幸福を求める主人公を取り巻く不穏な空気
2022/02/20 06:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふわふわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
太陽の光の供給がなくなり、酸素が希少なものとなった夜の世界が舞台で、ここでは人間を植物に変える「転花」技術を用いて何とか酸素の供給を代替している。このプロジェクトに協力すると1000万円が手に入るが、2年経つと完全な植物となってしまう。多くの人が貧困になったこの世界で、主人公トーシローもその1人。惨めな生活から抜け出し幸福を得るために転花技術を受けることに決める。2年の内に心を満たさなければならないと奮闘するトーシローと、終始溢れ出る不穏な空気に飲み込まれ、物語がどう展開されていくのか想像ができない。
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
厚い雲。届かない太陽の光。
枯れていく植物たち。
生きていくために必要な酸素を作り出す植物を作り出す転花
設定がおもしろいです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:* - この投稿者のレビュー一覧を見る
第2話 フタ
“「あの黒い空が。皆の心にフタをしてる」”
“「転花って、(略)一歩も動けないで意思だけ残って、植物が成長する為の養分になる。もしかしたらずっと苦しいままかもしれない」”
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オデダンクス - この投稿者のレビュー一覧を見る
厚い雲が、日を遮るようになった未来
人類は、人を花にする技術を考えてというはじまり
環境破壊が進め、人の生命で、将来の人類を救うイメージでしょうか
漫画の面白以上に、すごい設定って感じです。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かやふやふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
植物が枯れて酸素が少なくなった世界に人間に植物の種を植えて植物化するお話です。植物化しても、数年は意識があるようで、なにやらその声が聞けるようになった主人公の物語。
投稿元:
レビューを見る
終末世界でもがく人々を描くマンガという感じ。主人公のトーシローも、生活苦の末に2年後植物化することになってるし、世間も冷たくて、絶望感漂っている…こういう雰囲気は好き。トーシローがかなりかわいそうで、やきもきするけども。
子供が親のエゴをぶつけられてる姿が悲しい。大人に対する抗議の話なのかな…抗議する方も大人になってるんだけどね、子供は耐えることしかできないもんね。どういう話になっていくのか楽しみ。
空を雲が覆って植物が育たなくなるとか、人が植物になるとか、SFチックなんだけど、科学的整合性はあんまなくて、あくまで舞台設定かな…メインは人情的な部分みたいだけど。
絵は少し独特の素朴な感じで味があって好き。バランスもいいし、背景は写実的で、全体的にしっかり描いてあってすごい。
投稿元:
レビューを見る
言葉が絵を面白くさせるほうにいかないから全く面白くない。セリフを声に出して書いているのか。花の言葉を読み取れる、だから面白くない。せめて花から記憶のイメージを読み取れるぐらいにしておけばよかったものの、言葉を読み取れるにするから山田洋次的な鈍重なドラマになる。落とし方をこしらえてる1話はおもろいし、コマもうまい。が、本当に話が厳しい。夜の極端なロングショットを見て、アキラを思い出す。アクションもうまいけれど、全部言葉に奉仕するように向けられていてほんとに残念。
投稿元:
レビューを見る
後々通俗的なリベラルに毒されていく
一巻は最後の、ピアニストが父をピアノにするといふ展開に驚いた。だから次巻以降も人情物として描けばよかったと思ふのだが、さうはならず、デモやら貧困やらが出てくると単純で通俗的なリベラルに陥ってしまった。
投稿元:
レビューを見る
分厚い雲に覆われ夜と冬しか無くなった世界で、人は人間を植物にする技術で作り出した酸素で生きている。
こんな壮絶な社会でも人間として生きるか、植物となり苦しみ捨てて新しい生を送るか…“転花”したけど肉体もまだ残ってる身体からはグロテスクな美を感じます。
ヤングケアラーな主人公は、大怪我とかによって転花技術を受けたところそんな花の声が聞けるようになりました。会話も?
1巻はそんなトーシローの最初の依頼。小さい頃受けたトラウマってずっと離れなれないんだよね…相手がいなくなっても。
「霊花は人の感情に敏感」、霊花になって初めて相手の想いに気付ける…なのが皮肉で哀しい。人のままだったら気付けなかったということだから。。植物になってからだと、気付いても遅いけど。
投稿元:
レビューを見る
面白かった。人を植物に変える技術が発達した未来社会と、そこで生き延びようとする人たちを描いたSF漫画。画力が高く、サスペンスフルな展開の中に「格差」や「貧困」といった今時のテーマを含ませた物語にぐいぐい引き込まれた。
投稿元:
レビューを見る
【あらすじ】
ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。植物が枯れ酸素も薄くなった世界。しかし人類は、人を植物に変える技術を開発し、わずかな酸素を作り出して生き延びていた。先の見えない世界でも人として生きるか、苦しみを捨て植物として新たな生へ踏み出すか。人々は選択を迫られるーー
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
投稿元:
レビューを見る
太陽の無い絶望の世界、遠く無い未来に本当にありそうな話。絶望的な展開なのに引き込まれていく、止められない疾走感と上手さ。うううこんなに苦しいのに。。
投稿元:
レビューを見る
・8巻まで通読。ディストピアを舞台としたサスペンスで、PSYCHO-PASS好きな人はハマると思う
・森林などで見かける大量の植物に対して、もとよりグロテスクな印象(嫌な気持ちにはならない)を抱いていたので、霊花の描写には毎度唸らせられる
・アイヴィーとトーシローの2回目の対峙(アキラが飛ばされるところ)のショッキングさ、3回目の対峙におけるやるせ無さ、がめちゃくちゃ心を揺さぶった。
・知識と想像力が人生を豊かにする。当たり前のことだけど、改めて聞くと真理をつくような、ハッとさせられるような言葉で、心が震えた
・叶野さん、いいよね
投稿元:
レビューを見る
友達が貸してくれて9巻まで読みました!
SFなダークファンタジーでおもしろいがずっと続く!"成立してしまっている"社会のバランスが見事で美しくて残酷。不本意な役立ち方、家族の死、死後のあり方、心の豊かさなどを考えさせられる作品。50代くらいのおじさんの肌や髪の質感までわかる描き分け、目のデフォルメ加減が大好き。紙か電子か迷う〜!!!…紙
投稿元:
レビューを見る
なんとなく買ってみましたねぇ…作者は若い方なんでしょうか? なんか若い方ならではの感性というか…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
物語の設定はまあ…SF? なのかな? という感じですねぇ…若干、キャラが誰なのか分からなくなったり…顔とかね、似ている感じがしなくもないです…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
なんつーか、全体的に暗い印象ですねぇ…なんだかバッドエンドに向けて走り出しているような…気がしなくもないですけれども、気にはなるので次巻も買ってみようかな…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー