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本書は、発達障害の疑いがあるお子さんとどう向き合えばいいのかと悩む、お父さん、お母さんの「最初の一歩」を支えたくて書きました
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地域に根差した小児科医師が、日ごろの診察などから出会う発達障害の子どもの事例を紹介しつつ、症例の特徴や社会的な支える機関などを話に盛り込んでいくスタイルが読みやすいと思う。
解説本というよりも、読み物を呼んでいる間にいろいろな基本的な知識が付く方がよい人にはよい本だと思う。
全17章で紹介されるこどもの事例は、どれも興味深かった。読むかどうか悩んだ人はぜひ読んでほしい本だと思う。
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小児科医として多くの子どもと向き合ってきた松永先生が、発達障害の兆しを見せる子どもたちとその家族をどのように支えてきたかを、具体的な事例とともに紹介する一冊。
「発達障害かもしれない」と不安を抱える親御さんに対し、焦らず、子どもの成長を信じて関わる大切さを丁寧に伝えてくれる。
適切な療育や就学の選び方、家庭での接し方、きょうだいへの配慮など、子どもを支えるために親が知っておきたい“最初の一歩”が優しく示されている。
一人ひとりの子どもに合ったアプローチの大切さを、医師としてだけでなく一人の大人として語る著者の姿勢が印象的だった。