紙の本
頑張れウフ!
2021/05/15 10:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
何やかんやで、結局は、バロットとウフコックが再会した前作のラストに戻ってしまった。
いわゆる「振り出しに戻る」ってやつ?
作者は多分、登場人物の様々なエピソードをぶち込みたかったんだろうね。
時系列も、視点人物もバラバラで読みづらかった。
「アノニマス」になってから、事件の進むテンポが極端に遅くなり、「話が進まない!」状態に陥っている。
〈オフィス〉と〈クインテット〉が共闘して、最大の敵〈シザース〉に立ち向かう日が来るのか。読者はそこが知りたいと思うんだけどな。
バロットとうふコックが一緒だと、ちとチートになり過ぎるからか、作者のやっかみが入っているのか知らんけど、これからも、ウフコックの孤独な戦いが続くと思うと胸が痛む。
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シザースとは何なのだろう?
ウフコックの救出の為に行動するパロットとイースターズオフィスのメンバー達。
眠れるハンター陣営の奮闘。
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マジか!という展開。
もしかしたら、この6巻までが序章なのかもしれない、という予感。2つの時間軸が、ようやく融合したか?
そして、ここまで来てまだ、あのプロローグから少し進んだだけに過ぎないという衝撃!
……続刊はⅠ年後?嘘だろって思う。
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物語はさらに深みを増し...。敵対勢力との交渉の描写や、心理描写の書き込みがめっちゃ面白い。僕がこのシリーズにハマりすぎているせいかどうかはわからないが描写の一々に臨場感を持った味わいを楽しめる。
主人公に立ちはだかる敵勢力のボスもどう転ぶかわからない謎をかかえているので読んでてわくわくさせられ、次のページをめくる手が止まらない。
エンハンサー同士の戦いも、力が強い方が勝ち!という少年漫画的なノリもなく、「その場で誰がどのような動きをすれば最善の結果を引き寄せられるか?」という緻密な計算のもとに行動しているので大人の闘いって感じで面白い。
次の巻が楽しみで仕方がない。
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第二部クライマックス!
ハンター達と、バロット達の舌戦と同時に繰り広げられる目に見えない戦いにハラハラワクワクし、やはりウフコックが手元にいるバロットの戦いは惚れ惚れします。
バロットとウフコックのやりとりが愛おしくずっと見ていたいですが。。ウフコックはアノニマスではなく、1人?1匹?のウフコックとして再度旅立ちを決意します。ようやく現実と回想の時間軸が重なったここから、また話が面白くなりそうです。
もう一つ気になるのはバロットとライムの関係。
今ではほぼ誰とでも上手く付き合えるバロットが、何故かライムにだけはやけに冷たい。兄に似ているからとバロットは合点していましたが、たぶんそれは恋では?と個人的には思ってます。この2人の関係にも注目です。
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取り戻したものを再び手放すことの辛さ。でも、再び手放せるのは信頼の証でもある。
これ新刊出るたびに読み直した方がいいな。
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待ちに待った最新巻。前巻からのインターバルはそれほど長くないとはいえ全ての登場人物を思い出すのは大変でした。ウフコック奪還までと奪還後が交錯しながら進んできた物語もいよいよ佳境。シザーズとハンターの対決やバロットとライムの関係など見どころも盛りだくさん。そしてウフコックはハードボイルドでした。
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マルドゥックアノニマスシリーズの最新巻を読了。
面白いのよ。
すごく面白いんだけど、これは1から連続して読まないとダメね。
もう5巻でどうなったのかよく覚えていないし、登場人物多すぎだし、6巻の中では時系列がめちゃくちゃに進んでいくから、頭のなかで訳が分からなくなってしまう。
さらに7巻に続くようだし、本シリーズは最終的に10巻くらいまでいくのかな?
このシリーズは、最終巻がでてから、シリーズを通じて順番にがっちり連続して読んだ方がいいかもしれない。
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クインテット達はウフコックの情報があったとはいえ無敵状態のバロットだったのに、ガンマニアとは苦戦?というか、無双状態じゃなくてなんかちょっと残念。というかライムがウザイ。バロットがカチンと来るのがスゴイよくわかる。
ライムの事を多分バロットの方が意識しすぎているんだろうけど、それにしてもライム腹が立つ。考えてみたんですが、バロットの方はきちんとライムの指示に従っているし、彼の能力に敬意を払っているのに対し、ライムの方は彼女を対等と思ってないというか、きちんと彼女の能力を評価してない感じがするからかな、と。別にほめてほしいわけではないと思うんですよ、バロットも。でも自分のやったことに対して正当な評価が欲しいし、きちんと自分の出来る事は認めてほしいという思いがあると思う。ライムの指示はバロットがやっていることは「出来て当然」で、彼女の感情の動きを揶揄したり、気づかない所を「そんなこと言われなきゃわからないのか」と言うような言い方で指摘するからカチンと来るんだろうなぁと。戦闘現場で「寝てないよな」ってのはあからさまに失礼だよな、マジで。大体、お前は前線出て無いしなって思ってしまうし。
なんだろう。ライムの指揮官としての有能さを示したいための共闘だったり、作戦なんだとは思うけれども。個人的にはもっとバロット頑張ったね、すごいよって感じの方が観たかったなぁと思う。最後もあんなだし。
ジェミニも居ないんだし、メイドバイウフコックの発信機でも取り付けて本体は一度退却でも良かったんじゃないの~と思ったり思わなかったり。
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ウフコックを取り戻すべく奮闘するバロット。誕生日を機に声帯再建手術を受け、その成功の翌日にハンターとの二度目の邂逅へ。
そして、その邂逅でウフコックの居場所の特定に成功し、奪還作戦へ。また、ハンター側もシザーズとの直接対決が始まろうとしており、ウフコック奪還作戦の時にハンターの登場がなかった理由も明らかに。
最後は、ウフコックが脳死状態にあるブルーを救出に行くために再びの潜入捜査をするという、ちょっと驚きとバロットみたく悲しい続きに。
脱出作戦のようなバロットとウフコック、そしてアビーたちの連携プレーがまた読みたいし、次巻以降もそうなって欲しいと願っている。
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大興奮の第4巻から引き続きイースターズ・ファミリーによるウフコック救出劇が描かれる。とは言うものの、もはや救出が成功したのは明らかなので、重点はルーン達がどのようにしてそこに辿り着いたのか、ハンター達はなにをしていたのかに移っている。
現在と過去を並列して描き、実はこんなことが隠されていたと明かすのは、SFマガジン連載中の作品であることを考えるとかなり綱渡り的な手法に思えるが、いとも簡単にやってのけてしまうのがすごいな。
ここまで読んでかなり疲れたので、次巻に手を出すのは少し後にしよう。