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浅倉さんの本にハマって3冊目。
最初読んだ2冊はページを捲る手が止まらなかったけど、これは結構読むのに時間がかかった。
設定が面白かった。
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サイコーなお話。
これはらまぁ、SiFi的な小説である。
そして、波瀾万丈の青春物語だ。
もちろん、ラブコメまである。
いやはや、伏線回収もばかばかしいのだ。
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深夜ラブコメアニメへのあふれるほど愛なのか、ラブコメアニメへの痛烈なアンチテーゼなのか。アニメのお約束を現実に持ち込むといかに不条理な世界になるのか。思考実験としてもとても楽しい小説でした。
終盤のフラグ回収は凄まじいものがありますね。不覚にも涙しそうでした。
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良質な伏線と回収。
誰もが一度はなってみたい(よね?)アニメの主人公になれるシステムの話。
主人公も楽じゃないね。
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最高のご都合主義をあなた=主人公へ、の言葉通りの作品。
終盤まであまりの破天荒ぶりに物語についていくのがややしんどかったけれど、最後は綺麗に着地していた。伏線回収は見事だったけれど感動まではしなかった。
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浅倉秋成さんの本を読むのははこれで3冊目だが、浅倉さんの紡ぐ計算し尽くされた文章、見事な伏線回収劇にすっかり魅了されている。「ここに繋がるのか!」と何回も驚かされた。
ライトノベルのような会話の掛け合いも楽しいし、主人公のツッコミも最高だった。
序盤はフラッガーシステムが仕掛けるフラグに巻き込まれ思い通りにいかない東條がフラッガーシステムをうまく利用して「ご都合主義」を作っていくのがとても面白いかった。
普通の作品なら展開が読めてしまうため、ご都合主義はあまり好きではないが、この作品では定番のテンプレートを待っている自分がいた。
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『六人の嘘つきな大学生』を先に読んでいたので、どんな伏線が待ち受けているか、とワクワクしながら読み始めたのだが‥
くだらない。大人が読むにはバカバカしすぎる。
8割がたドタバタのコメディで、読むのが辛い。
終盤、なんとなく無理矢理に伏線が回収されてはいくが、期待はずれだった。
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伊坂幸太郎さんの作品とか最近観た「シュタインズゲート」で前半に盛大にばら撒いた伏線が綺麗に回収されていくのが大好物な私にとってこの作品はドンピシャな作品!美味しくいただきました
アニメやライトノベルのあるあるをメドレーで楽しめるので読んでる間ずっとにやけ顔になってしまってたかも!
要するに「アニメのフラグとあるある」と「伏線」と「主人公のツッコミ」を楽しむ物語
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日常をドラマに変える「フラッガーシステム」のデバッガー被験者に選ばれた高校生のお話
とりあえず、公式のあらすじは以下
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鮮やかすぎる伏線回収!気鋭ミステリ作家の技巧が光る、笑いと涙の青春小説
「物語の主人公になって、劇的な人生を送りませんか?」
平凡な高校生・涼一は、日常をドラマに変える《フラッガーシステム》のモニターになる。
意中の同級生佐藤さんと仲良くなりたかっただけなのに、生活は激変!
ツンデレお嬢様とのラブコメ展開、さらには魔術師になって悪の組織と対決!?
佐藤さんとのロマンスはどこへやら、システムは「ある意味」感動的な結末へと暴走をはじめる!
伏線がたぐり寄せる奇跡の青春ストーリー。
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全体の流れとしては
前半はギャグ要素多めのラブコメ、終盤は泣きゲー展開、終わってみれば随所の伏線というかネタ設定を回収したストーリーになってる
この物語を十分に楽しめるかは読み手を選ぶなぁ
使われてるネタ的に、35歳以上が推奨の対象年齢かな?
