悪役令嬢ルートがないなんて、誰が言ったの？【電子特典付き】 みんなのレビュー

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うわっ、展開に納得できない。

花壇のフリージアが咲いたら、花の色に対応した攻略が完了？
黒いフリージアなら悪役令嬢ルートだから植え替えぇ？
植え替えたら断罪中なのに心変わりする王子？

ダメだ。ついてけない。

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乙女ゲームの世界の悪役令嬢になってしまったオフィーリア。フェリクスが大好きで、なんとか一緒にいたいと思っているのに、ヒロインに邪魔されるのがハラハラする。ヒロインの思惑通りではなさそうだけど、それでもオフィーリアが何をしても、裏目に出てるようにも見えて。ヒロインに邪魔されても、他の人からアプローチされても、とにかく真っ直ぐにフェリクスを思うオフィーリア。ヒロインではなく、悪役令嬢のオフィーリアを応援したくなった。

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悪役令嬢ものとしては超王道で、安心展開。
途中少し急展開過ぎやしないかと思ったけど、ゲームの強制力として処理してるからありなのかな？
若干置いてけぼり感があった。
主人公が一途なのは好み。
さらっと読めるけれど、個人的には文体が少し苦手。

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終盤までは割と楽しく読めた。
でも、断罪シーンに唐突に割り込んでくる庭師の少年・イオ。
断罪のお茶会の最中に、すぐ終わらせますから！って平然と花を植え替える。
いや、この子、主人公のオフィーリアに「自然に配慮できて、気が利く子だな」って褒められてたのに。
あと、令嬢の1人が大事に育ててた花を、庭師が他の令嬢と約束したからって、無碍にしてもいいものなのか？
この後のシーンでは令嬢が植え替え直したものは手を出せなかったくせに？
花＝フリージアで、ゲーム内で好感度確認アイテムで、断罪シーンのは逆ハールートから裏ルートに変わったことを表すって言っても、ここで生きてる連中はそれでいいのか。

また、オフィーリアを一方的に断罪した攻略対象3名はルート変更した直後に、掌返して平然と擦り寄ってくるのが気持ち悪い。
そこは合わせる顔がないって恥じ入るとこじゃないの？

って思ってしまった。