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ずっと読んでみたかった本
ぼくはもうきみなしでもきみを好きでいられる
こんな言葉が思いつくなんて素敵。
どの詩も心にすっと入ってきて、
気に入った詩は一回読んだあとまた戻って読みたくなる
図書館で借りてあっという間に全部読んでしまったけれど、こういう詩集は寝る前に1日ひとつとかそういうペースで読みたい。
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こんな風に想われてみたいなぁとニヤニヤしながらも、だんだん昔の恋愛を思い出して切なくなってしまった。
挿絵が素敵。花はかえってくる場所なんだね。
私が好きな一文は「きみの前でか弱く震える草だったらいいのにと思います。」
か弱く震えていて踏まれてもまた起き上がる草のことです。私だって何度も起き上がる。
武者小路実篤だーと思ってさ。
ああ、素敵な詩集に出会えた!
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花や木など自然がたくさん出てきて、抽象的に愛についてかかれてたような気がしました。難しかったです。
3つほど好きな詩があったので、写真に残しました^ ^
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“祈りの最初の人はきみで
懺悔の最初の人もまたきみだ”
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“くよくよせずに生きてごらん
花を咲かせてごらん
いいものだから”
✳︎どちらも本文より
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タイトルに惹かれ、装丁に惹かれ、
BTSやBLACKPINKの名前に釣られ、
結果、紡がれたことばに半べそです。
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訳もお上手なのでしょうね。
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2021.05.31 読了
好きな人が好きな本や音楽に触れたいという、思春期のような気持ちで手に取った一冊。子供の頃、詩人を目指していた大好きな推しがおすすめする本。
子供から大人へのモラトリアム期間(それって実は10代ではなくて成人後の20代前半な気がする)特有の愛や人生や自分に関する不安や葛藤をとても繊細で素朴な言葉で表わされている。
一方で、その頃の複雑な感情に共感するには私はずいぶん年を取ってしまったんだな…というのが正直な感想。とても美しいと思った。ただ、私にとってはもう昔の、もう届かない、二度と味わうことのないであろう気持ちかな。そっかバンタンはまだその世代か…という切なさが残った初夏の読書記録。
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一気に読んだ。
「花影」
子どもにたずねた。
ぼくが死んだら
ここに来て泣いてくれるかい?
答えの代わりに 子どもは
涙を浮かべたふたつの目を ぼくに向けた
「ひとりで」
群れをなして咲いている花より 二輪、三輪、咲いている花が
ひそひそと 睦まじく見えるときがある
二輪、三輪、咲いている花より たった一輪 咲いている花が
より堂々として 美しいときがある
きみが今日 ひとりでさみしく 花として立っていることを
そんなにつらく思わないで
どれも素敵な詩だったが特に「花影」と「ひとりで」が心に残った。
言葉より伝わる何かに美しさを感じた。
大切にしたい詩集になりました。
ラブレターのように一途で甘く、切なく、優しさにあふれた心温まる本。
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初めて買った詩集は、良いのか悪いのか私にはまだ分からなかった。
けど何度か繰り返して読んで、お気に入りの言葉を見つけていきたい。
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純粋で透き通った美しい描写。
キュンとしてどこか切なくて儚い。
真っ赤で燃え盛る情熱的な恋愛でなく、
道端の小さな花のような、
謙虚で澄んでいてとっても美しい詩集だった。
心の片隅にある思いを流れる透明な山水のように掬われ言葉にして歌われたような気持ちになった。
青春を思い出す、
別れの悲しさを思い出す、
大切な人に対する気持ちを再確認して
大事にしようと思える一冊。
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タイトルから愛情深い雰囲気がびしびしですね。
全篇が愛の眼差しで作られていて、読んでる間
「誰かを愛することは美しいな」とずっと思ってました。
韓国の作家さんなので、翻訳も妙を得てますねこれは…
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自然の描写が多いためか、詩の雰囲気が柔らかくすっと心に馴染みやすく感じました。
ひとつひとつ丁寧に読みたい一冊。
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文化の違いなのか、感覚の違いなのか、あんましグッとこなかったかな!ちょっと粘着質で湿ってた。気がした。でも韓国ってすっごく彼女大切にするって聞くよね。あと一番はじめにある、末期の星地球、みたいなところは好きだった。宇宙から来てるみたいで。
追記、おじいちゃんだった、、そりゃちょっと感覚とか違うか。ほっこりした。
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「ぼくがきみを ぼくがきみを どれほど好きなのか きみは知らなくてもいい きみを好きな気持ちは ただぼくのものだから ぼくの慕う気持ちは ぼく一人のものだとしても 満ちあふれるものだから…… ぼくはもう きみなしでも きみを 好きでいられる」
「愛にこたえる 美しくないものを美しく 見てあげることが愛だ よくないものをよいように 考えてあげるのが愛だ 嫌なことにもよく耐えて 最初のうちだけでなく この先もずっと そうしてあげるのが愛だ」
「一人飛ばして 一人飛ばして一人 もう一人飛ばしてまた一人 幼子を見るようにきみを見る 額にしわを寄せ ぎゅっとつぐんだ唇 なにか不愉快なことでも あったのかな? 花を見るようにきみを見る」
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大好きなBLACKPINKのジスが読んでると聞いて(°▽°)
なんてこった…全然ハマらんかった…(°▽°)
きっと僕は心が汚れているんだ…(°▽°)
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ある人を愛したことがあって、またその人と別れたことがある人なら共感できる詩が多くあるんだろうけど、理解することができても共感できなかったり、理解すらできない詩が多く、読むのに時間がかかりました。私にはまだ早すぎました。
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冬ソナから韓流おばさんになり、その情熱は今も続いていて、韓国の本も翻訳本を結構読むようになった。
数年前から詩のような本がドラマがらみで話題になるので何冊か読んだ。
綺麗な言葉•カッコ良い言葉•情緒がある言い回し等が意味なく羅列されている事が多くて興醒めしていたが、この本はそんな事は無かった。
無かったけれど男性がここまでねっとりしちゃうと引いてしまう自分がいて、なかなか感情移入が出来なかった。
初期のフォークソングにも同じようなねっとりソングがあったなぁと遠い昔を思わず懐かしんだ。
関係ないんだけど。
韓国語の勉強を細々続けているから原書でトライしてみようかと思っている。
原書なら自分の勉強不足でわからない箇所がある分曖昧になってねっとりが薄れるかも。