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【西日本の小・中学校を中心に広がる「弁当の日」に迫る】子どもが親の手を借りず、自分で作った弁当をもって学校に行く「弁当の日」。この取り組みで変わる子どもと親の姿を記録する。
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内田美智子さん(助産師)の言葉が興味深い。
「性につまずいた子どもたちと話していたときに気付いたことがあった。彼女たちには、安心してごはんを食べられる環境がなかった・・・(中略)
食べることは生きることにつながる。きちんとごはんを食べていない子どもは、性に対しても、どうでもいいという感情を持つようになる。
「自分の身体なんだから、自分で大事にしないとね」と言っても、その子自身が大事にされていなければ、自分の身体を大事にするということがわからない。」
食べることは行為としてだけでなく、どれだけ奥深いものが含まれているのだろうと胸をつかれた。
「弁当の日」を作られた竹下和男さんの最後の言葉も素晴らしい。
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子どもにお弁当づくりをさせてもたせる試み。
我が子の学校でも町をあげての食育の取り組みとして毎年行われているものの、何となく意図は分かるけど…くらいの理解力でしたが、これを読んでみて、もっとその裏に隠れていたコンセプトが見えてきました。
弁当の日を始めた校長先生の考えがしっかりと伝わり、なるほど!と思うとともに、その輪を広げて子どもたちを救いたいという思いに涙してしまいました。