ドラゴンボール、スラムダンク、キテレツ大百科、バックトゥーザフューチャー、島耕作、戦場のメリークリスマスあたりを知ってて、深夜アニメの定番ネタに心当たりがある人ならまぁOK
面白ポイントは、アニメあるある、主人公のツッコミ、伏線なので、そっち系の知識がなくともある程度は楽しめると言えばそうかも
フラッガーシステムとは
特殊な電波を発信して人々の行動や思考を変容させることにより、ノンフィクションである現実の上にきちんと的確な伏線を張り、余すことなく美しく回収、更には求めるラストシーンに向けて、誰もが納得のいく一級の物語を作り上げ、誰もが現実において物語の主人公になれるシステム
しかもそのシナリオのデータベースに登録されているのは、深夜アニメ299本と「戦場のメリークリスマス」
主人公の東條涼一が被験者に選ばれた理由
・帰宅部
・友達が少ない
・ツッコミ気質
・名前がそこそこカッコいい
確かに深夜アニメの主人公の特徴はこんなだな
あと、顔がそこそこ平凡に整っているというのもあるかな
システムを稼働して起こる出来事
両親がいきなりアフリカに転勤(野球カードを販売する会社なのに)
絶大な権力を持つ財閥の娘の生徒会長
クラスの男子の殆どがはしかで休みになる
帰ったら家の前にいて、同居する事になる謎の女の子
いきなり貼り出されている「魔術研究会」のポスター
ヒロインの家庭事情が……
確かに深夜アニメって主人公の親は描かれない事が多いし、何故か生徒会がものすごく権限があったり、他の男子はモブだし、中二病なキャラが登場しますよねーw
王道展開を知っている身としては
「ソノ イイマチガイ イケナイ」とか
「ソノ テガミ イケナイ」とか思っちったりするけれども
しかも最初に設定したエンドが「感動」って……
なぜ幸福にしなかったんですかね?
���ころどころの設定が見事にラストに繋がっているのはわかるんですけど、読んでいて伏線っぽく感じたのに活きていない設定もいくつか
ソラの存在はもうちょっとうまく活かせなかったものかね?
魔術の練習をさんざんやらされてた割に、あまり役に立たなかったような?級の設定とかもなー
あと、佐藤さんの母親が不自然なまでに登場してなかったのは何かの伏線かと思ったんですけどね
なので、見事に伏線を回収というよりは、最初からストーリーありきでネタ要素を詰め込んだって感じですかね
なるほど、それがフラッガーシステムなのかと納得
ストーリーに関係ないけど、00年代のアニメ系譜の本があったら読んでみたい
ただ、村田の書いたものではなくねw
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物語の主人公になれる、フラッガーシステム
主人公の行動が全てフラグとなり、終盤の回収していく疾走感は本当に面白い
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ドタバタラブコメディ的な感じの作品。
まじで伏線が駆け巡ってて、でもそれを後半まきまきで回収してって、なんなら前半のギャグテイストからは想像してなかったのに2回ほど涙を流す場面すらあった。
手紙のとこは死亡フラグやっば!!てなったけど主人公生存ルートはわたしにもわからなくて、テンプレ展開なのにテンプレ展開じゃなくてすごくおもしろかった… 一瞬ソラが生贄になるのかな?とか思ったりもした。
浅倉さんの作品としては、『6人の嘘つきな就活生』や『俺でない炎上』が好きなので、こっちのパターンは正直そんなになんだけど、それでもさすがと言いたくなる気持ちの良いクライマックスからのハッピーエンドだった。
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中盤までのスラップスティックなドタバタ感が、この年齢には少々つらいけれど、一見とっちらかったように見えたストーリーを無理やり回収する終盤の力技が楽しかった。
前半をもう少しさっぱりさせてくれたら、もっと読みやすかったと思う。
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自分の人生では誰もが主人公。恋はいつでも初舞台。フィクションであろうがなかろうが、フラッガーシステムがあろうがなかろうが、自らフラグを立てて自ら宣言して突き進むしかないのです。
全編を通してあまりにもふざけていて饒舌でラブコメなので途中で飽きかけましたが、12月後半からの怒濤の畳み掛けには心が震えました。感動した。
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くだらない、、、「六人の嘘つきな大学生」も「教室がひとりになるまで」も好きなので、浅倉秋成さんの作品を全部読もうと思ったが、あの二冊以外全部はずれ。
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前半はラブコメ小説かな?と
思いきや
後半に伏線回収が見事決まります
方程式の嘘臭いのにも、共感です