異世界で調子に乗ったら捕まった　上 みんなのレビュー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

異世界トリップして精霊魔法で俺tueeとばかりに調子に乗って異世界を満喫していたハルマと、異世界人はすぐに死んじゃうから保護しなきゃと思っている引きこもりの竜人アーロンとの認識のズレが面白い。
始めは軽い口調の一人称でちょっと軽薄に感じて苦手かもしれないと思ったが、段々面白くなってきてノンストップで一気に読了。波乱万丈下巻が楽しみだ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

異世界トリップもの。
獣人だらけの異世界にトリップしてしまった晴真は
チート級の精霊魔法を駆使して冒険の日々を楽しんでいた。
獣人だらけと言ってもそれがスタンダードで
それがこの世界の人間なんです。
獣でない晴真はどうやらこの世界では魅力的らしく
トリップ早々貞操の危機にあったりもするのですが
なんとか切り抜けてきた。
そこへ竜人アーロンが現れて
「神子は捕獲しておかないと」ということで捕まったわけです。
アーロンの情報では神子（異世界から転移してきた者）は弱々しい存在なので
最初のころすぐに「死んじゃう？」な感じなんですよ。
でその後に「あれ死なないぞ」みたいになって、興味惹かれて…しまいには発情しちゃうんですよね。

この晴真というのが
超ポジティブというのか、後は振り返らないぜ的で
しかもがんがん行くぜーみたいな奴でして…
異世界に放り込まれた悲壮感はなしです。

物語自体も元気いっぱいな感じで進みます。
（晴真が天然入っているし…）
発情期からの「竜の求愛に敗北はない」は思っていたより濃密でしたし(笑)
竜の巣作りとかすごいよねぇと感心したり。
でも一番きゅんと来たのは尻尾プレイかな。

ウーパールーパーにケタケタ笑い
ハムスターのイケオジにおおってしたりして…
こちらも元気いっぱいに読んでいたら
最後に晴真同様大絶叫しました。
（こういう展開になる話だとは思っていなかったので）

そして、気になる寿命問題と神子問題も残して
絶叫のまま下巻へ続くとあいなりました。

☆3.5評価の4です。