紙の本
益々快調で、これまでの6冊の内で一番面白かった気がする。
2016/11/28 10:01
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
益々快調で、これまでの6冊の内で一番面白かった気がする。1話ごとにそれなりの決着をつけつつ、更に大きな根源悪を巡る大捕物を4話を通じる一つの話にまとめる流れは変わらないが、本作の仕組みはなかなかに手が込んでいたし、主役の一人である“塩梅屋”の看板娘である“おき玖”の恋の行方が絡んでくるとあっては、読者としては目が離せなくなるのは当然である。前作辺りから、季蔵が北町奉行・烏谷とタッグを組んで本格的に裏稼業に入ったことから、日本人好みの「勧善懲悪」スタイルが明確になったのも安心して読めるようになった所以かもしれない。
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うなぎと大葉と卵を使った菜の花に見たてたうまきの菜の花巻をぜひ食べてみたいと思った。試しにイメージで作ってみようかな・・・
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なんかもうこのシリーズはこういうもんだと割り切らないとやってらんない(笑)
相変わらず、ぽんぽん人は死ぬし、料理は理屈っぽいばっかりで美味しそうに思えないし。一冊通して、一つの悪をやっつけるという型どおりさ加減もなんだかなー。とは思うが。
常連さんたちや、廻船問屋の五平さんら、脇役が味を出してきたな。という印象。「尽くし」という割りに、数品で物足りないけれど。隠れ者のお仕事の底が厚みを増してきたようにも思えるので、まあまあ。
しかし、このイラスト季蔵がいい男に見えないのが難点だよな。
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L 料理人季蔵捕物控5
やたら人が死ぬ。下手人と思しきひとがやたら自害する。やたら自らの悪事を話してから死ぬ。と思ったら全部つなげてきたよ。たくさんあるご都合主義も、こういうもんだと思えばいいか。
おき玖があまりに哀れ過ぎ。
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塩梅屋の看板娘、おきくの幼馴染との話が出てきたり、季蔵と瑠璃との昔の思い出話も出てきたり、少しずつわかってきて面白い。
料理は今回は上方の和菓子が出てきます。
今は東京でも売ってるのを見かけるけど、今年は食べ損ねてしまったわ。
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おきくの幼なじみが出てきますが、ここで突然出てくるということは、既に怪しさ満載。
…と思いながら読んでいくと、些細な事件からやはり繋がりがどんどん出てきて、最終的には季蔵が始末するということに。
真実は闇に葬り、密かに始末を続ける季蔵でありました。
作中に出てくる鰻料理や筍料理は気になりました。
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想い筍 早水無月 鯛供養 旅うなぎ
おき玖の幼馴染との結婚話。
最後に来て五平さんの結婚話。
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今回の悪の根源は、おき玖との結婚が約束された貴残屋清三良だったとは。最期は季蔵に成敗されるが、おき玖のその後の反応が意外。そんなに、アッサリ割り切れるものなのだろうか?
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お菊ちゃんが季蔵をあきらめて、幼馴染と結婚するのかと思ったら
幼馴染は悪いやつで、季蔵に始末されてしまった。
お菊ちゃんがそいつが悪い奴だと知らずに済んだのは良かったけれど、切ない。
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内容(「BOOK」データベースより)
日本橋にある一膳飯屋“塩梅屋”で毎年恒例の“筍尽くし”料理が始まった日、見知らぬ浪人者がふらりと店に入ってきた。病妻のためにと“筍の田楽”を土産にいそいそと帰っていったが、次の日、怖い顔をして再びやってきた。浪人の態度に、季蔵たちは不審なものを感じるが…(第一話「想い筍」)。他に「早水無月」「鯛供養」「旅うなぎ」全四話を収録。美味しい料理に義理と人情が息づく大人気捕物帖シリーズ、待望の第五弾。
平成31年1月8日~10日
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病気の妻のためにと「旬の筍の田楽」を土産に塩梅屋を後にした浪人だが、翌日、怖い顔をして再びやってくる。浪人の態度に季蔵たちは不審なものを感じるが・・・
シリーズ第5弾