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映画を観るなら
2021/02/06 13:13
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投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作を読むのに、括りが括りだったので読まずに来たが、ミステリー要素の有る話は読みたい誘惑には勝てず、今回、映画になったのを機会に読んでみた。
結論から言えば、映画を観る前にこのノベライズ版を読んでみて、ノベライズ版を読む前に、原作のコミックを読むのをお薦めしたい。
「BL」に抵抗が強い方には、お薦めはしないが、話は面白い。
原作の根底にある複雑な感情は、ノベライズから映画と移るに従い薄くなるので、出来れば、やはり原作は読みたいところだ。
テーマは「理不尽」だろうか?
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映画のノベライズ本。
この手の書物の中にも、もちろん素晴らしい本はあるにはあるんだけれど、私の経験的には殆どが駄文。
今作も文章そのものに読みづらさは無くて、駄目だ!こりゃ!という程では無いけれど、純文学(この呼称…もはや死語?)では無く、サスペンス或いはホラーというカテゴリーの中では著しく面白味に欠けた内容だった。
謎の少女との攻防の淡白なことといったら…そこが肝なんじゃないの?と突っ込みたいぐらいの柔な展開!
まぁ、作者さんはあくまで映画の脚本に準じてストーリーをしなければならないだろうから、いただけないと言えば脚本なのでしょう。
て、
これって映画の宣伝の一環じゃないの?
だとしたら、これ読んで映画行こうって人は出演者のファンの人達くらいじゃないか?
試しにマンガ原作って事でそちらを読んでみようかな。
映画脚本はともかく、映画化されるって事は元は面白いんじゃない!
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何か除霊や主要2人の描写が気持ち悪いなと思ってたら原作はBLなんですね。それなら本の裏表紙にその旨を書いておいて欲しいと思いました。
話も大量に殺人をした人物が(本人の本意ではないにしろ)そのまま野放しになってるのもイマイチ。
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なんだろう、分かってはいたんだけどこんな感じの展開なんだ、と思った。
ここの感想にあったけど、これBLなのね...ちょっと苦手かも。
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ほんとは、原作が読みたかったけど、手っ取り早く映画版ノベライズで済ませる。
ホラー版まほろ駅前多田便利軒といった感じかしら?
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映画出演していた志尊くんの入院報道があり、気になっていた映画にノベライズを購入し読みました。
ホラー(心霊系とか)苦手だけど、文庫は問題なく読めた。
映画を見るかは、表現的に悩むところだけど、機会があれば見てもいいかなと思った。
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*
見える人 書店員 三角
幼い頃から見える事で人との違いを感じていたが、
生きづらく不都合だと思いそれを隠していた
突然現れ、彼を運命と言う正体不明の冷川
自分と居れば怖くなくなると言う
上質の肉を食べながら時給のいい
変な契約を交わす
不可解な事件話を持ち込んだ刑事の半澤と
知り合い謎に足を踏み入れる
事件は冷川の過去と繋がっているのか
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霊が見える人と霊を祓える人
二人がペアになって事件を解決する
もとはコミックということで
小説といってもコミックを読んでいるような感じ
読者が好みそうなキャラ設定に漂うBL臭(笑)
実写化にあたって配役に違和感があると聞いたので
読んでみたけど…
見てみないとわからないな
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そこはかとなくBLっぽいオカルトホラーもの。冷川の人の心の分からなさは教祖様時代の負の遺産だった…。ラスボスかと思ったヒウラエリカが仲間になる系中ボス系の良い子だった。半澤さんの目に見えるものしか信じない力、すごい。
