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道警シリーズ第七弾。
今回は、刑事のちょっぴり悲しい恋愛の話。
刑事も人間。恋もする。ただし、一般人との違いも当然ある。
一人ひとりの機微を描くことにより、一層深みのある小説となっている。
最後のもの悲しいピアノの音が身につまされる!
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道警シリーズ第7弾。
今回は個々の恋愛部分が多く描かれている。
佐伯と小島はもちろん、意外なところでは津久井の恋愛。密かに新宮も頑張っている。
小説の設定でいうと津久井はイケメンみたいだけど、あまりその印象が持てていない…
恋愛ネタはあると言っても、殺人事件は起きている。
普段は冷静な津久井が垣間見せる私情が、時にハラハラさせる。
そして、それを補うのはやっぱりチームの面々か。
2024.6.6
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こちらも隣に住む叔母から借りた小説。
佐々木譲先生は会社の先輩にも一度お借りしたことがあったな。どうやら刑事モノらしい。
舞台は札幌。
私の夫が札幌出身で毎年帰省していたので、かなり情景は思い浮かべやすい。
しかも琴似。夫の実家の最寄りのJRの駅だ。
札幌市内で起きた宝石強盗事件を追っていた津久井は、ホテルのピアノラウンジで演奏していたピアニストの安西奈津美と、たまたま夜に立ち寄ったバーで再び出会う。
彼女は人気アルトサックスプレイヤーの四方田に誘われ、シティ・ジャズへの出演を予定していた。
ジャズの話で津久井と安西の距離が接近する。
そんな中、中島公園近くの池で女性死体が見つかる。状況証拠は奈津美が犯人だと示しているが、津久井は彼女が事件に関わっていないことを信じていた。
津久井は刑事課の佐伯に助けを求める。
大人の恋の物語って感じですかね。
そこまでハードボイルドでもないので、女性でも割と読みやすいかも。
いやでも、実際『この泥棒猫!』なんて台詞、実世界で使われているんですかね?私は聞いたことないけど(笑)
あと、ミステリ好きにとっては、これまで一度も登場してなかったやつがいきなり出てきて、はい、こいつ犯人です!って言われても、なんだよーーー
ってなっちゃうかな(笑)
ま、面白かったけど(*^^*)