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人生に何の目標もなく、頭の中は好きなアイドルやくだらない妄想だらけの勅使河原一子、36歳。そして処女。男性を前にすると我を失い、うまく話せないために恋愛経験もほぼなし。そんな自分を変えたい!と、誕生日の正月に決心し脱処女を目標に奔走するが、、、。笑いと涙のガールズ奮闘記。、、、うらすじより。
下ネタだらけ、くだらない連想妄想にひたすら笑いました。
ダメダメな日々、強烈なキャラクターたち、でもいじらしくて愛らしくて仕方がない。イタ可愛いというか。
アルテイシアさんとか深爪さんとか好きな方にはイケるのではないでしょうか。
窪美澄さんや吉川トリコさん、宮木あや子さん、町田そのこさんなどを輩出した、『女による女のためのR‐18文学賞』受賞作家、南綾子さんの日記形式で綴られる終わらない性春コメディ。
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この主人公。容姿は悪いのかもしれない。しかし、コネだがきちんと職に就き、そこそこ貯金もある。友人もいる。人前に立つ度胸もある。文才もある。学力もある。趣味だってある。人間下品な部分は当たり前にある。この主人公が特別下品には思えない。私から見ればとても立派な人間だ。成長物語は結局もとから持っている人間が主人公になるのだなと少し落ち込んだ。でも面白い物語だった。日記形式で進むのがいい。あと登場人物のキャラがたっていて見た目も想像しやすい。読んで良かった。
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自分のことをブスとかデブとか言ってる主人公に、序盤はしんどい気持ちになったけど、だんだんクセになって、読みごたえがあった。
他人から求められるものが、自分の理想とは違っても、それはそれで自分を認めるきっかけになる。