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物語は嘘を見分ける耳を持つに至ったその祭りへと迫るが。
まずは百物語。聞いたことはあるがやった事は無い。学生時代にこんな授業があれば面白かったと思う。最後はちょっと良い話で終わるのが良い。
次に田舎の祭りを調べるため田舎の村へ。そこでは死者のための盆踊りが行われていた。迷い込んだ異界で過去の記憶が呼び起こされるが。
主人公の過去は解明されていったが、高槻彰良の謎は更に深まった感じがする。今後は前段で少々民俗学的なストーリー、プライベートなストーリーの構成になるのだろう。
今回はかなりオカルト寄りの話になったがもう少し民俗学的な要素が欲しい。
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ついに直哉の行った“死者の祭“へと。
赤い提灯は生者、青い提灯は死者のための色分けだったんだ。
祭りからは帰って来れたけど高槻教授はもう1人現れて。。また謎は深まるったな。
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5巻は、いよいよ死者の祭へ。深町くんが体験した例の盆踊りに肉薄していく過程に鼓動が速くなる。読み進めていく途中、謎を解明したい気持ちと、ある種の怖さとの間で、読者である私も揺さぶられ続けた。
今作では本格的な怪異のど真ん中に落ちる深町くんと高槻先生だが、ここまでの歩みが脱出の契機になるのがにくい。1つ目のエピソードの『百物語』がすごく良く効いてくる。線香花火の情景はとても美しく、胸に残る。遠山さんもさえさんも再登場のうえ、2人共なかなかのキーパーソンだった。あそこでさえさん、助けてくれるんだなあ……。今後、彼女の謎も詳らかになるのだろうか。
青提灯の盆踊りについてはある程度判明したが、高槻先生の神隠しは、まだ謎が深い。記憶全部消されてしまったが……一体ナニを身の内に飼っているんだろうか。次の巻も読まなければ。
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ついに死者の盆踊り、人魚さんの存在とかだんだん現実離れしてきたけど、民話伝承に基づく身近なミステリー感もあって今後の展開や先生の傷の真相も気になる
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最初の百物語、ラストが…。
いつもは捻ってあって、おー!って感じなのにこれだけはいただけない。途中でまさかと思ってたので、ずっこけた。
死者の祭りはとうとつ尚哉の怪異に踏み込んだけど、そこにサエさん。
サエさんの存在、キーになるのか、無理クリになるのか。
ラストのマシュマロ王子はいらない。
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記念すべきブクログ登録100冊目は高槻先生です!
大学に入ってから100冊読んだと思うと感慨深いです( ´˘` )
第1章は「百物語」のお話でした。結構有名な怪談みたいですが、私は初めて聞きました。昔から怖い話が苦手なので、疎かったのかもしれません。
第2章では、ついに尚哉が参加した夜の盆踊りの調査に長野へ!
色々な人が忠告する中訪れたので、何が起こるのかわからずドキドキでした。
人魚の出来事の後ちょくちょく沙絵さんが出てきて、そろそろキャラクター紹介覧で出てこないかなーと思っています。ビジュアルが気になりますし...。今回も何やら意味深な助言を残して言って、ますます彼女の正体が気になるお話でした。
尚哉もチラッと言っていましたが、嘘が歪んで聞こえて不快になることも多い能力ですが、今更無くなっても、逆に誰を信用していいかわからず、疑心暗鬼の毎日になりそうで、今後上手く能力と付き合っていって欲しいです。
そろそろ高槻先生の過去にも深く触れていきそうな流れだなと思いました。暗い過去ではあると思いますが、やっぱり気になりますね。