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そういう時がある。
めっちゃ傷つける時がある。
だけど、読書は癒しだから、
人を傷つける言葉を敢えて読みたいとは思わない。
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表紙とタイトルに惹かれて購入しましたが、いざ読んでみるとそれほど入りこめませんでした。
50ページくらいは読んでみたものの、やはり私には合わなかったです…。
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最後のあとがきが良くて、救われる言葉でした。ミマサカリオリの最後の決断は、とても勇気あって励まされ、一緒に生きていたいと思いました。『Swallowtail Waltz』読んでみたいです。
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人気小説家ミマサカリオリの突然の訃報。その翌朝1人の少女が投身自殺を図るところから物語はスタート。作者死亡による未刊となってしまった最終巻に迫るべく、山奥の廃校で小説をなぞらえた共同生活が始まる。
廃校に集められた7人の男女が共同生活を送る中で少しずつ謎が紐解かれていく。おっとこれ以上はネタバレ。ミステリーにしては軽めという感想もあるけど、この物語の本質はそこではないと思うので、展開はよかったと思う。何件かレビューにあったけど、人を傷つける言葉は自分に向いてなくてもきつい。
どんな作品にもアンチはつきものだけど、作者の人格を傷つけていいってことにはならない。批判と誹謗中傷の境目は何かなって考えたとき、想像力や愛があるかないかなのかなと思いました。もう一つ感じたのは、誰もが何かに縋りたくてもがいたり苦しんだりしてるけどたった1つがあれば、少なくとも今日を生きる理由や希望になるんだなと思いました。
あとは、自分の気づかないところで、自分が誰かの生きる理由や希望になってるってことも。ラストは月並みかもしれませんが、私は好きです。
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読みやすかった
途中で正体に気づいてしまったので、
各所で絶賛されているほどか、と言われると、うーん…
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SNSの誹謗中傷が問題になっている今、私たちにとって向き合うべき課題を提示してくれる本。
SNSは自分が匿名で好きなように発言できるメリットがあるが、その言葉はたくさんの人が見て、傷つく人がいるかもしれないというデメリットがある。
99人が褒めて1人がアンチを言えば傷つく人もいれば99人がアンチでも1人が褒めてくれば救われる人がいる。
相手の顔が見えないからこそSNS内では気遣いやマナーが求められると思った。
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Swallowtail Waltz そっちの内容が気になる(笑)
物を生み出す人は、もちろん才能があるだろうが、それ以上に苦しみもある。親に愛をもらえなかったら、裏切られる嫌われる事を恐れる子になるだろう。あとがきが良い。そこでこちらも救われる気持ちになる。
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あっと驚く展開はなかったものの読みやすく、納得のいく終わり方だった。小説家も我々と同じ人間なのだという当たり前のことに今一度気付かせてくれる。SNSが発達した現代にこそ多くの人に読んでほしい。
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自暴自棄になっていた自分を救ってくれた人たち。
その救ってくれた人も自分を諦めていて...
今度は自分がその人を救いたい!的なお話。
終わり方凄く良かったです。^ - ^
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SNSや、ネットのコメントについて問題提起してる作品。ネットという公の場でどうしてあんなにも誹謗中傷ができるのか。自分がそう言われたらどう感じるのかな?匿名性って良いところも悪いところもある
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帯には青春ミステリと書かれていた。
天才小説家を失ったファンたちが集まって、そこで事件が…というような帯宣伝。
人知れず山奥の廃校で若い子たちが集まって…、となると一種のクローズドサークルで事件が起こるのか。はたまたデスゲームのような展開が起こるのか。と身構えていたのだけれど、どちらかというと青春系のライトノベルに近い展開になったと思っています。
「こういう結論に落としたいのかな」と途中思うようになったところが、裏切られずにちゃんと着地した、という感じです。
