紙の本
黒いマリア像は、母の強い愛の表れか
2023/08/17 12:33
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙絵のマリオットが、すべてを語るようだ。女性秘匿捜査官原麻希が、テロ集団背望会リクルーターを追う第3作。母の愛が、ゆがんだ性格を生みだすのか、あるいは自尊心のない人間を生み出すのか、と思わざるを得ない展開、結末だった。最後にリクルーターの正体が明らかになったかと思われるが、これからさらに話は複雑化するのだろうな。
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女性秘匿捜査官 原麻希シリーズの第三弾。
最初がアゲハ。
次がスワン。
そしてマリア…。
読むのが楽しみ。
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原麻希シリーズ。謎の人物・リクルーターにどんどん迫りつつ、そこに起こった新たな事件。そして麻希と菜月の迎えた親子問題。スリリングな展開で一気読みです。
さまざまな状況からみると、犯人はあまりに可哀そうなのだけれど。犯人ではなかったあの人が怖すぎるなあ……見かけに騙されてはいけませんね。むしろ騙されたほうが哀れかも。
いよいよリクルーターの素性が判明してくる模様。次回作が気になります。
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ハラマキシリーズ第三弾。
前作で謹慎中になったはずの麻希が、ズカズカと事件に踏み込んでいく。
何でもありかいっ!
今回はリクルーターとの直接対決もなく、ありきたりな内容で終始完結している。
間を開けずに発刊した続編エリカに期待。
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リクルーターとの戦いという同じテーマを飽きさせずに引っ張れるところがスゴイ。警察官が事件以外に家庭でも苦悩することろは堂場作品の女性版というところか。
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よく警察手帳を落とす警察官だなァ。教育虐待という言葉は初めて知った。娘の年齢が近いので、主人公の行動に苛立ったり共感したり。私ワーカホリックでなくて良かった(笑)。それにしても、周りが絶賛するほど有能に見えないんだけどな、この主人公。さてシリーズ恒例の独断妄想キャスティング、いきます。蔵本織江;瀬戸朝香、原田隼人;向井理。10代の女優さんに心当たりがないので、チアリーダーズはパス。追記20130815 嵯峨美玲;国生さゆり、吾川順次郎;大杉漣、二木愛香;戸田菜穂、伊達警視正;中井貴一、マザー溝部;草笛光子、アバンギャルド鈴木;博多大吉、百瀬一;及川光博、森田智弘;渡辺徹、リクルーター;松田翔太、ミッチーから変更。ファンの方ごめんね、妄想なのでお許しください。ちょっとクスって思ってくれたら嬉しいです。(2013-08-03L)
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秘匿捜査官・原麻希の3巻目「マリア」です。
時間的にも、前作「スワン」から、そのまま繋がっています。
今回もひねってます。前作以上かな?
腕っ節が強いわけでもなく、ただ「なんか変じゃない?」と言う違和感で捜査を進めるハラマキさん。
良く警察手帳を落とすし、周りを巻き込むし、どちらかと言うと「警察官に向いてない」感じですが、それがイイのか?すっかりハマっております。
今作で登場する、伊達警視正。私的に彼が怪しいと思いつつ、読み終わってしまった。
すごく次巻が気になります。
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女性秘匿捜査官、原麻希のシリーズは「アゲハ」「スワン」と来て、この「マリア」で三作目です。
このスピード感とハラマキさんの男前っぷりが好きで、ずっと図書館に「マリア」が入るのを待っていました!
やっと「マリア」が入ったと思ったら、すでに5作目まで出版されていて、同時に全部図書館入りしていたので、全部読もうと思っています。ちなみに5作目で完結だそうです。
いや~~、ハラマキさんの行動力と勘のするどさ、見事です。
「アゲハ」「スワン」は、少々やりすぎ感がありましたが、本作は舞台が女子校チアリーダー部ということでソフトな感じがしました。
そして本作ではハラマキさんが10歳の反抗的な娘に手を焼いている様子が他人事とは思えない…。
まだまだ娘との溝が深いままなので、今後どうなっていくのか読みたいと思います。
リクルーターの正体がついにわかりました。
何者なの?!
あーー、早く続きが読みたいな。
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「アゲハ」・「スワン」に続く、女性秘匿捜査官・原麻希シリーズの3作目。
書き方にスピード感があり、物語の緊迫感が非常にうまく伝わってくる。最後まであっという間に読めてしまう。
謎解きだけではなく、親子・夫婦の心のやりとりも、物語に深みを与えている。
犯行の動機や手口はあまり練られたものとは言えないが、それを差し引いても非常に面白い小説だった。
続編が楽しみだ。
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アゲハ、スワンに続くシリーズ3巻目。とても面白く読ませていただきました。
今まではタイトルが背望会リクルーターが仕込んだ犯人の名前だったんですが、今回は違います。
名門キリスト教系女子高校のチアリーディング部に起きた殺人事件と、腐乱した自殺死体?とが絡み合う事件に、背望会が絡んでいる。
原麻希も広田も今回は被害を受けます。それにしても原麻希の捜査推理能力恐るべしです。
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シリーズ3作目。前の奈良の話はとにかくややこしく感じたので、それに比べるとすっきりしてるが、どうも最後の謎解きが物足りなかった。明らかに続く感じで終わるのってあまり好きじゃないなあ~
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ハラマキが娘と徹底的にぶつかる
未熟な母親は現実から目をそむけて
仕事に逃げる
死にかけて娘も少し優しくなるww
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面白かった。シリーズ第3弾だが、間延びせず、物語全体としても話が進展している。女性登場人物が単にいい人でないところもアクセントになっている。第4弾も期待。
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評価は4
内容(BOOKデーターベース)
警視庁鑑識課に勤める原麻希は、奈良での失態を受けての謹慎中に、友人の離婚式で原田という刑事から相談を持ちかけられる。とあるアパートの一室で見つかった女性の自殺体が、他殺ではないかと言うのだ。現場に残っていたゲソ痕から、麻希は恵比寿の女子高へとたどり着く。そしてそこで、第二の事件と遭遇するが―。ついに宿敵リクルーターの素性が明らかになる!?映像化もされた人気シリーズ第3弾。
著者について
両親を殺して保険金で何くわね顔で生活する高校生。
二面性を使い分ける高校生。怖い怖い。
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警視庁鑑識課に勤める原麻希は、奈良での失態を受けての謹慎中に、友人の離婚式で原田という刑事から相談を持ちかけられる。とあるアパートの一室で見つかった女性の自殺体が、他殺ではないかと言うのだ。現場に残っていたゲソ痕から、麻希は恵比寿の女子高へとたどり着く。そしてそこで、第二の事件と遭遇するがー。ついに宿敵リクルーターの素性が明らかになる!?