紙の本
珍しい食べ物の話に加えて、人情味溢れた事件もので楽しませてくれる
2016/11/26 10:42
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫版の場合、1冊4話はどうも定型のようだが、最初に読んだ『時そば[6]』が1冊で一つの捕物だったのがむしろ異例で、1話づつ別の捕物になってると思ったのだが、そうでもない。本作では、確かに1話ごとにそれなりの決着はつけているが、更に大きな根源悪を巡る大捕物を4話を通じる一つの話にまとめている。これは余程の緻密な構想力が無ければ難しい作業と感じた。珍しい食べ物の話に加えて、人情味溢れた事件もので楽しませてくれるこの作家、ますます気に入ってしまった。
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相変わらず四話目のイキナリ纏める感は否めないけれども今までで一番面白かった。
料理は反面、物足りないかもしれない。今までが凝っていたから。ちゃんと歳を取っていて、読みたいなと思う。
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廻船問屋が出てきたぞ。この流れはあれか?「しゃばけ」シリーズのぱくりか?と思ったのはここだけの話で、さておき。
必殺仕事人じゃなくて、隠れ者になると腹をくくった季蔵さんだが、なんというか、腹をくくった感がこれっぽっちも感じられず。ばたばたと人だけが死んでいくという。江戸ってそんなに物騒なのかい?とツッコミをいたしたく。 困った時はとりあえず、殺しとけぐらいの気持ちなんじゃなかろうかと勘ぐってみる。
虎翁のブキミさはもう少しひっぱといたほうが、話に深みがでたんじゃないかと思ってみる。
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20120318 安心して見られるシリーズ。トリックや動機はあまり深くないが話たい事は犯罪ではないので関係ないようだ。
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「林巻大風呂吹大根」には興味を持った。
しかし、他の料理はいまいち。季蔵、おき玖はまあいいが、他の登場人物はまったく魅力なし。常連の3人も最悪。料理はいまいちなら、事件がぱっとすればまだしもこれもさっぱり。料理モノでもなく、事件モノでもなく、人情モノでもなければいったい何が売りなのか?
それにしても こんなシリーズを時間を使って読んでいる私はよほどのヒマか?
ちなみに次も借りることが出来てしまったので、読みますが・・・
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L 料理人季蔵捕物控3
不可解な料理も結果的に誰かの記憶で即再現。やたらいろんな人が死ぬ。じーさんから娘、子供まで。悪から何もしらない人までみんなあっさり死ぬ。死んでから話が始まるといってもいいので、仕方ないのか。それにしたって出てくる人をどんどん殺さなくたってねぇ?義理と人情の捕り物ってそこまで厚いものは全然でてこない。
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料理も事件も中途半端…
というかやたら殺人事件がおきるし、季蔵さんもわりと簡単に殺しちゃうし。。
ひまつぶしにはなるけど続き読むか悩むところ。
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一巻から立て続けに起きてきた事件の、黒幕が明かされます。
全ての事件がつながって一つにまとまるところはスッキリします。
1シリーズ一区切りってとこでしょうか。
似た名前の登場人物が多くてちょっと頭が混乱したけど、面白かった。
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料理人です
仕掛人?です
性格が地味です
過去からの因縁が色々ありそうです
物語としてはもう少し頑張ってください
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冷蔵庫のない時代、刺身と言うのはかなり冒険な気がしますが、昔は江戸近辺でもさまざまな魚が食べられたのでしょう。
初鰹の話を軸に進んでいきますが、虎翁の話の最後は思わずえーっと思ってしまいました。
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内容(「BOOK」データベースより)
初鰹で賑わっている日本橋・塩梅屋に、頭巾を被った上品な老爺がやってきた。先代に“医者殺し”(鰹のあら炊き)を食べさせてもらったと言う。常連さんとも顔馴染みになったある日、老爺が首を絞められて殺された。犯人は捕まつたが、どうやら裏で糸をひいている者がいるらしい。季蔵は、先代から継いだ裏稼業“隠れ者”としての務めを果たそうとするが…。(「あおば鰹」)義理と人情の捕物帖シリーズ第三弾。
平成30年11月6日~8日
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塩梅屋に訪れた老爺が殺された、犯人は捕まったが、裏で糸を引いている者がいるらしい。季蔵は裏家業「隠れ者」として務めを果たそうとするが・・・
シリーズ第3弾