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異常行動を起こす探偵ロボットが一体どこに認識エラーを起こしているのか、という逆説の趣向が面白かった。読者にもう少し手がかりがあってもよいかなあとも思ったけど、これくらいがちょうど良いさじ加減かも。
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軽いけど可愛くて読みやすいのでミステリが好きじゃないひとにも楽しめそうです。ロボットから見ると日常の謎は感性が違いすぎて(そもそも感性はないのですが)笑ってしまいました。
ただ壊れたロボットがこうなるのはちょっとご都合主義な気もします。結果的に楽しめたから文句はないですが、ミステリってよりもライトノベルミステリ風味といった感じでしょうか。
表紙イラストが可愛い!と気に入ったひとの期待は裏切らなさそうです。
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うーん、これジャンルは何になるんでしょう?
知る人ぞ知るAI研究者の祖父が作り上げたいわゆるアンドロイド4体。
探偵活動を旨にプログラムされている。
運悪く祖父が亡くなるのとアップデート時が重なり、3体にエラーが発生。
唯一エラーの出ていないマキナと孫の正行は探偵ロボットたちを探し出して無事に停止させることができるか?!
というような内容なのだけど。
探偵ではあるけれど、探偵モノでは……ない、なぁ。
いわゆるアンドロイドではあるけれど、SFでは……ぜんっぜんない。
推理はするけどミステリ要素も薄いです。
うーん、ホントこれジャンルは何になるんだろう。
マキナが可愛いのとマキナが書く「コーヒーブレイク」は楽しいし、ロボットならではの捜査方法など笑えるところも多かった。
けど、主人公の正行の魅力が足りないのと謎解き要素が薄いのとで全体的には物足りない。
マキナ以外の3体の探偵ロボットも活躍するはずの次作(出るなら)で判断、かなぁ。
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マキナかわいいよマキナ。
西島大介の装丁に惹かれて手に取ったけど、装丁以上にマキナのキャラクターがかわいかった。
ちょきちょき。
主人公もっとがんばれよ、と思ったけど探偵はマキナなのだからこれでいいのか。
エラーを起こしてしまったクリク、オーガスタス、イーディもそれぞれに魅力的。
ロボットなので、解決方法が斬新。
ぜひシリーズ化してもらいたい。
そしてディッシュナンバー41ヴァージョン4・771を食べてみたい。
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【名探偵に深刻なエラーが発生しました!】エラーを起こし、勝手に「探偵」活動を始めてしまった半導体たち。人間そっくりの姿で野に放たれた「探偵」を今すぐ捜して回収せよ!
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人工知能搭載探偵ロボット三体がエラーを起こし暴走。主人公とヒロインロボットで捕獲し、エラーの原因を探ります。
冒頭の現金盗難事件はロボットらしいデータ重視の解決でなかなか面白かったものの、その他は一つの可能性をピックアップする「当てずっぽう」推理で、残念ながらロボットらしいロジックではありませんでした。適当に感じたストーリーも含めてもっと煮詰めて欲しかったです。
探偵ロボットの暴走ぶりや、どんなエラーを起こしているかを推理するハウダニットは楽しめました。
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図書館で借りた本。
キャットフード、スノーホワイトに引き続き、同じ作者さんの本。
ある日、おじいちゃんの研究所から、女の子型のロボット「マキナ」がやってきて、依頼の手伝いをして欲しいと言われ、依頼を完了するために、同伴する。
その後、おじいちゃんが亡くなり、マキナの外に3体あるロボットがエラーを抱えたまま街に出てしまい、マキナと二人、回収に向かう。
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内容もさることながら、構成が抜群に上手かった。最初の章で半導体探偵の紹介と設定を生かした斬新な謎解きで一気に興味を引いておいて、次章からは暴走した半導体探偵たちを探す冒険の中に定義の勘違いといった要素がいいアクセントになっている。コーヒーブレイクと最終章で、図らずも暴走してしまった半導体探偵たちへのフォローも忘れないステキさが堪らない。
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あんまり面白くなかった印象が強い。率直に言って出版するほどのものでもないような気がした。同人の個人小説というのが近いと思う。娯楽性というか物語の盛り上がりは薄い。
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全く思ってた探偵の推理とは違うけどロボット達が仲良く喋っている様子は見たくなります。
クリクもオーガスタスもイーディももちろんマキナもエラーにならなければ身近にいてほしいです。見た目人間関係しか見えないロボットは憧れです。
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《イエス!オススメ度は99.827%です。マイマスター‼︎(チョキチョキ)》(何がオススメとは言わないんだな)
アップデートに失敗した名探偵ロボットを、失敗しなかった名探偵ロボットマキナと「俺」こと坂巻正行が捜索する。
奴らはアップデートに失敗、つまり思考に多少のズレが生じていて、何考えてどういう行動を取っているのかさっぱりわからん。
ここにこの物語の面白さがある。
なんせ奴らは名探偵。
元々すごい奴らにズレが起きて、どこで誰のどんな依頼を受け、どう解決しようとしているのかを考えると・・・。
しかもロボットなんだぞ・・・ばれたら大変だし、壊したものの損害保証なんかは俺に回ってくるんだぞ・・・。
マキナ、奴らの思考の過程を追い、解決を頼んだぞ‼︎
ってことで、マキナがかわいい。
他のロボット達も魅力的。
合間のコーヒーブレーク。
ロボット達の反則的な解決法もなんだかこの作者なら、この人の生み出したキャラならと許しちゃう。
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序盤はロボットならではのセンサー能力が新鮮だったが後半はミステリというかアクションものというかある意味普通になった感じ。せっかくなのでロボットのすごさで押してほしかったな。全体的に読みやすいテイストでよかったです。やや甘め。
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たまには小説でも読んでみようかと思って借りて読んでみた。
内容は、エラーを起こした探偵ロボットが事件を解決しようとしているが、ロボットの行動からエラーが何かをつきつめようとする話。実際にロボットが依頼を受けた事件についてはすぐに解決することが多い様子。
いろいろツッコミどころはあるけど、もう少しロボットらしさがあってもいいんじゃないかと思った。人間味がありすぎる気がする。
ところで、高校生の主人公の祖父が92歳って、年齢結構離れてるような気がするけど、母親はいったい何歳なのだろう。
ところで、何でメインのロボットのマキナは日頃からピアスをつけているのだろう。高校生ぐらいの見た目にしているなら、必要ないと思うのだけど(実際、高校に潜り込む際は外した)。多分、特に意味はないと思うのだけど。
ツッコミどころといえば、ビルから紙飛行機を飛ばしてポストに入れるとかコショウの粉粒を飛ばして人の鼻に飛ばすとか、さすがに軌道計算だけじゃ無理だろとは思った。