投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
負け惜しみ的なタイトル通りの第一話で読む気がなくなったが、その先は少し意外な展開もあった。テーマとしては敗者復活戦というところだが、小説として楽しめない感が残るのは自分の年齢のせいか。だとしたら、この小説は誰が読むんだろう、あまり勧める相手もいない感じがしての星評価。案外このテーマは難しい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
タイトルが気になって読みたいと思っていた。
自分の良いところって、一番気付きにくい
それって普通のことと思ってしまう。
だから分かってくれる仲間は、かけがえのない存在で、それもまた気付きにくいもの
当たり前では無くなって初めてその存在に気づく。上手くできてる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
短篇集かと思い読み始めた
主人公の変遷を何十年分を凝縮して描いた
人生の目標を考えさせられた作品
伊吹作品に初めて触れた
解説の北上さんの推奨している作品も読んでみようと思う
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
中年の敗者復活戦!?
人生山あり谷あり。山のてっぺんから転がり落ちて現在谷底、いろいろあってつながりを持ち仲間となり、再起をかけていく。
中年を通り過ぎようとしているものには、ちょっと眩しく、頑張れ!と応援しながら(コウキの母の心境に近いかも)読みました。
心の中で見たことのないはずのネイチャリングの映像が広がって来ました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
内容が、馴染みのない動画編集や映像技術。イメージしづらくあまり没頭できなかった。最初の話で、借金に追われ付き合っていた女性も失うという主人公の境遇。考えただけで応援したくなる。その気持ちがあったから全部読めた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
バブル期に東京で騙されて借金を抱えた主人公が、田舎に帰りバイトをしながら借金を返済した。
寡黙だが人間味のある主人公を応援したくなる作品だった。
作中に出てくる『ネイチャリング・シリーズ』は映像を見ていなくても脳裏に浮かんでくるような描写であり、印象的だった。
今はちょっと、ついていなくても何かがきっかけでつきはまわってくる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
今はちょっと、ついてないだけ
つらい時、おまじないみたいに唱えたら頑張れそう。
いい時もあれば悪い時もある。
流れに身をゆだねて、フワフワと乗り切ったらいいのかもしれないけれど、そういう時ほどジタバタしてしまうんだよなぁ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
立花浩樹はバブルの頃、ネイチャリング・フォトグラファーとしてテレビで活躍していたが、バブル崩壊後、仕事を失いパチンコ三昧の日々。偶然入ってきた撮影の仕事から自らを取り戻せるのか。
中高年応援小説、良かった。テレビ番組制作の場を追われる男や芸能界を追われる男も出てくる。最近伊吹有喜の本ばかり読んでる気がする。多分自分が求めてる栄養があるのだろう。滋養強壮伊吹有喜
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
過去の栄光を思い出すのが辛い主人公の写真家を取り巻く物語
登場人物みんなが周りが想像つかない苦労を抱えながら生きている、今はちょっとついてないけど、明るい希望を持てるお話だった
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
私は大学時代、所属していたゼミの教授からのアカハラでどん底の気分だった時がある。身に覚えのないことで責められ、散々嫌な言葉をかけられ心臓がどくどくと嫌な音をたてるほど傷つき、夜も眠れず泣く日々だった。これ以上こんなゼミにいられない、と必死に学部長にゼミを変更したいと頼み込んだ。しかし、どこのゼミも手一杯で、私を受け入れられないとの冷たい返事ばかり。そんな中、唯一快く受け入れてくれたのが、私がのちに心より尊敬する恩師だった。
逃げ込んだ先のゼミの恩師がくれた、忘れられない言葉がある。
『人生山あり谷ありですが、悪いことばかりは続きません』
私は、嫌なことに直面して沈んだ気持ちになると、この言葉を思い出す。
そう。今はちょっと、ついてないだけなのだ。そのうちついてない時期は終わり、いい運がやってくる。だから私は、希望を持って生きていられるのだ。
この本はそれを改めて考えさせれくれた。心の底からじんわりと暖かくなれる、そんな作品だ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
家族に対する後悔、自分の生き方に対する後悔、そしてそれ「ら」が昇華されていく描写が素晴らしいです。ミッドナイトバスを読み返したい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
20230323
人との出会い、縁の大切さも教えてもらった一冊。
それぞれの才能を掛け合わせて、新しいことをするのって本当に楽しそう!!
人生山あり谷ありで、ほんとに何が起こるかわからない。でも、自分の意志さえしっかり持っていればいきらでも道は開けるんだろうな。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
『今はちょっと、ついてないだけ』
タイトルがいい。つらい時に思い出したら気持ちが前向きになれそう。
「ボーイズ・トーク」から後半の三章がよかった。
控えめでイケメンな立花さんが実在しているような気がしてしまい、会ってみたくなった。こういう感じの人タイプだな、是非綾野剛さんに演じて欲しいなと思って読んでいたが、すでに玉山鉄二さんで映像化されていた。どんな感じか気になるので観てみようと思う。
ひとつ引っかかった事。岡野が家族をバーベキューに連れ出す場面での奥さんの態度が酷すぎた。段取りが悪くても、楽しませようとしてくれた気持ちを汲むべき。思いやりが大事だよー。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
タイトルにひかれ手にとり
序盤は、なんかムカつく人ばかり出て来て嫌だな…と正直読み進めるか考えてしまった
けど色んな人生、色んな失敗した人たちが挑む敗者復活戦!!
気づけばドン底だった主人公に、写真撮影を通じてドンドン仲間になってくるRPG感…
そんな中年達が、這い上がる為に試行錯誤したりして
少年のように目をキラキラさせてる感じがワクワクしました。
※だから話が変わるけど 結局俺が何を言いたいかって言うと…
【あらためて見るとマジンガーZの走り方って意外と癖が強いよね?】って事!!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
一万円選書に紹介されていた一冊。
お題もいい!!
詰んでる私に、あなたにも、おすすめです。
読み終わったら、人生はわるいことばかりじゃないと思える。心穏やかになれる一冊です。
一世を風靡したコウキ。しかし今は詰んでいる。
昔、コウキに憧れた人たちが、集まってきて、再びコウキに救われていく。
コウキって素敵なんだよね、いつも飄々としていて、だけどわかりにくい。
そういうコウキがいよいよ自分と対比する最終章がすごくよかった。
登場人物が中年に差し掛かっているのも、なんかいい。読んでてしみじみする。
今はちょっとついてないだけ。
いつか抜け出せるから・・