安心して感動することが出来ます。記号的で褒めていない感じもします。
個人的な意見としては、ストレートに登場人物たちの愛情や想いを受け取る事ができず「皆歪んでるなぁ」と思ってしまったので複雑な気分です。
冷静に考えれば感動的な話ではあるのですが。おそらく私の精神状況が良くなかったのでしょう。
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10年ほど前に綾崎隼さんの本を初めて読んで花鳥風月シリーズとノーブルチルドレンシリーズにどっぷりハマった。最近はあまり読んでいなかったけど久しぶりに目に留まった綾崎隼さんはTikTokで紹介されて話題になっているらしく、なんだか嬉しくなって本書を手に取りました。
読み進めていると
あぁ、こんな感じだったなぁと懐かしい気分になった。
特に山際さんが言った「そこにどんな気持ちを足すことも、引くことも、出来ない。」という一文は『初恋彗星』の冒頭に出てくる一文に少し似ていて個人的に上がった。そしてそんな所がミマサカリオリの原稿で興奮する登場人物たちと私はリンクしてしまったように思う。
ミステリー要素で言うと少し味気ないかもしれない。
人によってはある程度予想がつく展開かもしれないし、正直言うと私もその1人だった。だけど時々、綾崎隼さんの文章はすごく深く刺さる。
ミマサカリオリの言葉
・「お前みたいな作家は、本当に死んでいたら良かったんだ」
・少女の純真な願いは、ほとんど呪いだ。
今日も、明日も、明後日も。
きっと、この呪いが、潰れてしまった私の心臓を動か
していく。
そして綾崎隼さんの本はいつも最後の1ページ、
最後の一文がとても素敵だと思います。
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綾崎隼さんの小説を初めて読みました。
「この作品は人を救います!」という帯と「死にたがりの君に贈る物語」というタイトルに惹かれて読み始めました。
読み始めてすぐに本の世界に引き込まれて、文章もとても読みやすく読み進める手が止まりませんでした。
続きが読みたい!早く読み進めたい!と思える小説に久しぶりに出会えました。
それこそ、この小説の中に出てくる、ミマサカリオリの小説を愛している読者になった気分でした。
『Swallowtail Waltz』が読んでみたい!と思ったし『Swallowtail Waltz』ほど影響力のある小説に出会いたいと思いました。
家族にもオススメしたいと思えたし、何度も読み返したいと思えました!
文句無しの傑作だと思います!!!
―この世界には、
物語を必要としている人間がいる。
全国に熱狂的なファンを持つ、謎に包まれた小説家・ミマサカリオリ。しかし、人気シリーズの完結目前、インターネット上で訃報が告げられた。奇しくもミマサカリオリの作品は厳しい批判にさらされ、更にはミマサカリオリに心酔していた16歳の少女、純恋が後追い自殺をしてしまう。幸い、彼女の自殺は未遂に終わるものの、純恋は「完結編が読めないなら生きていても意味がない」と語った。やがて、とある山中の廃校に純恋を含む七人の男女が集まり、そこで絶対に起こるはずのない事件が起きて……。
二度読み必至の傑作!!
今の綾崎隼が自身に、読者に問い掛ける、痛切な青春ミステリ。
多くの人に読んでほしいです。
私は、この小説に出会えてこの小説を読むことができて本当によかったです。
目次
プロローグ
第一話 あなたが死んでしまったその後で
第二話 友達なんかじゃない
第三話 ユダとジナ
第四話 さよならも言えない
第五話 あなたが見た夢
幕間 ある小説家の死
最終話 愛がすべてなのだとしても
エピローグ
あとがき
登場人物
塚田圭志(つかだけいし) 26歳。主催者。杉本敬之のいとこ。
稲垣琢磨(いながきたくま) 24歳。大学院生。元ボーイスカウト。
広瀬優也(ひろせゆうや) 21歳。大学2年生。主人公。
清野恭平(せいのきょうへい) 18歳。高校3年生。家出中。
山際恵美(やまぎわえみ) 26歳。家事手伝い。
佐藤友子(さとうともこ) 23歳。フリーター。
中里純恋(なかざとすみれ) 16歳。高校中退。
上田玄一(うえだげんいち) 大樹社、文芸編集部の部長。
杉本敬之(すぎもとのりゆき) ミマサカリオリの担当編集者。
山崎義昭(やまざきよしあき) ミマサカリオリの初代担当編集者。
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ページをめくる手がこんなに止まらないのは綾崎隼さんの作品だけ
相変わらず伏線回収がお見事すぎる…
ミマサカリオリのあとがきでぽろぽろ泣いてしまった
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死にたがりの君に贈る物語
著作者:綾崎隼
発行者:ポプラ社
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
第5回未来屋小説大賞ノミネート作品。