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三角は幼い頃から良くないものが見えていた。目を逸らして生きていた彼の前に、冷川が現れ、自分と一緒にいれば怖くないと囁く。言葉につられる様に彼の元で働くようになるが、自分が見ていたのはその世界の上澄みでしかない事を知る。
***
原作は漫画だっただろうか。それが映画化してノベライズ化した、というなんとも複雑な変遷を経たこちらの一冊。
映画も漫画もまだ見てないが、興味がある一作なのでまずは小説から。
幽霊が見えるが祓えない書店員、三角と浮世離れした祓える男、冷川の二人が契約のもと奇妙な事件を解決していくというストーリー。
ホラー小説やホラー映画は好んで視聴したり、読んだりするが、何もできない無力な人間が怪異に脅かされる話を多く見てきたため、祓える人間が出てきてある程度怪異に対して優位に立つのは新鮮。
登場する登場人物のかなりキャラクターが立っていたり、シリアスな雰囲気でありながらかなりストーリーが快活に動くのでエンタメホラー映画という位置づけになるのだろうか?陰鬱なシーンはあったが、怖いというよりは、何となく少しだけわくわくするような感じだった。
読み始めは、奇妙な凸凹な二人が片方に振り回されながら(主に三角が)進んでいくバディものだと思ったが、どうにも雰囲気が違う。
和気あいあいとするわけでもなく、かといって腐れ縁で付き合うようなバディものにある少し殺伐とした雰囲気があるわけでもなく、謎の距離感を保って進行していく。冷川の方が急に三角に距離を詰めたりして、なんとも関係がちぐはぐ。
この関係のちぐはぐさが起こる原因の大多数は冷川にあるわけだが、この冷川がなかなかの曲者だ。
浮世離れしていて飄々としているというのが一番近い表現かもしれないが、なんだかそれも違う気がする。打算的で自分の利益を優先し、他人を顧みない発言を多用し、なんだこの野郎と思う瞬間もあったりしたが、同様に自分の事も顧みない危うさも感じさせる。
とにかく、心を介して感情が発露されていないと感じ、人形に無理やり心を作ったらこんな風なのかな?
この変な感じは読んでもらわないと分からない気がする。とにかく表現に困るのだ。
そのため、この作品もバディものと表記するのは違う。
そんな二人が、様々な事件に巻き込まれながら、呪いを振りまく女子高生の影を追う。そして、少しずつ関係を近づけつつ、最後は一筋の闇に導かれるように、これまで起きた事件たちの大元に至るわけだが、この大元こそが冷川が現在の冷川たる存在になった原因。
冷川がなぜこうなったのかという過去話はかなり胸糞悪いので読んでいてしんどい。
冷川の子ども時代の無邪気さと、彼が知らずに引き金を引いた惨事とのミスマッチが本当にしんどい。
こんな壮絶な過去があればそうなるわと納得。彼もまた被害者だったのだ。
三角の助けもあり、過去を一部清算できた冷川は少しだけ人間味を取り戻せたのかもしれない。あんまりすぐは変わってなかったけど。
最後はさわやかな終わり方をしていたが、一つ納得いかなかったのが、すべての原因となった黒幕の正体が知れなかったこと。
(漫画の結末が同じような流れになる場合に限るが)映画では漫画に配慮して明確な表現を避けたのか、映画のテーマがオカルトではなく、三角と冷川の成長を見るという方面の様なので、そこまで重視されなかったのかは分からないが、うやむやのまま終わったのはちょっと残念だったかなぁ。
漫画を読めばこの続きが分かるのか、どうなのかちょっと気になるので、漫画も読んでみようかと思っている。
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霊が見える男・三角と、霊を祓える男・冷川。
不思議な力を使って難事件に挑む2人。
しかし、『ヒウラエリカに、だまされた』と死んだ殺人犯の声が...
果たして、ヒウラエリカとは、何者なのか?
その目的とは?
死者のメッセージに隠された驚きの真相とは?
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気になっていたタイトルで思わず手に取った。呪い、怖いなあ…。やはり負の感情は自分にかえってくるのだわ。
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呪いで殺人って現実にありそう
って思いながら読んだけど
想像の上をいくドロドロした展開に
ずーんと気分が沈んでくる。
だけど最終的には
死んでもいいとかどうでもいいとか
そんな絶望していた人達が
ほんの微かな希望みたいな感情を持って
途中ドロドロだけど
結果的には読んで良かったかなぁ。