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投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
水木しげる伝の上中下の中では、この戦中編が一番面白かった。軍隊での出来事や南方の原住民との出来事とか。私は愛国的な考えの持ち主であるが、たしかに戦争中の現場では、ここに書かれているようなことがあったんだろうなと思う。
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戦争中の戦地でのことが克明に描かれています。
傷口にウジが湧くとか、知り合いがあっけなく死んでしまうとか、現代ではありえない世界です。
でもそういう時代を生き抜いた人たちが本当にいるんですよね。
戦後の就職活動の様子もありましたが、現代の不況の中の失業中の人たちにも逞しく生きてもらいたいと思いました。
特に若者よ、戦後に比べればいまはまだまともな状況。弱音を吐いたら水木サンに怒られますよ。
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「総員玉砕せよ!」と重なっている事もありますが、戦争の壮絶さは十分伝わってきました。自分の意思とは関係なく、死を選ばざる負えない状況に身を置き、「お国のため」「天皇陛下のため」と言いながら、命との折り合いを付ける。そんな状況の中で多くの若者がなくなっていっている。
こんなことが65年前にあったことを考えると、我々は茹でガエル状態ではないだろうか。
戦争を経験しろという訳ではないが、厳しい状況に自分を置くことは、大切であると思った。
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戦中編ではいつ腕がとれちゃうのか
そればかりが気になりました
腕を切ったのが目医者で
驚きました
3兄弟とも生きて戻って来たのは
おかあさんのたこ断ちのおかげです
水木は通りの名前でした
水木通りに住んでいる人くらいの
呼び名がスタート
田辺一鶴と下宿が同じで
ベタ塗りを手伝ってもらっていました
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戦争は恐ろしい。次々に人が死んでいくのはものすごく恐ろしい。
ところで、妖怪ってほんとにいるのかなあ。
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水木しげる氏の半生が、自伝的に描かれている。
平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。
忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
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自伝漫画の第2巻。南方の悲惨な戦争体験が中心で、結婚寸前まで。
よくこんな状況下で生きて帰れたと思います。戦争の悲惨な体験を語り継ぐ意義は深いです。
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戦争中のもろもろ、もちろん水木色になって面白おかしくにはなっているのだけど、ちょっと読むのがつらかったりするな。
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写真館中学3年、ビンタをくらっていた頃、復員後、マンガを書きはじめた頃まで。巻末には対談「幸福論2」
装丁裏側「今の人は簡単なことで、やる気をなくしたり、あきらめたりする。水木サンを見習って、好きなことを一生懸命に続けていけば、モノになるハズです。アーメン。」
南方戦線の事を書いた作品はどれも非常にズシンときます。そして復員後の様子も読むだけで人生の糧となる、、ハズ。
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漫画なのに、読むのに時間がかかった。
戦争時の説明は難しくてよくわからなかったけど、ニューブリテン島での生活、引き揚げてからの生活はかなりリアルで、庶民として兵に取られ、マラリアにかかるわ、殺されかけるわ、帰ってきてからも貧困で、奇跡の連続で生き抜いた一庶民としての水木しげる、いや武良しげるの当時の生き様を見ることができる。読み応えがあった。
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中巻は戦中編。「総員玉砕せよ!」的描写、トペトロたち、敗戦、帰還して神戸で魚屋や下宿水木荘や紙芝居や、そして上京して貸本漫画へと……というあたり。
高橋弘希「指の骨」や大岡昇平やらを、やはり連想。
そして戦後の生活……哄笑はきっと戦争後遺症なんだろうな。
思うこと多し。
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水木先生、なんでこんな戦場でもフハッとしてられるのか。
やはり只者ではない。
戦争はこんなに人を不幸にしてたのかと思い知らされる。