紙の本
心の奥底を見つめてみる
2021/02/25 12:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分のことを悲観的に考えてしまい、前向きに生きようと自分を変えてみようとするが、うまくいかないことが多いと思います。
この本は、前向きになろうとするのを表面的なやり方ではなく、自分の心の中に溜め込んでいる本質的な原因に焦点を当てることで、前向きになれるキッカケを教えてくれています。
前向きになれない原因となる、怒りや悲しみ、不安、人に振り向いてほしいといった本質に向き合う時間を持ち、自分と周りとの関係を少し変えることで、否定的な自分を少し前向きな方向に変えることができます。本の中で見つけた「自分に対して、批判的なまなざしではなく、好奇の眼差しで見てみることだ」フレーズは、自分を評価しなおすきっかけにできる言葉だと思いました。
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無意識に気付き対処していく、気持ちの持ちようで行動がかわる。悩んでいる時は、マイナスに考え過ぎているからで、見方を変えること。
この本を読んでみたら、気持ちが楽になってきた。
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感じていることと、考えていることの差分を捉える。
自分と向き合うこと。
どんなインプットよりも自分を知ること、今あるものに気づくこと。
変えられないものに悩むより、変えられるものに注力すること。
そうやって幸せは自分が決める。
その通りだと思う。新しい知見はなかったが、再確認するものだった。
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自分が自分以外のものになろうと頑張ったりしないで、自分は自分であると感じ、他の人と比較しないで自分の人生に満足し、地道な努力を続ける。そうすれば不安や緊張に苦しめられない。
分かっているけどできない。
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「心の鏡で自分を見る」
人は無意識に不幸になることを望んでいる。
→この言葉が印象に残った。心を軽くするためには
まず自分自身を深く知ることが大切だと思う。
そのためにも、本当に自分はこう感じるのか、やりたいことなのかを心の鏡で見ていく必要があると感じた。
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自分の中で最近意識していることだけれど、自分の意識のほどんとが無意識に支配されているんだなと改めて感じた。
結局自分の心からしたいことでないと頑張れないし、いくらやることリストを作って仕事をしたり、頑張って気合を入れようとしたりしてもモチベーションが高まらない。
自分の心の声に耳を傾けながら、上手に目の前のことと対峙していくことが大事なのかな。
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人生は幸せになるようにプログラムされてない、不幸だと嘆く裏には何もしなくても幸せになれるはずだという錯覚が存在する。これに気付かず過ごしてきた人が、これを受け入れ努力してきた人と比べて劣等感を持つ。
意識レベルでは「苦しみたくない」と思っていても無意識レベルでは「苦しみたい」と思っているケースが多い。これ、アドラーの心理学でいう「変われないでいるのは、自らに対して『変わらない』という決心を下しているから」と近いよね。人には「成長欲求」と「退行欲求」があり、問題の解決には自発性や能動性が必要だが問題を嘆くのは楽だ。こうすることで「退行欲求」が満たされる。なんかの本に「クズはクズでいることで独自性をだそうとしてる」的なことが書いてあったな、これも近いのかな?
劣等感は人間嫌いを引き起こす、これは敵意となり滲み出るので良好な人間関係が築けない。愛されたいという執着の中にも敵意がある、そしてこの執着の度合いを愛情の度合いと勘違いし沼化する。
社会的エリート心は子供、これ分かる。社会的エリートということをもって自分を満たそうとしてて、いくらhavingを持とうともbeingを持ててない。こういう人は自分のhaveしているものにウエイトを置いて人と比べる、この比べるという行為も自分を満たすため(自分を保つため)。
直したい「現象」(人の評価を気にしてしまうとか)に着目するのではなく、それを引き起こす「原因」に着目し本質的思考をすること。
自分が魚だと分かれば木に登れないことを嘆くことはない、自分を知ること、得意領域と不得意領域を理解し受け入れその上で努力すること。
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タイトルの印象より中々にキツめの内容だけどタメになった。
無意識の自分自信をもっと深掘りして考えていこうと思えた。