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はぐれた時に現れる「鎌倉うずまき案内所」悩める6人の人たちがそこで気づくことで優しく強くなっていく。不思議な話。最後まで呼んだら又、戻って読みたくなった。
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時代が遡りながらどの短編も緩やかにリンクして面白かった。最後にあー騙されてたと気づいたのも心地良し。シュールな所長、双子の爺さんも良かったよ。
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図書館がずっと
閉館なので
子が
読む本がない!
と言うもんで
どうせ買うなら
一緒に読める本と
青山美智子先生を
買い漁ってます
今回はコチラ
やっぱり
人間って
先入観があるよねぇ
ラスト
思わず
ええええ!!
ってなったもん
うずまき
ぐるぐる
繋がっている
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「お探し物は図書室へ」と同様、悩みのある人がカウンセラーとは違う人(今回は案内状の双子の老人)から、ヒントを得る物語。
6つの短編からなるが、短編どうしが絡み合い、題名同様うずまき状態。前に戻ったり、最後は再読して登場人物の関連を調べたり...
出てくる人みんなの幸せを思うハートフルな小説です。
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「人生にはぐれた」人が迷いこむ「鎌倉うずまき案内所」。青山さんの作品に共通した、一見無関係なヒントにより、主人公たちが変わっていく…
年代が螺旋階段を降りるように遡っていく構図。
巻末の年表を見ながら、最終話から再読したくなるしかけが楽しい。
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途中までは昔話の定型文をなぞらえたありきたりの話…と思ってたけど、最後まで読んだら何コレ、すごい!
うずまきというのもさもありなん。最後まで読むと、うずまきを逆になぞるように、遡ってグルグル読み返してしまう。
登場人物のリンクも見事な連作短編に仕上がり、前編通じて出てくる、SF作家「黒祖ロイド」がこれまた叙述トリックぐるぐるうずまき。
最終話で、誰ともリンクしない登場人物におや、どこで出てきたのかな?と、途中でうずまきたどって探してみたけど…それすらも…。
双子のうずまきじいさんに、私も会いたい。が、ここ数年はうずまく想いもないので、当分会える見込みもなし。
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おもしろかったー。わたしも今はぐれてる。所長のお言葉いただきたい。
2回目は、どこで誰が繋がって…って読み方になると思う。それもおもしろそう。また読み返したい。
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「平成が、終わった。」で始まり、「平成が、始まる。」で終わる、平成の30年間を6年づつ遡りながら展開される物語です。
登場人物が若返って現れますが、1回読んだだけでは誰の若い時なのか、ちゃんと思い出せなかったです。
最後に付けてくれている年表を頼りに再読しないとうまく繋がらないですね^^;
昭和64年の物語に登場する浜書房の浜文太は、昭和元年の最初の日に生まれた設定です。
昭和は64年まであるが、元年と64年は共に7日間しかない。
「昭和時代っていう本の表紙と裏表紙みたいだね」というセリフに思わず納得してしまいました。
「その都度の全力の結果、今ここにいる。」は、確かにそうだと思います。
だけど、本当の気持ちに反した行動による結果の今も受け入れざるを得ないのが現実です。
孤立したくない中学生の話、「二〇〇一年ト音記号の巻」は、誰もが経験したことのある思春期の心の葛藤が良く描かれていると思いました。
ト音記号の説明も面白かった♪
最後の話に出てくる「…固定観念を取っ払うことかな。」は、最近心がけているつもりだったのですが、この作品では黒祖ロイドにしてやられました。
私自身の固定観念を見透かされたように青山美智子さんにうまく誘導されてしまいました。
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自分はこのままでいいのかと、はぐれて(迷って)しまった時に、今のままでいいとか、進むべき道に“気づく”きっかけを与えてくれるのは、ほんの些細な出来事や言葉なんだなと思った。
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なるほど!
最後まで読んで、思わずまた最初から読み返してしまいました。
6つの短編が時代を超えて繋がっていて、渦巻きのよう。
優しさあり、懐かしさあり、今回もじんわりくる作品でした。そして、一度鎌倉に行ってみたくなりました!
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引き続きの連作短編。けれど長編の様なタイトルどおりのうずまき物語。少しずつ人物が重なって微妙に交差するストーリーは前作に似ているが、またグッと話に入りやすくなったように思えた。あゝ鎌倉に行きたくなる。
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青山美智子さんの作品,自身初でした。
文才のある方なんですねぇ…
スラスラ読めました。此の方の作品他にも読んで見ようと思います!
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読み終わってもすぐに読み返したくなる本。現在から過去に戻っていく中で、いろいろなつながりが明確になってくる。いろいろな出会いが、言葉が、渦巻きのようにからんで、今この瞬間を生きる自分に繋がっていく。人との繋がりに癒されるとともに自分らしく生きていくことに背中を押してくれる本だった。
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鎌倉行きたいなぁと言う思いと、本屋大賞を取った作者の作品を読んでみたくで手に取りました。平成を6つの時代に分けて登場人物が出てきます。ワンフレーズの使い方が上手だな。と思いました。セリフで、ぐっとその世界に引き込まれます。時を使う小説はいろいろありますが、悩み迷う人々の救いが、さりげなく描かれているところがいいなと思います。そしてラストは全てが集約され…一気に読んでしまいました。
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この方の作品は、登場人物たちがどこかで誰かと繋がっていて、誰が誰とどのように関わっているのかを考えながら読むのが私はとても好きです。自分に書かれたのではないかと思うほど、人間らしく、それでいて背中を少し押してくれるようなお話ばかりでした。また、固定観念に囚われてはいけないというのがこの本のメッセージのひとつではないかという感想を拝見したことがありむすが、深く納得できました。ぜひ、最後まで読んでください。