『「顧客消滅」時代のマーケティング』
2021/03/26 22:37
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「コロナ不況」なのに……
・営業できなかったのに、前年比150%
・同業他社は苦しんでいるが、ほとんど影響がない
・宣言終了後、お客さんが押し寄せてきた
「顧客消滅時代」にビジネスを守るその秘密は……
・フロー型からストック型へ
・「ファンダム」を作り育てる
・感性と価値で市場を創る
《「お客」をいかに「顧客」にしていけるか》
カギは「顧客リスト」にあり
「ワクワク系マーケティング実践会」主宰
マーケティングの大家 小阪裕司 8年ぶりのビジネス書
BtoCでもBtoCでも活用できるヒントになる事例が多数掲載されている
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コアファンのマーケティング。商品企画にますますアート思考が必要になってきている。そんな開発マンが必要なのだが、こればかりは育ててできるようになるものではなくセンスだ。
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実践してみたくなる事例が多数紹介されていました。これからのマーケティングの考え方の基本になると思います。
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『#「顧客消滅」時代のマーケティング』
ほぼ日書評 Day395
何か取り立てて目新しいことが書いてあるわけではない。言われてみれば当たり前だけど、やってた?できてた?…と問われると言葉に詰まりそうな事ばかり。手軽に読める新書版なので、オススメだ。
新潟のスーパー、エスマート。最初の宣言解除後、ワクワクして客が押し寄せたという。なんの変哲もない田園部のスーパーに。FBページを見るとなるほど着ぐるみの店長さんがいたり色とりどりのポップがあったり、田舎のスーパーという感じではない要素がある。と、多くの人が絶対知らないだろう事例から入るあたりに掴みの妙がある。
同様に品物も心がけて豊かになるモノと、生活必需品の2つは客が戻るが、いずれにも該当しないものは忘れ去られ、客が戻らない。
ただし、この流れはコロナ以前から必定であり、今起きていることは、未来の前倒しに過ぎない。コロナがなくても、遅かれ早かれ、忘れられる運命だった。
店はフローでなくストックの客を持っていること。ストックの客(常連)は、その店に行けないことでストレスがかかる。そんな中、コロナ下でも提供できるサービスを開発すれば、単に店を助けるという一方通行でなく、自分のためにも金を使ってくれる。
映画『鬼滅の刃』も、たまたまマスに広がったように見えるが確固たるコアなファンとその世界観「ファンダム」を持ち得たがゆえの大ヒットだった。
B2Cばかりではない。B2Bの得意先に気長にニュースレターを送ることや、零細サプライヤーにお礼状を届ける等を通じてサプライチェーン全体でファンダムを確立することに成功している例も多数ある。
クルト・レヴィンによる「変革の3段階」、1.解凍、2.変革、3.再凍結。まずはアイスブレイクから。変わったら固める。
事例は多くの要素の複合で成り立つ。ひとつの要素だけを真似てみても意味がない。
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人の動きが止まってしまったコロナ禍において
飲食店などはどう生き延びるのか。
2020年以降は誰もが直面した大きな課題です。
ネットビジネスに参入するべきか、デリバリー
を始めるか。
実際のところ、このような状況下でも売上を伸
ばした小売店や会社は存在します。
コロナ禍では、本来厳しいと考えられる業種に
おいてもです。
それらのお店、企業はどのような対応をしたの
か。
「ニューノーマル」時代を生き抜く新しいマー
ケティング論を学べる一冊です。
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顧客消滅時代のマーケティングフローではなくストックを意識し心が豊かになる商品、サービスを提供し、お客様を顧客化し、ファンダムを育てる
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コロナ禍でも売上を伸ばす企業はどんなことをしていたのか、その一端が本書で見えてきたように思う。
ストックを大切にすること、本質の追求、ファンダム化(この言葉は初めて知った)といったことをポイントとして挙げているが、同時にこの流れは今後も続いていく、コロナ禍で前倒しになっただけというのは、意識しておかないといけないのではないかと感じた。
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温もりが感じられるコミュニケーションは提供できているか。
ビジネスはヒトがなすもので、
重要な部分は、人と人との関わりと同じですね。
良き本でした
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コロナがもたらした環境変化の中、顧客の求めることは大きく変わってきた。
今までは、単にモノを、購入するという行為から、これからは心を豊かにする事を目指した購買活動になるとのこと。
そのためには、ファンダムを作り、フロー型の顧客からストック型の顧客を手に入れることが重要。
B 2Bの事も書かれていたが、どちらかと言うとB2Cのことがメインで書かれた本だった
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顧客リストを獲得するコストは想像以上に高い。
ファンダムを作る
生き残る商品は
- 心が豊かになる
- コスパがいいもの
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ポストコロナを描こうとしているが、最初に決めつけがあって論拠が不足している。私には合わなかった。
Audibleで視聴
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【きっかけ】
ポッドキャストは聞いていたけど本は読んだことなかったので購入
【内容】
P99 顧客との絆づくりのポイントの一つが、「自分について語る」ことである。学問的に言うところの「自己開示」だ。人は自己開示してくれた人に親近感を抱く。自分のビジネスにおけるポリシーを語るのもいいだろう。「歴史」を語るのも効果的だ。
P100 人が集まりたくなる、来たくなる「場」を作ることが必要。一つは、その場所に行くと心が豊かになる。もう一つは「もてなし」。大切なことは思いと工夫。
P106 ファンダムを作るために効果的なもの「祭り」
【共感】
デザイナーがM&Aをして眼鏡店を経営して伸ばしていく実話。
何度もピンチはあったけど、策を練って取り組んでいく姿に感動した。
【総括】
実話なのでとてもダイナミックで楽しく読めた。勇気をもらえる。
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コロナ後のマーケティングにおいて、「ファンダム」の大切さを解いた新書。
フロー型からストック型へ。多くの顧客ではなく、「自社の顧客リスト」を整理・作成し、ファンをターゲットにする。
愛知県のハンバーグ炭練梁の具体例はわかりやすくて良かった。