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「コンビニ人間」に輪をかけて気持ち悪さ爆発。
でも最後どうなるのか気になって最後まで読んでしまった。
私は地球星人で洗脳されてるのか?
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一気読み。すごいもの読んでしまった感。
なんというか真理すぎて近付くのが怖いというか、もう二度と読みたくないけどものすごく強い、そういう本。
地球星人としての生きづらさを言語化してくれて、「馴染めなさ」に共感もした。
極端な描写なので、吐きそうなほどおぞましいが、
現実世界でもこんなことは起きてる。
直接的に、間接的に、こういう世界で生きている。
みんな、だれでも、壊れ得るということ。
地球星人も異星人も、わたしから見ればそのどちらの世界も恐ろしく、逃げ場がない感覚になり息が詰まった。
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村田さんの世界観独特でどこか俗世離れしてる風で
実は誰もがどこかに共感しそうな
起こり得ないとは全く言えないような世界
怖さ感じつつリアルというか
怖いというのは偽善というか洗脳というか
それぞれの抱える生きづらさには共感するからこそ
間違ってるとは言いづらいし間違ってない気がするし
もはや逆に人間らしさが爆発しすぎてリアルなような
リアルとは言いたくないような
当たり前だと思い込んでる世界に疑問を投げかけてくる村田さん
何もかも投げ出したくなった時に触れたい世界観
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魔法少女に憧れた少女のほんわかストーリーなのかなぁと思っていたが全然違った。
魔法少女ま〇か☆マギカを彷彿させてしまった。(ピュートがキュ〇べえにしか見えなかった)
小説版魔法少女ま〇か☆マギカという感じ。ダークな展開とかそっくり…。
ただ、やっぱりひと味違うなぁと思ったのは
「工場」「ゴミ箱」「魔女」といった独特な表現方法で読者を世界観に引きずり込んでしまうところ。
あれ?わたしもポハピピンボピア星人なのかも…と思ってしまうほどだった。
強姦され「口を壊されてしまった」菜月は、肉親を殺害しその肉体を食べたことで味覚を取り戻した場面がなんとも切なかった。
また、終盤で救助隊から「人間なのか?」と問われるシーンにて、我が子をストレスの捌け口として扱う母親、菜月を強姦した塾講師、そんな妹の状況を知りながらも見て見ぬふりをし続けてきた姉…
この人たちがしてきたことも人間がすることなの?と思わずにはいられなかった。
見えている世界が全てじゃないんだな、正しいってなんだろう?と考えさせられた一冊だった。
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ただただ不気味でしかなかった。
もう二度と読みたくない。
深読みもしたくない。
精神虐待・性的虐待を受け続けて、
心が壊れてしまった主人公と、
深い闇を抱えた仮の夫である智臣といとこの由宇との共生(?)が、見事に理解できない。
変な夢も見てしまうほど、強烈な本でした。
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「コンビニ人間」を軽く越えてきた衝撃的作品との売り文句は嘘じゃなかった。
最近、増田俊也さんの「シャトゥーン ヒグマの森」、ディーリア・オーエンズ 「ザリガニの鳴くところ」と個人的に衝撃を受ける作品が続いているので、「熊こええ」「ひとこええ」に続き、「地球星人こええ」となった。「村田沙耶香こええ」もあるか。
読み初めの頃の「社会は人間を作る工場」「お勉強を頑張って、働く道具になる」「女の子を頑張って、この街のための生殖器になる」への違和感が、読み進めるうちに変わっていく。
ああ、あの違和感は自分も地球人の目で物事を見ていたからで、宇宙人的、ポハピピンポボピア星人的に世の中を捉えれば、うまくやっていけないことにすんなり納得がいくし、違和感を覚えるのは母親やママ友や姉にだ。
「コンビニ人間」では、浮いた存在でいながらもいわゆるマトモだった姉というポジションの人が、この作品では実は一番怖い人、一番壊れている人だったのではないかというのも、印象に残った。
これまでの自分の常識を、一度吹っ飛ばしてくれる一冊。読めてよかった。
どうしたら、いつになれば、生き延びるのではなく生きることができるようになるんだろう。そう感じる人は、読むといいかも。自分は地球人ではなく宇宙人なのかもしれないという視点が手に入るから。
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読みやすくスラスラ読める。
村田さんの作品は社会の常識を考えさせてくれる。勢いがあって良いが、衝撃も強いので好き嫌いが分かれる作品だと思うが、村田さんの作品が好きなら読んで見てもらいたい。
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年をまたいで読んだ小説。大みそかにコンビニ人間を読んで、その勢いのまま読破。この3人は、どうしてこうなったのか。「どうして」と書くと3人が良くない側にいるみたいだ。いや日本の法律から見ると悪いことをしているのだけど、3人がいいなら、良いのか。あの後、3人はどうなるのか。結末の後が気になる小説。
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恋愛して、結婚して、子どもを育てる。
大人になると意識してしまう、人生の正解かのように思われるこの流れ。
これができた人は幸せ、できていない人は寂しい人生だと思ってしまうが、その価値観に疑問を持つきっかけになった作品。
もし、恋愛や結婚を強制される雰囲気のない世界だとしたら、自分は、恋人は、結婚したいと思うのか気になる。
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個人的に「コンビニ人間」以上の名作。
読み進めるにつれて展開が凄い事になっていくが、違和感を感じさせない。
自分の常識や普通を根底から揺さぶられているような気がして、読んでて目眩がしたのを覚えてます。
とても生々しく気持ち悪くて、でも美しくて読んでしまうのが村田沙耶香先生だなと。
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んー若干の気持ち悪さと理解出来ないところありでした~
現実味が感じられなかったような、、、
コンビニ人間はとても好きな作品ですが!
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読んでるこっちが洗脳されそうだった(笑)でもなんか腑に落ちることもあったり、自分の本当の意思って何なんだろうと改めて考えさせられた。最後一気にグロくなってビックリw印象に残る作品でした。
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こ、、、こわい、、、、
最初は奈月かわいそう、そういう考えになるのわかる、って思ったけど、生きた人間を解体して食べるのは気持ち悪い。。。わたしは地球星人だわ。
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盲目的に信じることで空想がリアルに変わっていく
いや、最初からリアルだったのだろうか?と不思議な気持ちになった
村田沙耶香は出産、女性、人間をテーマにした作品が多くて
(たまたま立て続けに読んだのがそうだっただけかも?)
著者の常々感じている世の中の「当たり前」への抗議とも取れる内容だった。
気持ち悪〜〜い、でも面白〜いって感じだった。
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コンビニ人間を読んだ時も、自分や世間が当たり前とする価値観を揺さぶられたけどそれ以上の衝撃。
現実逃避に、と軽い気持ちで読み始めたことを後悔…