紙の本
一風変わった小説です
2022/07/01 17:56
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
多くの人が住むところを購入したり、借りたりするものだと思います。でもその割にはシラナイコトガ多くて、もしかしたら騙されていたり、知らずに損したりしているのかもしれません。そんなことになる前に、不動さんが現れていろいろ教えてくれるといいなと思います。
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作中にも書かれていますが、不動産というのはプロが扱う数千万~数億の商品を、にわか知識の素人が買う世界です。そう考えると怖い世界。悪意にしろ善意にしろ、こんなことができるのかと考えさせられる小説でした。
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設定はとても面白い。
ただミステリ色が薄いのか、探偵役の宅建資格を持つという不動さんがあまり魅力的ではないのが残念
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新しいジャンルのミステリー。
サクッと軽く読みたい時に
オススメ。
急に家の前に宅建アピールしてくる人
いたら焦るけどね!笑
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不動さんが不動産に関わる謎解きをしてくれますが、唐突に現れるので誰?みたいな感じになる。一歩間違えればやばい人なんでもう少し設定はなかったのかと思います。
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物件の思いがわかるという宅建の不動さんが不動産の問題を解決するミステリー短編集。
たしかに不動産売買って、かなり専門的な知識が必要なのに購入する側は素人(多少の知識を入れたとしても)ってことになる。制度を悪用する人間も出てくる。そこを題材にした生活ミステリーにした発想がすごい。どれもある程度のリアルさをもって読むことができた。
ただし不動さんの登場が唐突だし強引すぎる。短編集だし仕方ないかなとも思っていたら、最後に言い訳のような追加文章があった。なるほど、そういう手法もあるのね、と。
続編は出るのか?
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毎回怪しい登場の仕方をする不動尊子は、宅地建物取引主任者である。訳アリ物件のトラブルを勝手に解決していく。1件目、高利回りで物件の買い手を騙す仕組みは良く出来ている。
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連作短編集。
家を買おうかな、もしくは買った人のもとへ突然現れる不動尊子ふどうたかこ。15歳の時に宅建の資格を取り、物件の気持ちがわかってしまうらしい。その能力をいかして、不動産やの詐欺、部屋に置かれた粗大ゴミの謎を解いていく。
物件豆知識を混ぜながら、住人の悩みも解決していくミステリー。殺人はもちろんないし(前の住人が自殺した事故物件はあった。)、軽いタッチで書かれている。ライトミステリーが読みたいときにおすすめ。
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物件探偵…
単なる不動産屋さんだよね。
最近、マンガで「正直不動産」を読みましたが、
それとダブりました。
※本書の方が先だとは思いますが…
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乾くるみのミステリ短編集。
不動産(マンション)売買にまつわる「謎」や「からくり」を、宅建をもつ女性:不動尊子が鮮やかに解き明かす六篇の物語が綴られています。
ま、そこそこ楽しかったのですが・・・不動産売買に関する説明調の部分が長かったり、謎解きが若干ご都合主義的な部分も・・・気楽に読みましょう(^_^;)
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折角キャラが立ってる不動尊子という人物がいながら、出番は少なくあっさりし過ぎてる感が否めない。また、毎回の登場時の名乗りがくどく感じた。
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不動産ミステリー。
高級マンションや賃貸物件など、建物や住まいの謎を解く不動 尊子。
格安、駅近など、好条件の物件には、思わぬ危険が...謎が解けると、なるほどと納得出来ます。
・田町9分1DKの謎
・小岩20分一棟売りアパートの謎
・浅草橋5分ワンルームの謎
・北千住3分1Kアパートの謎
・表参道5分1Kの謎
・池袋5分1DKの謎
の6話。
実際の広告図面もあり、想像をかき立てられます。
主役の不動さんのキャラ(能力)を、もう少し立てても良いかも...
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投資物件、オーナー変更物件、賃貸の値上げ、騒音問題、残置物に事故物件と不動産売買に関連して耳にする用語が次々と。一番好きな話は北千住の物件かな。
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謎の物件に関する6編の短編集
物件の気持ちの分かる不動尊子さんに
私の物件探し頼みたい(笑)
不動さんの登場からのラストがどれも面白かった。
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乾くるみさんならではの独特な切り口で面白い。様々な物件売買、契約に関わる詐欺手口や用語についても勉強になるし、サクッと軽く楽しく読める。