紙の本
ジャズ好きにぴったり
2016/07/27 12:03
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
津久井はホテルのラウンジでピアノ演奏中に強盗事件の任意の事情聴取をする。ピアニストは安西奈津美。佐伯と小島百合、新宮が窃盗犯の張り込み。津久井は当番あけにジャズバー「ブラックバード」に寄るとそこには奈津美が。アルトサクスプレーヤーの四方田の声掛けでサッポロ・シティ・ジャズに急遽出演が決まったとの事で、津久井と奈津美はお互い恋心を抱く。二人は一夜を共にするも、奈津美の腕を見て津久井はこの恋をあきらめる。中島公園で女性死体が発見され、容疑が奈津美にかかり・・・。
北海道警察シリーズ第7弾。このシリーズは読んだ記憶があるような気もするが、はっきり覚えていない。初めてでも十分楽しめる。早く先が読みたくなり、どうしても飛ばし気味になってしまう。ジャズのBGMが流れているような錯覚になった。面白い。
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憂いなき街
2023/02/23 17:03
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も、いつものメンバーがそれぞれ活躍。大人の恋愛色が濃いのが、珍しかった。
最初から最後までジャズの音色が流れ、津久井巡査の心情と共に、ブルーな雰囲気が漂う。悲しい音色で終わったのが、印象的だった。
皆さん活躍しているのだから、もっと昇進しても良いのに。
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おなじみのシリーズ
2021/05/15 15:03
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
おなじみのシリーズ。札幌の街並みを満喫できる作品。事件の展開はあまり深くないのでちょっと残念な感も(新たなパターンなのかもしれませんが)。
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憂いなき街
2015/12/28 17:24
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
道警シリーズいいですね。北海道出身の作者は同郷出身者として大いに応援しています。警官小説は読みごたえがありますね。シリーズの継続を期待します。
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「笑う警官」からもう7作目となった北海道警察シリーズ
津久井、佐伯、小島百合、新宮といつものメンバーが
すっかり知り合いになったような気持ちで読んでいる
舞台も札幌なので、風景が目に浮かぶのも楽しさを倍増
いつもおもうことだけど、ドキドキして読むのを途中でやめられない
今回も、楽しい時間を過ごすことができました
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所謂“北海道警察シリーズ”の新作。第七作。
津久井刑事が出逢う女性が事件の容疑者ということになって行く中、津久井は本当に容疑者なのか否かを疑う…
お馴染みの面々が各々に活躍する、このシリーズならではの展開。愉しく読了した。
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サッポロ・シティ・ジャズで賑わい始めた初夏の札幌。市内で起きた宝石商の強盗事件を追っていた機動捜査隊の津久井卓は、当番明けの夜に立ち寄ったバー「ブラックバード」でピアニストの安西奈津美と出会う。彼女は、人気アルトサックス・プレーヤーの四方田純から声がかかり、シティ・ジャズへの出演を控えていた。ジャズの話をしながら急速に深まる津久井と奈津美の仲。しかし、そんななか中島公園近くの池で女性死体が見つかり、奈津美に容疑がかかってしまう……。大好評“北海道警察”シリーズ、第七弾。
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すっかりキャラが確立して安定感を感じる。なんとなく今野敏の某シリーズと似た雰囲気は、そういうのが好みなんだろうな
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ついに!そういう「大人な」関係になりました
セカンドステージに入っても疾走感のある事件
解決・・・うねるような状況の落差に読者は右
往左往しますね
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2016.12.1 読了
いつも通り現実味のある地道な捜査ぶりが展開される。レギュラーメンバーの連携があり、各人の関係性も進展を見せている。
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今回はいつものメンバーの恋愛が絡んだ展開。
恋愛面が絡んでいるせいか、事件事態はあっけなかったきがする。
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警察官であることの誇りと哀しみ 帯から引用
北海道警察シリーズ第7弾
宝石強盗、殺人、ジャズ、麻薬と幾つか事象が絡み合う。
今回の主人公は津久井巡査部長が切なく。
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道警シリーズ第7作。
札幌のジャズ・フェスティバル開催を目前にしたある日、津久井巡査部長は女性ピアニストと出会う。急速に惹かれあうふたりだが、彼女の過去が明らかになって……。
警察組織の内情を描いた硬派な作風が特徴のシリーズにしてはめずらしく、恋模様がメインになっている。タイトルとは裏腹に憂いに満ちた男の哀感が漂う。佐伯警部補と小島百合巡査部長の関係にも変化が。
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道警シリーズの7作目。このシリーズ、順番違えて読んだりしてたけど、去年の夏に出ていたものにここで漸く追いついた。
今回は、札幌の夏の風物詩として定着したというサッポロ・シティ・ジャズの出演者を巡り、佐伯と津久井がジャズ好きでそれぞれがサックスとピアノを操るという最初の頃の設定を思い返させながらお話は進む。キャラクター設定は既に安定も、佐伯と小島の間には進展があるなど、少しずつの変化が加わり飽きさせない。
前半、肝になる話が見え辛いものの、今回はいつもと少しパターンが異なり“津久井の純愛”がメインテーマとなってからは、彼が追う事件を中心に一気呵成。相変わらず話の運びは巧い。
しかし、どんなに惚れても脛に傷持つ女性とは一緒になれないとは警官も辛いね。咽び泣くピアノの音色が聞こえてくるような終章が切ない。
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待望の、道警シリーズ第7弾。
文庫化、待ち遠しかった。。。。
【読間】
「木曜日」の章の2ページ目。
今回、何やらあちこちで色模様(笑)。
小島百合と、遂に男女の仲になった佐伯。 いやぁ、長かった(笑)。昭和のラブコメかという位に“着きそうで着かない”二人だっただけに、なんとなく感慨深い。
※小島百合は、自分の脳内では松雪泰子さん。(駄作と評判の劇場版は見ていないけれど、イメージがピッタリ過ぎて頭から離れない)若い頃から好きな女優さん。
願わくば、そんな小島百合の“その時”の描写も読んでみたかった……とか思ってしまうのよね、男ってやつは……(苦笑)。
さて、続きも読まねば!
2016.02.16.書。
【読了】
うん、面白かった。
1ページ先の記述もきになって、なかなか中断のタイミングを図れない…という作品は、久しぶりだった。
先が気になるからついつい“走り読み”気味になるけど、決して厚くもないこの本の世界観を味わうためにもゆっくりじっくり読みたい。でも、ついつい……と(苦笑)。
多忙なため読了までに3日かけてしまったが、時間が許してくれたなら徹夜してでも一気に読み切ってしまいたいくらい。
シリーズ第1作もそうであったように、リミットの切られた状況が、緊迫感や切迫感を増していたのだろう。
そして、切ないラストシーン……。
佐々木譲のハードボイルド、やっぱり好きだな。
★4つ、9ポイント半。
2016.02.18.新。