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'22年12月15日、Amazon Audibleで、聴き終えました。シリーズ、4作目。
少しだけ、このシリーズを舐めていたかも、と、聴き終えて反省してしまいました。とても面白く聴き、ラストに感動しました。良かったです。
振り返ると、ちょっとどうかな?と感じたのは「2」だけで…あとの三作はとても良かった!
その「2」への不満も、僕の集中力の欠如が原因かも…体調がイマイチの時に途切れ途切れで聴き終えたので、そう感じたのかな?と、今となっては思えてしまいます。
audibleではあまりやりませんでしたが…「2」、再チャレンジ、してみようかな。
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「教場」シリーズの4冊目。で、にして初の長編。
とは言え、37名の学生の内、名前が振られているのは5名だけで、話の作りはあまり変化なし。
第102期短期過程の学生を迎える中、新任校長の久光から風間が命じられたのは「退校者ゼロ」の教場を作ることで、一人でも落伍者が出れば責任者の風間もクビだという。
これまで警察官として見込みのない者を容赦なく篩にかけてきた風間だが、さあ、どうなる?というお話。
洞察力に優れ数歩先を見据えて学生たちを導いていく姿はこれまで同様。授業や面談の場で次々と小ネタが披露され、それぞれが結構面白いのでサクサクと読める。
が、あまり深みはなく、実は私が一番印象に残ったのは、風間が話してきたことよりも、卒業式前のミニ講演会で卒業生の宮坂が話した内容だったのでした。
色々問題はあったけれど、今期の学生は全員が資質のある生徒たちばかりで良かったよ。
これから風間がどうなっていくのか、気になるエピローグ。
本としては、この後に「教場X」はあるけれど、これは「教場0」に続く捜査一課時代の話のようなので、警察学校の教場での話はもうないのかしらん。
最初の頃の非情さや得体の知れなさは薄れてかなり丸くもなっているからなあ。
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教場シリーズ、今回の舞台は警察学校編でした。
風間さんに課せられたミッションは「1人も退校者を出すな」という前代未聞の難問!
冴え渡る手腕に惚れ惚れしました。
ラストは衝撃すぎて…やばかったです…
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新任の久光警察学校長から、教官・風間公親に出された命令は、『退校者ゼロ』だった。
もし、退校者が出た場合、責任者・風間もクビというものだった。
備品の盗難。
生徒の妊娠。
自ら、辞めようとするものたちが…
風間はいかにして、退校者を出さずに、全員を卒業させるのか…
退校者を出さないということは、すべての生徒を受け入れようと、あたたかい目で見ることになるのか…
風間にも人間味が増してきたような。
暖かさというか。
が、変わらずに優れた観察力、洞察力。
何気ないしぐさや行動、大小さまざまな出来事から、生徒たちの問題を解決していく。
風間は光を失ってしまうのか…
これからの風間はどうなるのか…
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ドラマと違い、やっぱり原作の方が風間の人間性や思考がよくわかる
1と2作目と違い、生徒より風間自体を主体に書いてあるので新たな読みごたえが加わってた気がする
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間違えて警官の制服を着てしまう者がいる。そんな過ちを防ぐため、適性のない者はやめさせる。
そんな鬼教官にもやはり上司がいて、自らの信念と異なる課題を与えられてしまう。そんななか教場で起きる数々のドラマに冷静に向き合っていく風間。
スラスラ読めてしまう。
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面白かった!
一日で一気に読んでしまった。
キムタクとイメージを重ねて読んでいる。
教場0は捜査現場での指導だったが、被害者がクズ過ぎて、犯人が捕まることに感情移入出来ず、3話の途中で読むのを辞めてしまった。
やっぱり、このパターンが面白い。
傑作です♪
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教場シリーズ第4弾。本作はシリーズ初の長編。シリーズ時系列としては、最後に位置する。内容的には、風間公親の最終章といった印象が強い。
テレビドラマでは鬼教官の印象が強いが、小説ではそれほど鬼教官の印象は感じない。特に本作では、風間自身も歳をとってきたせいか、鬼というより老獪といった感じが強い。ただ、観察眼の鋭さや分析力の高さは健在。
長編ではあるが、話はところどころ切り替わるので、それほどの長さは感じずに読むことができる。
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シリーズ第4作目。
まず素朴な疑問としてタイトルが「教場3」ではなく何故「風間教場」なのかと思った。
次に「一人も退学者を出さない」という無理ゲーのお題。いくら小説とはいえ現実では20~30%の退学者が出るという中で、無理があるのではないかという設定の違和感。
だがこれらの疑問や違和感は最後まで読むと納得する。
この後のシリーズ第5作、第6作がこの「風間教場」の続きではないのも理解できる。
シリーズ作品なのである意味面白さに慣れてしまっているが、結局はこの作品も安定の面白さ。また次の作品を読もうと思わせてくれたのがありがたい。