紙の本
パワーポイントに発表資料の質をワンランクアップさせてみませんか!
2019/04/17 09:30
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、発表資料として今や定番のパワーポイントですが、その作成には頭を悩ませている人も多い現状を鑑み、質の高い発表資料を短時間で、効率よく作成するコツとノウハウを解説した画期的な書です。筆者はデザインのプロですので、プロから見たデザインの在り方とそのちょっとしたコツを分かり易く教えてくれます。今までの発表資料をワンランクアップさせたい方には、絶好の書と言えるでしょう。
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全てのコンテンツに「Before」と「After」があって、具体的に見易いスライドを作るための基本概念が判ります。
実際、明らかに印象が変わるので、凄い説得力。
PowerPointでスライドを作る機会があるなら、読んでおいて損は無いと思う。
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「PowerPointによる」とあるが、同ソフトに特化した部分は冒頭の1/4ほど。残りは汎用的なビジュアルデザイン入門、情報デザイン入門になっている。
この本、著者の科研の成果として作成した小冊子をもとに出版されたものらしい。
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普段何気なく作っているパワーポイントですが、作り方を少し工夫することで印象が全く異なるものになることがあります。この本はそういった無意識下で行っている部分を図解することで、改善すべきポイントを教えてくれます。「こういう本もあるんだ」ということで手に取っていただけたら幸いです。特に、第4章「グラフ・表・チャート」、第6章「フォントと文字組」、第7章「レイアウト(基本編)」が実践的でおすすめです。(システム創成学科)
配架場所:工3号館図書室
請求記号:007.63:Ta84
◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003165394&opkey=B147995541828934&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0
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本の中にも書かれているように「自分や他人のスライドが良くないのはわかるが、どう改善したら良いかわからない」という方におすすめの本です。
デザインの専門家であり、デザインの研究者でもある著者だからこそ研究者の視点でやりがちな失敗例や改善案をたくさん紹介されています。
始めの数ページを読むだけでもデザインについて学んだことがない人にとっては驚きのtipsが載っています。
同著者の科学者のためのビジュアルデザインハンドブックも大変参考になります。
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オススメコメント「研究発表に役立つビジュアルデザインの基本が学べます。スライドに関する多くの事例を図で示してあるため、とても分かりやすいです。特に、卒業研究発表に役に立つと思います!」
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<学生選書コメント>
所属研究室で実験経過報告をPowerPointで行う際、この本を参考にスッキリ見やすい
資料作りを心がけた。プレゼン資料作りの悩みを解決!
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効果的な配色など今まであまり考えていなかったことに気づかせてくれた。また矢印や色の使い方も参考になった。ミトコンドリアやフラスコなどを自分で描けるように丁寧な説明があった。今度自分で描いた図を発表に取り入れてみようと思った。
オススメ度:
★★★★★
にゃ~(海洋資源環境学専攻)
所蔵情報:
品川図書館 007.6/Ta84
越中島図書館 007.6/Ta84