心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~ みんなのレビュー
- まつながみつる
- 税込価格:1,100円(10pt)
- 出版社:幻冬舎メディアコンサルティング
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電子書籍
新人の作品とは思えない感動的なストーリー!
2021/01/16 22:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ほっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
三作品が載っていますが、本の題名でもある心の闇に灯りを点せ、が良かったです!霊感の強い少女が主役ですが、親友の佐藤君とのお参りデートは、読者にいろいろなことを教えてくれます。神前での神様の言葉は、必見です。人生の目的をさりげなく述べているのに、決して重い物語にはなっていないのが爽やかです。ある意味でスピリチュアルな青春物語と言えるかも。 最後の予想外の出来事が、読者の意表をつく。
また、家庭教師では、不遇の不良少女と家庭教師のやりとりが面白い。二人の頼りない心のふれあいが、淡い恋心を育む。最後の終わりかたが感動的だった。
白い蛙では貧しい家族が偶然、白い蛙を飼うようになってから、家庭に良いことが次から次へと起こり、桜姫という利発な可愛い娘が生まれる。白い蛙は、守り神みたいです。やはり、因果応報の世界を表しているかも。
電子書籍
皆さんにぜひ読んでもらいたい
2021/01/12 22:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピットマリン - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題の小説は、日常生活を描いているのに、なぜか不思議なストーリー展開になっています。霊感の強い不思議な少女が主人公になっていて、初めての親友である佐藤君とのお参りデートは、とても面白かった。神社の前で少女の口から出る神様の言葉は、人生に迷える僕たちの心に灯りをともしてくれる。物語は速いテンポで進み、読者は自然に物語の中に引き込まれていく。少女は人生の核心をさりげなく説いています。彼女のやさしさと博識が僕らの胸に響きます。彼女に会って直接話してみたくなります。
家庭教師では、不良少女と家庭教師のやり取りが面白い。ぎこちない二人の触れ合いが淡い恋心を育んでいきます。不幸な家庭環境が彼女を不良少女に仕立てたのだと思う。少女からの最後の手紙が読者の胸に響きます。優しさがテーマなのか?
白い蛙は、因果応報の守り神か?貧しい家庭が白い蛙を飼うようになってから事態は一変します。僕たちの人生の教訓になりそうな作品です。
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いい本です
2021/01/24 23:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
三つの作品それぞれに特徴があって、読み応えがありました。
私は、題名になっている、心の闇に灯りを点せがとくにお気に入りです。ハラハラドキドキしました。最後まで一気に読めた気がします。
他の二つの作品も、かなり引き込まれますよ。
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