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帯を読んで内容を勘違いをして購入したけれど
靴を作るという職人さんのお話であることはあっていたから
買って良かった。
靴を作ってもらったことはないけれど
オーダーメイドっていいなと、こんなにも履く人のこと
思ってもらえる、考えてもらえる、
人の心がこもる品物には金額以上の付加価値が
たっぷりとついて大事にしようって自分も思う。
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義足の主人公が靴作りを通して様々なお客様と関係性を築く話。お客さんそれぞれのストーリーが単話毎に収録されていて、オムニバスのようだった。登場人物みな善い人たちで、心温まるキラキラした世界。なにより、猫がほんとに可愛い。猫が幸せの魔法をかけているかのような描かれ方をしていて、たいへん癒された。
だが、正直、主人公が義足でなければならない理由はよく分からず、若干設定が甘いような気がする。2巻以降のストーリーの運び方がいかがなものが気になるところ。
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浅草で靴職人として働く義足の女性・長谷川 アンリ。
そこには、様々な人との出会いや、隠された秘密があった。
・春風の少女
・聖の革命
・君に送る靴
・革屋さんに行こう!
・朱夏の出逢い
・兄、来たる
・毛玉の冒険
の7編。
どれも味わい深い作品です。
特に『君を送る靴』は、夫婦の隠れた愛情が感じられ、ほんわかと良いですね。
また、『朱夏の出逢い』は、遠くから彼女を見守る温かい心を感じられます。