酒飲みの理想の居酒屋
2021/02/05 23:48
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投稿者:雲絶間姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半部分はネットで公開された時に読んでいて、コロナ前だったのもあり、様々な酒と肴に関する考察が興味深かったですね。出汁と酒など、「そういう合わせ方があったか」と思う組み合わせもありましたね。
後半はコロナ禍の最中の著者の飲み活と、移動居酒屋のアイディアとそれの実践で、いずれも興味深く読みました。スーツケースひとつで居酒屋が開業できるのが面白かったです。
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コロナ禍では読み進めうちに空想居酒屋が実践的な試みになることが驚きですが、食べるシーンが、テイクアウト、野外BBQ、炊き出し、子ども食堂など、多岐に渡り、開店条件に、緊急かつ臨時、場所を選ばず、大量かつ美味しく温かくが加わるとなると、キッチンカー、屋台、レンタルキッチンなどで提供される食事がますます注目されるなあと思う反面、限られた条件で誰もが食事提供者側にまわるスキルも必要だと感じました。
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芥川賞最多落選というオビに惹かれて。(笑)読むほどにノドが鳴る。大好きな孤独のグルメとの接点も垣間見られた、食エッセイ。
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コロナ禍だから進む空想の世界。各国の食を堪能してきた筆者が振り返る逸品の数々。
食に関するエッセイ。何とも不思議な雰囲気を持った本。
最後は空想から実際に筆者が作る「何処でも居酒屋」。
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空想「居酒屋」という題だが内容は著者の深い実経験に基づいた食のエッセイである。国内外、それも揚げ物やら、塩分過多つまみなどのB級グルメを思い出と共に旨い食べ方を紹介している。美味しいではなく、旨いという感じ。
食とそれを提供してくれる場所(居酒屋、人)への敬意を感じるエッセイ。
全てが行ってみたい、食べてみたいが、一番気になるのは韓国の二日酔いに効くというスープである。
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芥川賞最多落選の芥川賞選考委員であり呑んべの島田雅彦が好き勝手に自分の最近の呑み遍歴を語り、こんな居酒屋、あんな居酒屋と理想の居酒屋についても語っている。
さすがにいろんな所に赴き経験を積んでいるようだし、具体的に店名も出ていたりするのでいつか行ってみようかななどという気に誘われるという楽しさはあるかな。
WEB連載がもとになっているそうでさもありなん。NHK出版新書は2~3冊しか読んでないけど「これほどの人を著者に立てながらこんな中身か」って印象をもってしまいそう。
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文章があんまり好きじゃないな。空想する前にまず世界中回ってるし。
所々に、高尚な文化人らしい、C,K国大好き、日本はダメだね感が滲み出る。
ご本人が、どこでも居酒屋開く後半が主らしいが、素人の料理見てもしょうがないし、全部ぶっ飛ばした。
星二つでも良いかな。
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面白かった。ご自分で体験した国内外のグルメについて評論してる。但し空想居酒屋というならもっと読者にイメージを膨らませる話が必要でしょ?
また安倍さんの暗殺について「良かった」なんてコメントをする人って人間としてどう?こいつはクズだなって思った。
多分二度とこの作者は手にしない。