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文明論之概略 みんなのレビュー

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みんなのレビュー21件

みんなの評価4.1

評価内訳

21 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

「日本」を悩ます問題

2003/03/15 17:35

3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:メル - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書を読みながら思ったのは、福沢諭吉の論は追いつき追い越せの猛烈サラリーマンみたいだということ。欧米並の「文明」の国になるぞ、という強い意気込みがここにはある。
 なぜ、福沢諭吉は「文明」にこだわるのか。それは、自国の「独立」を守るのが大目的だからだ。では、そのために何をすべきか。本書での福沢諭吉の問題はこれである。「独立」するためには、日本は文明化しなくてはならない。有名な「野蛮、半開、文明」の三つの区分がはじめに示される。福沢は、このような相対的な視点から論じるのが特徴。日本は、「野蛮」な国々から見れば「文明」の国かもしれない。しかし、ヨーロッパ、アメリカから見れば、まだ日本は「半開」の状態。のんきにしていたら、すぐに欧米に支配されてしまう。欧米に追いつかなければ、日本は「文明」国から支配されてしまう、独立が保てなくなるだろうという不安が、福沢に本書を書かせた理由なのだろう。「外国交際」の病に陥っているのだと何度も語る諭吉。圧倒的な力を有していると思われる諸外国と、どのように「交際」を行ったら良いのか、当時の社会の大きな問題であったのだろう。外交、それは今も昔も日本にとっては悩ましい問題である。
 本書を読むと、福沢諭吉という人はかなりの知識を有していたのだということが分かる。諸外国を実際に見聞してきた経験が、本書の基になっているのだろう。だからこそ、様々な比較を通して「日本」や「西洋」を論じることができたのだ。このような比較の視点、相対的な方法は、文化論の参考になるのではないだろうか。

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