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紙の本
ちょうど歌舞伎にちょっと興味を持ち始めたので
2015/08/21 18:27
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
興味本位でまず一巻を買ってみました。そのあと一気に2巻を。その後我慢できなくて掲載雑誌まで買うはめに。でもそれが後悔しないくらいすごくおもしろかった。
若い役者の伊左がある時火事場見物で左右違いの不思議な着物を着た女の子と出会いその子のことが気になっていく。そんな典型的なラブストーリーですがこの話のメインは江戸から明治の激動の時代に役者がどのように生き抜いたか、というストーリーです。その勢い、熱量、生き様の凄さに圧倒されます。歌舞伎は今でこそ日本が誇る文化ですが江戸時代ではまだ大衆娯楽の意味合いが強かったのだと思います。(その事については大衆娯楽で良かったのではないか、今の歌舞伎は少し敷居が高すぎないか、と思うこともありますがそれは今の所置いといて)それが時代の流れの中でいかに芸術までに高めたか、というストーリーの根幹がとても痺れます。四巻という短い巻数の中にギュギュッとそれが濃密に詰め込まれていてとにかく最後まで飽きさせません。
あとすごく絵が良い。着物の柄の多彩さ、細かな書き込み、今でも違和感のない素敵なデザインは見てるだけでうっとりします。その着物もキャラそれぞれが個性豊かに、そのキャラが好む柄までしっかり考えて描いてあるのでコマの隅々まで見てしまいまいます。
ほとんどのキャラには実在の人物のモデルがいるので歌舞伎に詳しい人はすぐに分かります。私はまだそこまで詳しくないのでネットで調べてあぁそうなのか、と気づきましたが。
最後に蛇足かもしれませんが同じ実在の方がモデルの話に北村鴻先生の狂斎幽霊画考(『狂乱廿四考』収録)があります。私はこちらの方を先に読んでいたのですがまったく違う色合いの話ながら根底にある役者の気魄のようなものがどちらからも感じられて合わせて読むととても面白かったです。
電子書籍
芝居小屋
2021/04/08 01:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みずきんぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る
歌舞伎が好きなので、とても興味深く拝見。
江戸の芝居小屋はこんなだったかなぁと想像しながら読みました。
続きが見たい!
紙の本
歌舞伎を舞台に
2018/08/30 18:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
装丁にも凝ってます。歌舞伎の世界だしセリフ回しなどが江戸っ子というか独特なので全く知識がないと読みにくいかも。
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