できれば年1で続刊を…
2021/02/21 13:23
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投稿者:PON - この投稿者のレビュー一覧を見る
80年代にPRINCEのアルバムを追っかけていたころ、新作が出るたびに前作を超えてきて毎度驚かされていた。(夢中で新作を待っていた)
このシリーズも同じで、ヤングアダルトバトル伝奇ものみたいに始まって、(要素は残しながら)風呂敷が広がる広がる。巻を追うごとにビックリ仰天してひっくり返されるSFの醍醐味溢れる展開がとんでもなくて、十二国記の新作が出てしまった今、楽しみはコレと当分出そうにない廃園の天使と氷と炎の歌…
最終章が何巻になるのかわからないけど、できれば年1ペースで続刊をお願いします。
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霧島vsマサさん戦、すごく良かった。
毎度のことながら、この手詰まり感をどうひっくり返してゆくのか、戦略戦術面を読むのがアツい。モモがチート能力に手をかけてはいるけど、敵の巨大さからすればこのくらいは許されるのかな……。モモの図書館が「図書館」なの、すごく嬉しい。この本を手にした読者へのささやかなエールのように思えて。
何を食べたらこのお話が書けるようになるのか……。
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書誌データ作り間違えてるじゃん(何で勝手に中黒付けるかな…)
さて、完結まであと何巻、ていうか、何年?
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このインターバルは読み手じゃなくて
書き手が原因のものですよ(笑)
執筆がかかっただけ、また分厚い…。
でも今回は意外と明るめかも。
(いや、これを明るめと捉えるあたり
読み手の感覚もおかしくなってるか?)
共通敵がハッキリしたのと
ミッションはひとつだったことで
昨日の敵は今日の味方でしたからね。
ギスさん、かわいいわぁ。
で、最終的にはどう「閉じる」のか。
頑張れ、お兄ちゃん。
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2年ぶりの第7巻。#日本SF読者クラブ 「鬼滅の刃」と同じ鬼退治の話なのだが、こちらの鬼は、「殺戮因果連鎖憑依体」。文字通り人間への憑依を繰り返す。そして、鬼を狩る組織は日本の「門部」とあと二つ。今作では、いづれも大変な事態に陥る。
前巻は「果てしなき流れの果てに」的な展開となり、世界的というか時空的、人類の歴史的な「どんでん返し」だった。続く今巻では、時間的には数時間、しかも局地戦となる。取り敢えずだが、人類の未来は継続される。しかし続く最終章が「絶望時空」とは。どういう気持ちで待てばよいやら。
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(Ⅰ)阿黍宗佑が異星知性体の傀儡として最強の敵となって蘇ろうとし、青鬼となった姥山冬九郎もカナエたちを抹殺するために接近している中、圭は持てる能力を駆使し迎撃準備をする。
(Ⅱ)使えるものはすべて使い倒し、自分にできないことは、できる奴に任せる。(p.322)
(Ⅲ)第一巻から第六巻までを巨大な設定として隠し、いきなりこの巻から始まってすべてが謎のまま目まぐるしく進んでいくってのもけっこうおもろかったんではと思えたり。
■簡単なメモ
【第七巻 一行目】「「……はい!」」
/圭は「図書館」に収められている「教室」を駆使する。
/敵は乗っ取られた百刈燈、不死者へと作りかえられた阿黍宗佑、若返った霧島幸緒。阿黍だけでもほぼ無敵だが。
/敵の目的は白鬼、朋之浦結。
/しかも同時に襲い来る一本角の青鬼となった姥山冬九郎。
/その上でさらに、月面上のラスボス(同型機が宇宙中にいると思われる)。
/絶望的な闘いが始まるが圭の目算では勝率は一流バッターの打率くらいはあるらしい。
/冬九郎vsカナエと叶。
/霧島幸緒vs奥菜正惟。
/カナエvs叶。
/幸緒vsギスラン。
/圭vs圭。
/圭vs宗佑。