暴食のベルセルク　～俺だけレベルという概念を突破する～ 7 みんなのレビュー

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投稿者：♂猫Junn-Junn　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

…前巻の本編ラストで、旅道中の目的地ハウゼンに到着し、
今巻第7巻は、その、ハウゼン到着光景から、ハウゼン滞在中の城での様子、街での様子、
そして、マイン&シン探しの流れで、そのハウゼンの地下に、
巨大遺跡というか、数千年前の過去の巨大地下都市があり…な、地下都市大決戦展開、
からの、地上に戻ったら、別の危機的状況に陥っていて、
今度はハウゼン上空…というか、天空大気圏外決戦…な展開…そして更に、
謎の状況が発生し、物語は次巻へ続く、
と。
今巻は、その物語展開の中で、
フェイトの前の《暴食》Skill保持者ケイロスも登場したり、
ルナやグリードの覚悟の上の行動選択、っていうのも大きな見所になっていたり、
な色々濃密内容展開…
っていうか、あとがき、を読むと、次巻の第8巻が、最終巻、
と決まっているんだとか…。
今回、今出ている漫画版最新巻第11巻の続きを直ぐに読みたいと思って、
原作小説版第6～8巻を購入して、
今読んでいる最中なわけだけど、現状第8巻まで刊行されていて、
まだ続いている物語なのかと思っていたんだけど、どうやら、もう一旦連載自体は終了していて、
次の第8巻が最終巻、ってことなんだとか、
じゃあまぁ、今までの展開がどう次の巻で締め括られるのか、
を楽しみに、次巻は読み進めて行けばいいのかな、と。

とりあえず、この巻の中身に関しては、
第1話「復興のハウゼン」～第28話「失いたくないもの」、とエピローグ「マインの笑顔」、とあとがき、
という構成内容で、
細かく場面毎に各話が区切られているので、
読み進め安かった…けど、やっぱり、物語自体は面白く読めているものの、
所々で、文章の「てにをは」がオカシかったり、
誤植的なのがあったり、が目に付いた、のが勿体なかった、
かな。
あと、場面毎の各話…な第1話～第28話、なアレに対して、
マイン視点の語りが地の文になっているエピローグ「マインの笑顔」に、大幅に紙面が割かれていて、
で、マイン視点での色々な事柄が明かされつつ、ラブコメ要素も多めで、
楽しく読める内容で、よかったな、
と。
ただ気になったのは、マインとロキシーが初めて対面し言葉を交す…的な場面で、
いや、会話するのは初めてかも知れないけど、
フェイトが天竜を倒した後の場面で、暴走する前にマインに殺して貰おう…
とするのをロキシーが割って入って止める、という場面があったから、姿自体は見た事があったのでは?
と思ったんだけど、マイン的には、その時には、ソレがロキシーだという認識では、
記憶されてなかった、ということなのかな…という部分、
または、ヴァルキリー状態の容姿だったから分からなかっただけで、
その後の元に戻った姿はちゃんと記憶にあったのか…
ちょっと、その辺が、文章描写からは、はっきりとは分からなかったな、
と。

まぁでも、ともかく、濃密な内容を堪能出来たと思うし、
次の最終巻も、期待出来そうかな、と…読み終えての満足度は、そこそこあって、
買って読んだ甲斐は、確実にあった、と思えているんで、
よかったです。