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睡眠関連の疾患に苦しむ患者たちの症状を描いた本です。初めて睡眠関連の症状の話の本でしたので、興味深く読みました。かなり詳細な脳のメカニズムも書かれており、その部分が長いため、ちょっと置いて行かれる部分もありました。その分患者さんの不思議な症状の部分はオリバーサックスの本程ではありませんでした。1章で非24時間睡眠覚醒症候群という初耳の言葉が出てきて、その後も興味深い疾患が出てくるのかと思いましたが、その後は知っているものばかりでした。ナルコレプシーの記載が非常に多く、バラエティに富むわけではないのだなと思いました。
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タイトル通りの本。
睡眠異常と遺伝、エピジェネティクな要因、現在の環境要因、脳。。。
いろんなパラメータで、睡眠の側面を明らかにしていく。
また、治療法だけでなく治療経過、結果も詳らかにされていく。
意外と完治しない。
今夜眠れる人は、幸せを噛み締めたほうがいい
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睡眠の病に関する色々な話が読める本。問題なく眠れるというというのはありがたいことなんだなと思えます。
個人的にはボリュームがかなりある本だと思います。なかなか読み終わらなかった…
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夢遊病、睡眠時無呼吸、むずむず脚症候群、ナルコレプシーなど睡眠に関する症例が書かれており、どれも本のタイトル通り「奇怪な出来事」です。
睡眠に関する病気というのは完治ということは殆どなくせいぜい症状を治めるのが精いっぱいなものが多い。
なにしろ睡眠というもの自体がそもそも謎なのだから。
それでも睡眠に関わる様々な症状の原因も少しずつ解明もされてきているようだ。
自分が寝ている時のいびきや寝言、無呼吸等はどれも自分ではなかなか気づけない。
そういう面でもこれらの病気というのは深刻化するまで気づかれないという怖さもあります。
非常に読み応えのある内容で面白かった。
この分野に興味のある方でしたらおすすめの一冊です。
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本書の原題は「The Nocturnal Brain」、"夜行性の脳"とでも訳せようが、眠りといえば、日の出・日の入りと同じように万人に規則正しく訪れ、脳にとっての休息…では全くないことが睡眠医学の専門家によって描かれる。
それは多少の不眠や起床リズムのズレなどとはほど遠く、完全に昼夜逆転することもあれば、寝ている間にオートバイで出掛けて帰って来る人までいるそうだ。
取り上げられているのは、著者が実際に取り組んだ症例だが、計測装置や様々の薬剤の進歩により、症状を把握し、対応できるようになってきたとのこと。
日頃特に意識もしない「眠り」の思いもよらない深層に触れることのできる本。
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コタール症候群
はじめてきいた、、
まだ数ページだけどとても興味深い
本を読んで大声でたのははじめてかも。
ぐぇぇーーーひゃぁーーーー
口から?????
フィニアスゲージ