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大学のサークルの話。
空気が読めず、周囲から浮いていた彼女を最初は敬遠していた彼。彼女の理想を追い求める姿にイタさを感じながらも、その純粋さに感化され、一緒に秘密結社「モアイ」を作ります。やがて、小さな秘密結社は巨大なサークルになっていきます。当初と違う思想をもったサークルになってしまったモアイ。疎外感を感じた彼は脱退します。
四年生になり、彼はかつての秘密結社を取り戻すため行動を起こします。
自分の正義が他の人にとっても正義であるとは限らない。
本のタイトル通り、青春時代の青臭さや痛さや脆さだらけです。行動の裏に隠された感情が若さだなと思いました。
人は経験を積み、痛さを知り、後悔をしながら成長していくものだけど、若くもない自分には読んでいてそこまで心に刺さりませんでした。
「ちゃんと傷つけ!」
若い方におススメなのかも。
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私たちは、結果エゴイズムで考えたり、行動したりしがちだと思います。それに気づいた時、人との接し方や自分の行動に注意を向けることができると感じました。
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本当に、青くて痛くて脆い、その感想に尽きる話でした。
主人公の視野の狭さ、思い込みの激しさにどんどん違和感を覚えていき、途中からは不快感でいっぱいになりました。
圧倒的に対話が足りないと思うのですが……主人公の性格的に、難しかったんでしょうね。
最後は、やや都合が良すぎるかなあと感じましたが、未来が明るい方向に開けそうな希望も見えたので、少しだけ救われた気がしました。
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きみすいと同じ恋愛小説だと思っていたが、
全く違くて、逆に楽しく読むことが出来た。
青春の裏にはこういうことがあるのだと、
大学に進学したい人には衝撃的だと思う。
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若い内に沢山失敗しておけ。と、いう言葉が浮かんだ。
その失敗が薬になってより良い人格が形成される。
自ずと自らの学生時代を思いそれなりに失敗してきたけど、どれも自分の意思とは関係ない消極的な失敗だったような気がして、それらの失敗ってあまり覚えてない。覚えてないということは今の自分に影響を与えたとはっきり言えないということ。
若い内に沢山失敗しておけというのは、自らの意思をもってした失敗にこそ言えることだと思った。
そもそも失敗しておけ。と、いう文脈にそのことが含まれている。
あ、一つある。
自らの意思で失敗した経験。
告白して玉砕したこと。
その失敗が良い薬となっていたのか考える。
どういう影響を自分に与えていたのか考える。
告白していなかったらどうなっていたのか考える。
一つ思ったのは、相手にも選択の自由があるということ。
そんな当たり前のことだけど、そのことを理解するのは当たり前が故に身をもって経験できたことはマイナスではないと思う。
大人になって自分の思いが敵わず逆恨みで相手を精神的に傷つけ、終いには肉体的に危害を与える事件を耳にするけど、こういった人は若い内に告白してこなかったんだと思う。
失敗を恐れ密かに心に留めていた想いが積み重なって醜いプライドを形成させたのかもしれない。
まあ、知らんけど。
とにかく、若い内に失敗しておけ。
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大学生ってこんなんだったっけなぁと懐かしむ話。
しかし、あまり合わないのかも。わが父はハマっているようだが。
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たった2人で作ったモアイというサークル活動に大学生活4年の中で2人が決別し傷つけ合う結果になってしまう若さゆえの痛い話し?という内容。
あ互いの言っていることはある意味どちらも正しいと思うので一概にどちらが悪いとは言えないが、もう少し2人で話しをすればずっと違う結果になっていたのでは?というところが若さのほろ苦さを思い出した。
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自らの勝手な解釈で仲の良かった人を裏切ってしまったり、憎むべき対象に変えてしまったり…。
そんな経験をしたことが自分にもあるので、多少共感してしまう気持ちもあったが、楓のSNSを使ったモアイ潰しはとてもじゃないが賛同はしかねる方法で、タイトルの通り、青くて痛くて脆いヤツに映った。
ラストについては明確に描かれてはいなかったけど、時間が経って、後悔して、ずっと胸の中で傷になって、それでも社会人になって行動に移した楓は頑張ったと思うけど、ヒロの立場になったら許してハッピーエンドは都合が良すぎると思う。
読み手の年代でも感じ方が違う作品かなと感じた。
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100ページぐらい読んで脱落。本見た感じ興味が持てなかったけど、映画の予告見て、変わり者やけど真っ直ぐで元気な秋好(あきよし)ちゃん【映画では杉村花ちゃん】が最後の最後で「気持ち悪い」って真顔で言っててそれに惹かれて読み始めた。頑張って読んでたんやけど、流石に無理。100ページで脱落。なんかちょっと展開遅いし、「これ、ネタバレ読めば良くね?」って思ってやめた。
ネタバレ読んだけど、うーん、確かにヒロが秋好ってのはいいね、と思うけど。そやなぁ……なんていうか多分、主人公が嫌い!(笑)痛いのよね。青い。なんかうん、読みたいとは思えんな。乙です。
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まさか?のそのまさかだった
モアイに始まりモアイに徹し、モアイに終わります。
誰しも自分の大切なものが離れていくと寂しくなったりするなんとも言い表せない気持ちを上手くストーリーにしてると思う
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実在すると実感し、初めて、人は対象への感情を真剣に抱くことができる。(104)
今のモアイが教えるのは凡庸な人間達が就活で生き残るための、自分じゃない、のやり方に過ぎない。媚び方と自らに膨らし粉を混ぜる方法だ。理想の自分を目指すのとは真逆の方法だ。(186)
人に不用意に近づき、身勝手に肯定し否定してきた者達の理想とは何か。(241)
人は人を、間に合わせに使う。
間に合わせって、つまり、心の隙間を埋められたってことだ。(315-316)
理想と現実。
人との距離の取り方。
人を傷つけるということ。
青春ってこういうことかなぁ〜
大学あるあるの設定で、すんなりイメージできて読めたあたり私はまだ若いってことなんだと思う
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何が正しくて間違っているのか、何を望んでいるのか自分の事すら分からない。正義は人の数だけある。この事が染みる物語だった。
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人の気持ちや考えは変化するもの。対人関係にてちょっとした言動や行動が相手に影響を与え、それが残酷な程傷つく事もある。
恋愛でも仕事でも人との関わりってほんと難しいけど、それでも出会いや別れを繰り返し生きていく上で大切な事なんだと思った作品です。
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自分の大学生活と少し重なった。世の中に対する理想と希望に満ちていた大学入学当初、いろんな現実に直面して、少し冷めた今、そして、その変化をしっかりと受け入れてる自分がいることとか。人間関係が苦手だあと感じていたり、いろんな感情が何十にも覆い被さって、自分のほんとの目的はなんなのか見えなくなることに気づいた最近だからこそ、刺さる内容だったし、共感した。
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なんかよくわからなかった(._.)
でも理想を持っていることは今の時代いいことだと思う!
不器用なんだな〜って
初めからもっと素直になれば上手くいってたのかもしれない!