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紙の本
ドナルド・キーン氏の生涯研究の集大成の完結編です!
2020/08/19 10:46
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『ついさきの歌声』、『私の日本文学逍遥』、『日本人の質問』、『百代の過客 日記にみる日本人』、『少し耳の痛くなる話』、『二つの母国に生きて』などの著作で知られるアメリカの日本研究者。日本文学史研究の第一人者と言われたドナルド・キーン氏の作品です。同書は、中公文庫から「日本文学史 近代・現代篇」(全9巻)として刊行されているうちの最終巻で、内容は、河竹黙阿弥、岡本綺堂らの活躍で歌舞伎は伝統を保ちつつ新時代へ入っていく時代背景が描かれるとともに、新派、新劇、三島由紀夫の戯曲の数々も分かり易く紹介されています。そして明治、大正、昭和の批評と小林秀雄も登場してくるという非常に読み応え十分の我が国文学史となっています。内容構成は、演劇においては、「歌舞伎文学」、「新派と新劇」、批評においては、「明治時代」、「大正時代」、「昭和時代」として、詳細が語られます!
紙の本
戯曲も批評も昭和風
2023/01/20 02:57
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の独力の記述による、
日本文学通史の第十八巻です。
近代・現代篇第九冊の本書で
扱われているのは、
河竹黙阿弥、岡本綺堂、
三島由紀夫、小林秀雄、などなど。
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