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とある高校が舞台の青春グラフィック。
語り手や登場人物がお話ごとに変わっていく。
ホラー、心霊ものではなかった!
1:入学式の日に、一目みて…
…一目ぼれのあの人は幽霊だった?
2:恋敵は幽霊?
…先輩の特殊メイクを少しだけひとり占めしたい女の子
3:かぐや姫観察日記
…二人の先輩とつきあっている彼女。気持の配分を観察してみた。
4:ツイてない人、ツイてるかもしれない美女
…友人の隣にあの日みた幽霊が座っていた。
5:女心と金色の傘
…下校を促すスピーカーからの彼女の声。上達していくのが楽しみだったのに。
6:お願いさん
…祠にお願い。あの人と夏休みを過ごせますように。
7:胆だめしはお好き?
…あの子に告白したくて肝だめしに誘ったのに。彼女、お化けがしたいんだってさ。
8:妄想男子
…先輩、はやく僕に告白してくれないかな
9:スリーショット
…うさん臭い委員長は、今日も校舎裏の“ポールさん”に恍惚の表情で抱きついている。ヤバい。
10:呪いの恋人形
…“呪いの恋人形”はちょっとした不運と引き換えに恋を成就させてくれる。らしい。
11:恋する幽霊部員
…みんなでショートムービーコンクールに応募するぜ!しっちゃかめっちゃかだぜ!
〇一つ一つのお話はかわいらしく、面白い。登場人物の等身大なところも(ぶっ飛んでる子も多々いるけど)好感をもてる。
ストーリーがやんわりとつながっているので、ちょっとブツブツ感があったかな?
〇名前が壁だった。お話ごとに登場人物が変わるのに、地の文やセリフ、人物関係で呼び名がちがうので混乱。現実的なんだろうけど、誰かが気になって都度ストーリーを追うのを中断。ちょっぴりストレスになった。
〇とはいえ、他の作品も読みたいと思った:)
〇扉が透かしでおしゃれ。あと、本が軽かった?気のせいかな。特殊な紙なのかな?