投稿元:
レビューを見る
「災厄の町」よりかなり読みやすくなっているのか?一気に読み切った、ライツヴィル第二作。
父親が母親を殺した、その思いに苦しむデイヴィーの心理描写は胸に迫るものがあった。結末は何となく想像出来たというか、最後の最後にエラリィが語った真の真相ではなく、皆の前で語った真相の方。そういう形になるのかな?と思いながら、終盤読み進めていたので、やはりそうか、と思ったが、その先に真の真相があった。
投稿元:
レビューを見る
12年前の事件を再捜査するクイーン。
論理パズルと回想・記憶って噛み合うのだろうかと思っていたけど、さすがに上手いねぇ。ライツヴィルシリーズの中では好みの作品だ。
投稿元:
レビューを見る
戦争後遺症に苦しむ、デイヴィー。奥さんの助言で、エラリークイーンに相談する。
父と同じように、妻の首を絞めてしまったからだ。昔の事件を説明する。
ライツヴィルという架空の町の話。「災厄の町」から新たなる展開があった。単なるミステリではなく文藝作品をエラリークイーンは目指したのだった。
自分も父と同じように奥さんを殺すのでは。戦争では人を殺すことばかり。殺して殺して殺しまくる。それが出来なくなることは死ぬことだ。
でも、もし父が母を殺してないなら、と、奥さんのリンダがエラリークイーンに過去の事件の再考察を要望した。12年前の事件。
なんか、切ないなあ。一方を取れば・・・。
途中の薬剤師の嘘はいらない。
ジェシカからの手紙。
自殺か? それともやはり。
うううう。