紙の本
スッキリとはしない
2021/01/27 14:42
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投稿者:Ap - この投稿者のレビュー一覧を見る
神輿の件もそうですが、主人公の精神グラグラさせるんだったら、最後にはスッキリさせてほしい気分。後、主人公の卑屈さがよくわからない(一年たつのに同級生に敬語とか…)。そういう性格なんだと言われれば、それまでですが。
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世田介くんと八虎の対比が巧み。世田介くんが「苦手」と称してきたのは八虎と猫屋敷教授。両者に共通する特徴はなんだろうね、とか考える。八虎が猫屋敷教授をとっつきやすく感じていて、槻木教授に苦手意識を覚えている一方、世田介くんは猫屋敷教授が苦手で、槻木教授のことは苦手どころか歯牙にもかけていない、というあたりも。八虎が槻木教授に絵を覚えられていなかったのと、猫屋敷教授の「私の全部をギブしないとみんな私の作品見ない」ってのは表裏だよね。
当初は槻木教授しんどいな、猫屋敷教授が唯一の救いなのか、とか僕も思っていたが、今になって逆に感じてきた。槻木教授は良くも悪くも学生を突き放していて、過度に期待も失望もしておらず、評価は極めて客観的だ。猫屋敷教授は、今回の八虎の言葉を借りれば、自分にかけている呪いを周囲にもかけている節があり、今回の世田介くんへの言葉のように、勝手な役割を期待して押しつけたりする。教授、大学教員という立ち位置で考えると、猫屋敷教授より槻木教授のほうが適任なのではないか。まぁ両者とも言葉足らずなのは一致しているが、大学なんて「先生生徒」みたいな場所じゃないしなぁ。
世田介くんと八虎にめちゃくちゃ仲良くなってほしいわけじゃないけど、龍二のときみたいに、何か静かに通じ合えるようにはなってほしいかなぁ、と次巻を願う。
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藝祭の熱狂と終幕。
夏休みと美術館。
橋田はなんか妖しいなぁ……
世田介くんの「3歳のときの絵」。見せてくれるだけでも気を許してくれている気はするけども。
後期授業の始まり。フレスコとモザイク。とぅっす。
猫屋敷教授の鎧。持てるものすべて。
はっちゃんも八雲も良いやつやなー。
ヒロイン・世田介くんと仲良くなりたい。
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大学入学してから、ちょっとアレ〜???って思ってたけど、今回はめちゃくちゃに良かった、、スピード感とか落ちたかな?勢いない?って思ってたのは、八虎自身にも勢いがなかったからだし、合格目標にしてたらそうなるよねってそれがそのまま表現されてたんだなぁって気付いた。今回は八虎が大学に入って1番楽しそうだったし、成長が見れて本当面白かった、、。次は世田助くんの成長が楽しみ。あと今回は特に両開きが多くて、絵もすっごい綺麗だった、、最高、、展示の絵もだけど、学生みんなの表情も良かったし、なにより八雲の八重歯が良かった、、。
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受験編までの情熱、駆け抜ける感じと大学編入ってからのゆったり、停滞感、周囲から受ける劣等感なんかは本当にリアルな感じで面白いです
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受験編に比べると、ストーリーの明確なゴールがまだ見えていないというところからか今ひとつ盛り上がりに欠ける気はします。それでも独特の内面描写やひたむきに美術と向き合う青春群像劇の面白さは健在です。
サブの登場人物の掘り下げが今後物語にどのような影響を生み出すのか、そこからカタルシスが生み出されるのか、期待と不安を抱いて次巻を待ちます。
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藝祭が終わり夏休みも終わり、気づけば早くも1年生最後の課題。相変わらず迷いっぱなしの八虎。しかし、彼の劣等感の対象になっている人々も様々なものを抱えている。学生はもちろん、一線で活躍する人々であっても。正解のない世界の過酷さと残酷さが垣間見えてゾクッとする。そしてここに来てアニメ化の報が! こんな美術語りばっかりのマンガをどうやって見せる構成にしていくのだろう。大変そう! でも興味津々!
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絵が上手いということの意味は何か。上手いだけ?上手いことこそ?
才能?努力?
自分が、芸術に関して、さらに言えば人生に関して、自問自答していたものについて、寄り添ってくれる漫画をみつけた!
と、救われた思いがしました。
次巻も楽しみになる終わり方。やめられません!
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1巻から一気読み。
主人公が素直でまっすぐで、のびしろしかなくてまばゆい。
鬱屈した世田介くんがこれからどんな表現を獲得していくのか、個人的にはそっちの展開のほうが気になる。
猫屋敷先生の闇も深そう。この人の作るものわたしたぶん好きだと思う。
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大学祭いいなあ、懐かしい。大学の雰囲気も独特。観念的な展開で、美術とは、、を問いかけているようで何か深いです。ベラスケス展、あんなにすいてるー?
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【あらすじ】
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻。高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎の新しい生活が始まった。新しく出会った仲間たちと受ける講義、課題、講評は……厳しい。つらみ。「受験絵画」が終わっても今度は「美大絵画」の壁が八虎を悩ませる。「それ絵画でやる意味ある?」凹んでモチベーションすら無くす日々は八虎を成長させるのか、それとも……。くせ者ぞろいの講師、教授陣に振り回され、八虎苦悩の藝大1年生時代は続き、そして盛夏、藝大祭名物・「神輿」製作が始まる。自分の悩みで手一杯の八虎にとって、初めての「チームプレイ」は救いとなるか!
マンガ大賞、講談社漫画賞と2冠の超話題の美大受験漫画「藝大編」、早くも最新刊登場!
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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「努力は努力」と「努力は才能」論が面白かった。私は「努力は才能」派でそこから離れて考えたことはなかったから。努力は努力→努力にかけたコスト、努力は才能→性質が論点てことか〜。そこへ努力は(努力できる衣食住がある)環境。なるほど。ゴンブリッチの『美術の物語』を読んでみよう。
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よたすけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
よたすけ!よたすけ!!!!よたすけ!!!!
よたすけーーー!!!。゚(゚´Д`゚)゚。
胸のとこギュッて掴まれて切なくて苦しくて
よたすけが着てる服がチェック柄なのとか親の発言とか1人でリュック背負って帰るとことかなんか苦しい
苦しい
よたすけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
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全既刊読了。高校生の美大受験群像。表現することの素晴らしさと痛みが描かれている。初心者ながらダンスを習い、表現する喜びを感じている自分にはそれがとても刺さった。指導する予備校教師が教育者として理想的!YOASOBI「群青」とぴったり。アニメ化とかしたら主題歌これだね!
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努力と才能の話、よくある話題だなぁと見つつ、最後に「努力は環境」という八雲派。はっちゃんは状況の分析が上手。