狼皇子の片恋い積もりて【電子限定版】 みんなのレビュー

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

作者初読です。
好物の平安ネタに惹かれて買い。
読んでみたらもこの時期に疫病で
東宮をはじめばたばた薨去されてのネタなのですが
まあ、それはそれとして。

特にそういう獣体を許容している（複数いる）世界でもないのに
狼耳としっぽが受け入れられているところで
（忌み嫌われていようとも殺されたりはしない・・・
皇子ならひそかに葬る系だよね）
ファンタジーとして認識して読んでいけば
色々つっこみどころはありながら、
まあよしとして楽しめました。
ときどき、地の文にひっかかるともありましたけど
（すぱーんとか・・・）
片仮名語とかはなくまずまずだったのではと。
まあ、そんなすべてをファンタジーとくくってしまって
狼皇子と御付きの者の愛らしいLOVEでした。
タイトルそのままの作品でした。

幸紀が天然でずれていて、かわいらしさ爆発なのと
敦誉の歯がゆさ加減が愛らしい。
（雷なって怖がってくっつくとか）
呪を疑われるあたりとか狼になって助けにくるは
まあお約束な感じでしたが
そこらへんもなんかほのぼのと受け入れてしまえたのは
それはそれなりの力があるということでしょう。

それと・・・挿絵を見てずっと気になっていたことが・・・
敦誉の耳は4つなんですかね？
これだけはどうも気になるところですけどね。

そして、兼忠がいい味出しておりまして
（敦誉ががるがるうなってしまうのわかるわー）
宗光ともども気に入りました。

余談ですが、実は私幸紀の
「ぺってなさい！ぺって」
に悶絶しました。


とても愛らいお話でございました。

☆3.5評価の４です。

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投稿者：はな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

駆け足で終わってしまった印象ですが、皇子の一途な思いが叶ってよかった！出会いから１５年。美人な奥手の坊っちゃんと幸せな御代となりますように。

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投稿者：ぴょん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

運命の番や一途なお話が好きなので、獣のお話が好きです。狼皇子も一途でした！でも、もふもふはほとんどなかったです。
昔の言葉に慣れていないので少し読みにくかったです。