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途中まではわりと面白かったが、犯人や動機がわかっていくにつれて面白さが失速した
主人公の母親の言い分もひとりよがりな気がした
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もし、幼少の時に遊んだ友人が殺人事件を起こしたら?
自分の同級生が被害者だったら?
それも、犯人と隣同士で住んでいたら・・・
そして、共犯者にされて、マスコミの餌食になったら?
カリスマ書店員の主人公の店に、
ある日、猟奇殺人の「告白本」を発売することになる。
本が売れなくなっている現代、売れればそれでいいのか。
読み進んでいくうちに、タイトルの意味が徐々に納得していく。
「正義」を貫くことは大事なことか?
加害者の家族の思い、被害者の家族の思い、
一つの事件がたくさんの人を傷つけている。
胸が締め付けられるよう。
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実際に起きた過去の事件を彷彿させていて、読みながらメンタルがゴリゴリに削られていく。読むのやめようかと思った。
それでも最後まで読み進めた結果、後味の悪い結末でなんとも言えない重苦しい気持ちが残りました。
読むなら気力体力が充実してる時をオススメします。
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タイトルにひかれて借りてみた
犯人が実は違う人やったとか
正和の記憶がないだけで
事件に関与していた
みたいなオチを想像してたので
ラスト「なんだ、そんなことか」と
思ってしまった私はイヤミス
読みすぎなんやろなぁ
秀和が絶対絡んでるやろなぁとは
思ってたけど
お母さんが色々知ってたのは
ちょっとビックリ
でも母親なら、そうなるわなぁと納得
でも「東京に逃げた」は言い過ぎかなぁ
むしろ東京に行ってくれた方が
正和が思い出す機会がなくなるから
母親なら、「東京で忘れていて欲しかった」
と言うべきじゃないか?
本好きな私としては
書店で働くのいいなぁと思ってたけど
確かに扱いたくない本も
いっぱいあるよなぁと
しみじみさせられた
本屋の売り場は世間の鏡
本屋は文化の最前線
確かに!納得です
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この著者の『書店ガール』を先に読めば良かった… 。読了後、なんとも言えない重苦しさが残った。
『告白 名古屋東部女子中学生殺人事件 死我羅鬼 潔著』が発売された。犯人の告白本により書店員、椎野正和は封印したはずの17年前に引き戻されていく。
なぜ幼なじみの創はあんな事件をおこしたのか?クラスメイトの沙耶香が選ばれた理由とは?
共犯者と疑われマスコミに追われた正和は名古屋を出て一人東京にやってきた。
書店員の日常がよくわかる。話題本や有害図書の扱い。書店と版元の利害関係などに興味を惹かれた。書店大賞授賞式には全国から書店員が集まる。交流の場での会話や名刺交換会がリアルで、近づく本屋大賞の日もきっとこんな感じだろうと想像を膨らませながら読んだ。
雑誌記者の青木が残した取材ノートから真実が徐々に明らかになっていく。
"言わなかった罪"と"言う罪"の重さを問うラスト。母親からの呪縛の言葉がいつまでも消えず胸が苦しくなった。