
⑤本質思考(ミクロとマクロを行き来する思考)
➡️難解な問題も解決できる
【ToDo】
・東大生は何気ない物事の中から「伏線」見つける能力がたかい
・伏線を見つけ問題解決するにはミクロな視点とマクロな視点の両方を
持ち合わせて行き来すること
・本質はいつもミクロとマクロの間にある
・本質思考は解決策の考え以外にも様々なことを理解し、考え思いつくことができる
<本質探し>
★ミクロ化
→原因思考(なぜ、理由)
↓
→目的思考(目的は?手段は?)
☆マクロ化
→上流思考(上流の問題は?要因は?)
↓
→裏側思考(逆の視点はあるのか)
これらの5つの思考は先天的なものでなく、誰でも後から身につけることが
できると明言されてるが、普段から身の回りのことに意識を向け、考える行動
を習慣づけることが大事である。