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紙の本
再びの共和党逆転劇のなかで
2017/02/28 03:30
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投稿者：喜多乃あだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
この新書は、書き下ろしを除けば2003年当時の状況を描いている。
内容として、アメリカ大統領選で得票数が「過半数割れ」ながら勝利した共和党ブッシュ大統領と知名度抜群でありながら敗北した相手候補の民主党ゴア氏との相違点や、アメリカ人が信頼するリーダー（政治家）の条件、日本人の誤ったアメリカのイメージについてなど多岐にわたる。
著者の体験や取材によって浮き彫りにされた超大国アメリカの本当の姿を知ることで、これからの日米関係だけでなく日本という国自体を考えるためのヒントが本書にはつまっている。
また、アメリカを知るための入門書や説明書としても、本書はオススメであると個人的に考える。
紙の本
米国の光と影
2016/11/20 22:19
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投稿者：コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2003年に出版された本の改訂版だという。名著だから復刊したという。それはよい。評者も読んで感動した。しかしタイトルが違うしオンライン書店の説明にはその記述はない。これは誠実な態度だろうか。内容に移ろう。確かに名著といってよい。評者も数年米国で暮らした経験があるので，著者の言わんとする米国の光と影には完全に納得する。多くの読者を得て，多くの人が自分の頭で考えることの契機になるとよいと願う。ただ，この口述筆記のような（忙しい人だから本当に口述筆記かもしれない）やたらと改行の多い文体はいただけない。
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