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京都桜小径の喫茶店読みました。
2022/09/29 09:05
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投稿者:メガネ定食味噌汁付 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都の名所を旅したような、素敵な読了感。優しい気持ちになりました。面白かったです。
職場からも必要とされず、自分を卑下する主人公が何かに誘われるように京都へ、そこから紡がれる縁の物語、数々の出会いが彼女を変えていき、自分で自分の居場所を見つけようする姿勢にはグッとくるものがある。
今後も非常に楽しみです。
素敵な出会いありがとうございました。
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京都の「哲学の道」周辺の名所や神社が登場するので、読んでいて京都を小旅行している気になった。
愛莉も最初は旅行者だったから余計か。
豆腐メンタルとされつつも、彼女は何だかんだで神様のお願い事を叶えて回っているので、真の豆腐メンタルではない気がする。
意外に行動派だから。
本当に豆腐メンタルの子は、気になる彼の元カノに関わったりはしないしできない。
人の感情を受け止めすぎてしまう優しい子なだけだろう。
強面で拝み屋で漫画家でもあるという誉。
拝み屋としての活躍は十分に見られたが、漫画家としての話があまり見られなかったのが、個人的には少し残念。
時間が自由になるという点では(難しすぎて売れない、すぐ打ち切りになる)漫画家という職業はメリットはあったけど、必然性はあまり感じなかったので、漫画家ならではの拝み屋の強みがあればいいなと感じた。
描いた漫画で憑き物落としをするとか。
要はもっと漫画家な彼も見たかった。
京都は神様との距離が他の地域より一段と近いのだろう。
次から次へと神様(正しくはお使いの神使)が登場しても「京都ならありかな」と思える不思議。
最終的には四神も登場するし。
神様の間で顔が知られてしまった二人。
これからも大変そうである。
(でも、彼女はやる気……ポジティブになれてよかったということかな)
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メンタル弱いけど、そこがそのまま強みになるのがいいなぁ。性質はなかなか変えられないけど、それとうまく付き合っていくことはできるよね、ってかんじがよかった。