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以前、某経営者の人(名前忘れた…)が自分の子供が中学生になったら、
この本を読むように勧めていると仰っていて、気になっていた本。
この度、アップデート版が発売されたとのことで、読んでみました。
タイトルの「フィッシュ!」とはアメリカの魚市場がピチピチに活性化した事例をもとに、
企業や組織を活性化させる秘訣について解説した本。
前半部分は、その魚市場で働く人が実際に出てきて、
陰気な組織を活性化させるべく、色々コンサルするというストーリー。
そんなに簡単に組織は変わるのか?と疑いたくはなりますが、
エッセンスがぎゅっと詰まった良い本に仕上がっています。
「でもぼくらはすごいことに気づいたんだ。仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べることに。」
どこかの自己啓発書に出てきそうな文言ですが、結構いいこと言ってますよね。
自分も仕事が辛いとき、この言葉を思い出そうと思います。
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港町の市場はなんと言っても新鮮な魚が店々に並び壮観である。港は流通の拠点でもあるので、市場には雑貨含めて豊富な商材が並ぶ。かくなる理由から港町の市場はどこも大賑わい、潮の香りを嗅ぎながらの早朝からの買物は胸が高鳴るものである。
港町の市場の中でも、ビジネスの教材にまでなったシアトルのパイクプレイスマーケット(Pike Place Market, Seattle)は、近くにスターバックスコーヒーの1号店があるなど港町の市場の代表格。他にもクラムチャウダーの有名店、鮮魚店だけでなく野菜や果物、雑貨品まで勢揃いの楽しい市場である。
もうひとつ印象深かったのはハンブルクのフィッシュマルクト(Fischmarkt)である。こちらは屋外マーケットがエルベ川沿いに1kmも続く。鮮魚店にイートインの屋台もあり、見どころは市場らしく叩き売りである。叩き売られるのは魚だけでなく、菓子箱、チーズ盛り合わせ、鉢植えの観葉植物と多種多様、威勢のよい声が市場に響き渡る。
そして、番外として思い出深いアジアの市場を列記してみた。
● ビジネス教材にもなっている「魚のキャッチボール」パイクプレイスマーケット(Pike Place Market)
● ドイツ ハンブルク フィッシュマルクト(Hamburg Fischmarkt)
● その他の印象深かった港町の市場
● アジアの食品市場
● アジアのユニークな市場 怪しさ満点の電子市場や服飾雑貨の市場
シアトルにあるパイクプレイスマーケット(Pike Place Market, Seattle)は、1907年にオープンしたアメリカでも最古に属するファーマーズマーケット。港に面しており、場内には多くの鮮魚店がある。また、八百屋に雑貨店、シーフードレストランなどもあり、付近にはスターバックス1号店があることでも有名だ。
そのパイクプレイスマーケットには、Pike Place Fish Market という有名な鮮魚店がある。数ある魚屋の中でもここは人だかりができ、歓声もあがっているのですぐにわかる。販売スタッフたちの元気な声と見事な販売パフォーマンスで人気店となっているのだ。このパフォーマンスによって日系アメリカ人の始めたこの魚屋は、今や世界的に有名になり、『Fish!』というタイトルの書籍や映像素材がビジネス教材となっている。
ビジネス教材となった理由は、4つのポジティブな経営理念にある。この内容が素敵で、小売業の方々に大人気なのである。
その4つを紹介しよう。
(1)Choose Your Attitude(態度を選ぶ)
仕事の態度を選ぼう。つらい仕事も、自分次第でやりがいも出る。
(2)Play(遊ぶ)
仕事をしながら楽しむ要素を見つけ、それをエネルギーにしよう。
(3)Make Their Day(人を喜ばせる)
顧客満足はまず顧客を楽しませることから始まる。顧客と自分を喜ばせよう。
(4)Be There(注意を向ける)
目の前にある仕事に誠心誠意の気持ちで尽くそう。仲間と顧客にきちんと向き合おう。
そして現地を訪ねると、これら4つの理念を目の当たりにできる。
まずは魚のキャッチボール。中央で魚が舞っている。食べ物を投げるとは、と思われる方もいるかもしれないが、店のスタッフ��客が一体となる演出はお見事である。これが始まると、周囲は笑顔と歓声にあふれる。
次に、こちらの「I’m a living cod !!」と札のあるタラ。実はひもでカウンターから操れるようになっており、客が何かな、とのぞくとビクッと動く仕組みである。同行していた妻もかなりびっくりしていた(笑)。
このようにWorld Famous Pike Place Fish Marketでは、ポジティブな経営理念を肌で感じ、実際体験できるのが魅力だ。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/fish-market-markt-marche-souk/
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私も行動したい、と思える本だった。
読みやすいし前向きな気持ちになれるので読み返してこの考えを身体に浸透させたくなる。
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自己啓発のベストセラー。
仕事で関わる相手先のチームをより良くするためのヒントはないかと期待しながら読んだ。
提案のヒントはたくさんある。まずは自分自身が相手にどのように関わるか態度を決めることから始めようと感じた。
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読みやすいのはよいことです。通勤1往復で読み終えた。
ストーリー仕立てのビジネス書って、えてして学習マンガみたいになるのだけど、うまいこと処理していると思う。
なんていうのか、こういうアメリカ映画あるよね、という。
アメリカの風土、というか仕事環境における物語なので、そのまま日本に当てはめられるかは疑問もある。
だけど、個々人がこういう考え方を知っていくのは悪くはないでしょう。
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会社の課題で読んだ本。
チームをまとめる事が目的でも、その過程が楽しいものでなくては続かないし纏まらない。
うちは上手く纏まっていて良い職場だけど、当たり前じゃなく私も周りも楽しい就業時間にしようと思えた。