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前作では警察学校=篩だったのに、この本では教場から退学を出さないという使命に風間教官が立ち向かう。
それはそれで良かった。
色々なところに伏線があり、登場人物も行ったり来たりしつつそれぞれにストーリーがあり進行していくので、ちょこちょこ読みでは魅力半減かも。
風間と平助教のやり取りも良かったが、この二人の過去も気になるところ。
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既読である
文庫になったから再読。ミステリーとしての鋭さはもちろんだが、本作の素晴らしさは最高のエンディングにある。最後の一行のためにすべてのエピソードがある。そんな感じかな。
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第百二期短期課程の仮入校を控える警察学校で、新任の久光校長が風間公親教官に命じたのは「退校者ゼロ」の教場作りだった。落伍者が出れば、責任者の風間もクビだと言う。刑事指導官時代に現場を共にした平優羽子を助教に、第九十八期の卒業生・宮坂定を現役警察官兼生徒の世話係に迎え、緊迫の新学期が始まった。風間教場では、備品の紛失、生徒の妊娠発覚など問題が頻発する。厳しい指導で生徒を篩にかけ、警察官の資質がないと判断するや即刻はじき出してきた鬼教官の、新たなミッション達成なるか!?
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ドラマとはまた違った展開で楽しめた。警察学校の生徒を篩にかけて、向いてない生徒は次々にやめていってもらうっていう形をとっていたのに、今回はひとりもやめさせないっていう校長からの命令。
魅力だった風間公親の得体のしれなさが減ってるのが、残念なところもあった。時の経過とともに変わっていくところもあるから仕方ないのかな。それでもおもしろい。
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個人的には教場シリーズで1番のヒットだった。過去の作品と違い長編。短編ではないが引き込まれてスラスラと読み切った。
今までの不要な学生を切り捨てるからスタンスが変わり、必要な学生を辞めさせない。伸びる素質がある学生をいかに気が付かせ残すか。新任の校長の提案から方向性が大きく変わりました。
●風間が唯一怖いもの。
●風間が庭いじりが好きな理由を校長が予想する場面。「庭師は未来に生きるそうだ」
この二つが個人的にはとても良かった。
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教場シリーズ第4弾、だっけな
校長から「一人でも警察学校を途中で辞めるのを出したらお前もクビね」って言われて、今までとは違う、辞めさせないためにあれこれ策をたてる風間教官が見れる。
課題の謎解きもいろいろあって面白く、分厚くないのですぐに読める。
最後はえっ緑内障?どうすんのこれから・・・。もう風間教場シリーズは終わりなのかな・・・
けど、教場0みたいに過去のエピソードならいくらでも書けるか。
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第百二期短期課程の仮入校を控える警察学校で、新任の久光校長が風間公親教官に命じたのは「退校者ゼロ」の教場作りだった。落伍者が出れば、責任者の風間もクビだと言う。刑事指導官時代に現場を共にした平優羽子を助教に、第九十八期の卒業生・宮坂定を現役警察官兼生徒の世話係に迎え、緊迫の新学期が始まった。風間教場では、備品の紛失、生徒の妊娠発覚など問題が頻発する。厳しい指導で生徒を篩にかけ、警察官の資質がないと判断するや即刻はじき出してきた鬼教官の、新たなミッション達成なるか!?TVドラマ化で話題の警察小説、初の長編となる第四弾。
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ドラマを先に見てしまったので、設定がドラマと違う部分が多々あり。でも、それはそれで楽しく読めました。
校長先生が随分と個性的な方で……。1人でも卒業できない人がいたら、風間教官はやめなくてはならないって、そんな事、できるのか?みたいな感じです。
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ドラマは見なかったけど、どうだったのかな
今回は誰も落伍者を出すな、というなんとも難しいことを校長から要求される風間
警察官として適性がないのであれば、早々に辞めさせた方がいいのになぁと思いながら読んだ
それでもひとりひとりのことをよく見て奔走する風間
なんか終わり方が寂しい。続編はもうないのかな
違う人が主人公になっても嫌だなぁ
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風間教官シリーズ初の長編
短編よりもサクサクしていない分面白かった。
ただ、風間教官丸くなり過ぎてはいないか?
エピローグは要らなかった
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第一声
「風間教官!何か丸なったんちゃう???」
構成が、1、2とは違うな。
前は、一人一人の生徒を短編でやってたけど、今回はそんな感じにはなってない。長編です!
校長先生は、いけずな奴…全員卒業させよ!あかん場合は、風間教官も辞めよ!と。
そんなん引き受けんでも良いのに…
毎年、何人も辞めてんのに…
この学校が向き不向きを判断する最後の場所やのに…
不向きな人が警察官やると死に直結するのに…
縦社会の警察組織がそうさせるのか、風間教官が、丸くなったのか…一応、校長先生の意向を呑んだ感じなんかな?
ゼロミッションが、成功しようとしまいと、あまり賛同はせんな。
とは言え、生徒、教官の深い絆が垣間見えるのは、良い感じ。
今後、続けられるのか?諸事情で分からんけど、良い警察官を育てて下さい!
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1、2と比べ内面の表現も多くなったせいか、風間が多少人間味があるというか丸くなった感はあった
ただ苛烈な場面もあり、ある時には『私を甘く見るなよ』と言うことも
また登場当初は周りの良くない噂もあった校長であったが話を進めていくうちに、それこそ人間らしい一面も垣間見られ共感できる部分もあった
生徒個人の魅力は1、2と比べると薄いかなと感じた
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教場シリーズ初の長編ということでどのような展開になるのか読み進める。
新任の校長から退校者を出した場合に風間も責任をとって辞めなければならない。警察官の適性を図るために篩をかけてきた風間がどのように相対するのか楽しみであった。
蓋を開けてみれば、風間の信念を曲げることなく、全生徒を導いたのは見事であった。ここまでは淡々とストーリーが進んで来た印象だったが、最後の15ページで驚きの展開が待っていた。確かにすべてが伏線であり、この結末は予期していなかった。
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風間教官のラスト
校長のキャラやストーリーなど、
いい意味で裏切られて、
楽しめました。
教場シリーズを読んだことがある人は、
是非読んでください。
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「退校者0」校長から与えられたミッション。一癖ある学生たちを相手に風間教官の厳しく思慮深い指導。
読んでいる間、風間教官はずっと木村くん、宮坂さんは工藤阿須加くんだった。ドラマ楽しみ。