どこまでも「昭和の男」の価値観でした
2020/12/03 07:19
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:風戸槙 - この投稿者のレビュー一覧を見る
グローバル化とか女性の登用とか、新しいやり方を取り入れつつも、根幹ではとにかくがむしゃらに働いてくれる人を求めている様子。著者はワークライフバランスに批判的ですが、早く帰ったらその時間で勉強しろなんて、実に恵まれた環境ですねとしか言えません。育児も介護もノータッチで生きてこられた方なんでしょう。家族を優先したら「そんな態度では本当の仕事はできないぞ」って言われそう。会社の役員の世代なので、あの頃はそういう価値観で会社が回っていたのだろうなという意味では参考になりました。
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こないだ社長の本だしてたけど。。。部長なのね。
見渡すと「部長」をテーマにした本が皆無だったので、斬新といえる。社によって部長の定義が違うと思うが、ここまで部長とはを言い切ってしまうと気持ちいい。
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元伊藤忠商事の会長が、仕事とは何かを自分の経験に基づき語った本。
今の時代に生きる人から見るとかなり古い考え方に見える人が多いと思うが、自分は大部分がこの方の考えに同意する内容であった。自分も既に古い人間なのかもしれない。
ただ一点、仕事のために誰かが犠牲になる、については全くだけは同意出来ない。まぁ考え方は人それぞれだから仕方がないが、最後の締めくくりで出て来ただけに残念である。
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前編”社長って何だ!“とほぼ同じ内容。基本的には昭和のリーダー像だが、令和の働き方のエッセンスを付け足し、耳障りの良い内容に仕上がっている。
「認めて、任せて、褒める」は、分かっていてもなかなかできないよね。
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自律的社畜人間のススメ、と言った感じ。
そういう人生もある。
ー 仕事をする中でストレス解消や心を解放するために趣味があるとしたら、仕事を一生懸命やるからこそ趣味があるのです。趣味だけを一生懸命楽しむのなら、それはもはや趣味とは言えないでしょう。
まあ、そうなんでしょうね。
だから仕事は大切。
ワークライフバランスではなく、仕事=生活なのだと言う。
ー 誰かを犠牲にしてまでやらない限り、まともな仕事はできない、と言ってもいい
考えちゃうな…
上司としての態度みたいなものはとても勉強になる。
例えば、飲み代は全部出すべきだが、「部長と言えども、社内は自分で払える安い店にせよ」とかさ笑
昨年の大晦日は相沢沙呼さんの「medium」を読みながら、紅白見て平和だと言っている…
今年の年末はなぜか忙しく読了した本の感想をゆっくりブクログに書く暇もない…それもこれもコロナのせい(?)
まあ、コロナのおかげで、あまり出かけることもできず、本はたくさん読めた年でした。
本はどんな環境でも、知恵を授けてくれて、感情を豊かにしてくれる。改めて本の有り難みを知った年とも言えます。
皆さん、今年もお世話になりました。
また、来年もたくさんの良い本と巡り合わせてください。
コロナに負けないようご自愛を!
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同種の業界なのと、猛烈働き時代の最期?を過ごしてきた身としては共感できる事が多い。一方これを、今若者にそのまま言っても伝わらないだろうなと思う所もあり。適宜読み返したい。また仕事に対する心構えは学びながら、現代に適合した形を追求していきたい。
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とにかく一生懸命に働くべきという、一見、前近代的な仕事のやり方に聞こえるが今に通じるものが多い。気になった言葉。
・優れたスペシャリストこそ優れたジェネラリストになれる。
・人材育成の三大要素-認めて、任せて、褒める
・いい部長は一年を一ヶ月で過ごす。残りの11ヶ月は情報収集、本を読んで教養を蓄積、取引先をぶらりと尋ねる。部下より忙しい部長はダメ。
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部課長というポジションの面白さ、大変さを自分自身の経験を踏まえて語っている本。今が頑張り時だな、ということは感じられた。
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伊藤忠商事の丹羽元社長が部長にフォーカスした書籍。
管理職のあるべき姿をご自身の経験を踏まえて、様々なアプローチにて述べている。自身の考えや行動様式と比較して、納得いく点や反省点多く、参考となった。
底流に流れる思想としては、「仕事に情熱をもって取り組むこと。それによりやりがいも生まれ、周りもついてくる」ということ。
確かに実質的に組織の構成員に直接伝え、動かすことができるのは部長を始めとした中間管理職。ここが元気でないと会社は沈む。
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一昔前の考え方。
しかし、このような人たちが日本を支えてきたのは事実だし、似たような考えの方も周りにはたくさんいる。
イノベーションは既存のものを組み合わせて発生させると、筆者も冒頭で記していた。
一昔前の考え方と今の考え方を組み合わせてイノベーションを起こすのが、次に社会を背負っていく我々の使命なのかもしれない。
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前半部分の著者の経歴パートは自身の業種と違うため参考にしかならなかったが、後半のすべきこと、働き方などは共感できる部分が多かった。
・チームワークは必要
・ワーク=ライフ
・テレワークへの考え方
少し今どきの考え方には当てはまらない部分も感じるが、古いけど気持ちのいい考え方だと思った。
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賛否両論あると思う、
仕事、読書、人が自己を磨いてくれること、机上で物事を考えるのではなく実際に現場を見て五感を使って考えることはどんな仕事においても大切なことだと思う。
しかし、仕事を人生とする生き方をするという考えは今の自分にはなかなか持てないとも感じた。
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タイトルと中身は符合しない。
部長論というより、
伊藤忠元会長の丹羽さんの仕事人生について。
もう何冊か読んでるから、今までの内容の焼き増し感強い。
しかし読み応えはあるし内容は面白いので、まだ読んだことがなくて商社の仕事に興味がある人にはおすすめ。
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筆者の言葉で実体験を含めた働き方論。仕事の考え方・姿勢は、要領を得た納得感のある文章で整理されており、日本経済界で活躍された方はやはり芯がしっかりされていると感じることができる。部課長クラスが日々悩んでいる、自身の働き方を考える際の一助にもなる。一方、今の現役世代、特に30代までの世代を想像すると、そもそもの価値観の違いが複数あるように感じる。特に、今の部課長クラス(40代)が、"徹底的に働く"ことや"飲みニケーション"を20~30代に推進することは、たとえ効果ある施策であったとしても、見た目・第一印象で拒否感を示されるリスクにも注意したい。時代に合った行動・言葉遣いに翻訳し、実践していく必要があると考える。
※丹羽氏の書籍を今回初めて読んだ(他のシリーズを読んだことがなく、感想を記載)
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①部長ほどなく面白い仕事はない
②エリートとは情熱、気力、明るさがあって、高い志と持続できる倫理観がある人
③認めて任せて誉める
部長論は少なかった。