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面白かったのは確かですが、表現がかなりグロテスクかもしれないですね。
シリーズ化しそうですが、次はどうしようかなぁ?
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気持ち悪いけど、嫌いじゃない、むしろちょっとクセになるかんじ。
思っていたよりホラー要素は薄かった。
聖書について詳しくなくてもある程度わかりやすく書いてくれていたので、よかったです。
聖書のこともっと知りたくなった。
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恐怖…というよりも、困惑、が近いかもしれない。わけがわからないまま話が進んで、ざりざりした不快感だけが続く。
でも、ページを繰る手は止まらない。
どこがどう、とは説明できないけど、おもしろかった。
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ほねがらみのような怖さはないがその分カルト的趣きが濃く、和風「ミッドソマー」といった作風。相変わらず作者の神話、民俗学、宗教への造詣の深さに驚かされる。
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少しずつ読もうと思っていたのですが一気読みしてしまいました。蛇神信仰と見せかけて聖書的な、あれ?聖書でもない?みたいな、確かにカルトなお話。
『ほねがらみ』と同一の世界線なのですね。ということはアレもあってこんな大スキャンダルも発覚する、割と怖い状態なのでは?
カクヨムの方で他の作品も読んでいればお馴染みのキャラクターの異能的なものも今作で出てきたりして、その点でも楽しめました。
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め〜〜ちゃくちゃ面白かった。
本作は、カルト宗教のトップが純粋で、なおかつ「力」を持っていた場合…の話であって、現実にはもっと悪意のある「力」のない人たちの中に本物が混ざっているのだろう。
「僕」と康平と慶次の挿入話がいちばん怖かったかも。もしかしたら自分の抱いてる価値観とは真逆のおぞましい考えを持っている人(≒カルト信者)が身近にいるかもしれない…って考えると、安直にああいう話題を振る気が失せるな。
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正直あらすじと登場人物の少なさにあまり期待せず読み始めたのだけど、ギュッと凝縮された異様で不気味なカルトの世界と濃いキャラたちのホラーに気づけばどっぷり。
一人目の霊能者が屈するのはお約束。真打ちがまさかあの人で、その過去が大きく解決に関わってくるとは思わぬ展開。
笑美にしてもヤンにしても無垢な子どもの成育環境の重要性を改めて思い知らされた。無信仰の人間にはカルトに関わった慶次と康平の絶望が恐ろしすぎる。
るみも物部さんも語られない過去がますます気になる人物。シリーズ化して更なる怖さの高みに向かってほしい。
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タイトルこそ普通の(?)単語の組み合わせですが、各章に付けられている妙な響きの平仮名は、澤村伊智を思わせます。だけど著者は三津田信三の大ファンだそうで、読めばなるほどその雰囲気が強い。
民俗学ホラーを謳うラノベなどを読むと、時折「どこが民俗学やねん」とツッコミを入れたくなることがあります。本作も民俗学と言われると、そうかなぁと疑問。
でもカルト教団がらみのホラーとして終始不気味さが漂って引き込まれます。教団内で生活すれば、それが信者にとっての「普通」になってしまう。それ以上に怖いのは、常識人だと思われていた人に隠されている実際の姿。
本作のるみと小野不由美の『ゴーストハント』のナルが一緒に現場に臨むところを勝手に想像して楽しみました。助手同士も気が合いそうだと思いませんか。
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宗教ホラーだった。結局、ヤンの不思議な力には触れず終わってしまった。施設の中で何が行われていたのかもいまいち分からなかった。
しかし、別の信仰だと思っていたのがキリスト教信仰(正確には違うけど)だったと分かるところなどはおもしろかった。カルト集団は怖いなあ。
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陶酔感が気持ちよくてサイコーだった。フワフワと多幸感があって、でも絶対にハマっちゃいけないもので。ハマっちゃいけないものにハマる気持ちよさが文から脳に直接ビリビリ来る感じ。これは麻薬……。
モチーフも好きだった!これだよこれ!
和製ミッドサマーって言われてるのも納得の気持ちよさなのでミッドサマー好きは必読です。私はミッドサマーマジで好きです。
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ホラー要素と言うよりも、人間の恐ろしさが丁寧に表現されていました。
またその部分を場面が急展開する時や読者を裏切る時に織り交ぜてくるから強烈に印象に残る。
これがカルトホラーの恐ろしさなのだと実感出来る1冊。
これからこの作者を推していくしかない...
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読み始めに感じた恐怖とまた違う種類の恐怖が続々と重なり安心出来た要素が安心出来ない要素になったりと、目まぐるしく物語が進んでいき面白かったです。
じとっとする恐怖がとても良かったです。
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読了日12月11日。
感想を書いていなかったみたいで、少し日が経ってしまった…
民俗的カルト×ホラーの新鮮なジャンル。
心が弱っている時にヤンのような人に優しくされたら誰もが惹かれてしまうと思う。
奇妙で不気味なことをやらされているのに何も不思議に思わないのが、カルトマインドコントロールの怖いところだなとしみじみ感じた。
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暗い性格で就活も失敗続きだった島本笑美。大手企業に採用され研修参加後に連絡が取れなくなる。心配した兄は心霊事例を扱う事務所に相談し…
宗教×カルト×超能力。あんまり怖さは感じなかった。
宗教団体の意向なのか本人の意思なのかもうわからない人って結構いるよね。妄信することがアイデンティティーになってる人。
『〇〇様が私の家族を守ってくれるから怪我も病気もしない』
「こないだ交通事故に遭ってなかった?」
『信仰してるから大怪我で済んだの。信仰してなければ死んでた』
「あ…ふーん」
心酔してる人との会話ってああ言えばこう言うで、何でも「宗教のおかげ」に結びつけるから閉口した覚えが何回かあって、そういうイメージです宗教って。
親の夢を子に託すーといった身近なものから宗教まで、そういう環境って人物構成に大きく影響して、取り返しがつかなくなることもあるって怖さ。
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書店で見かけた、「最初の13ページで驚かされました。」という
POPの一文に、んな馬鹿なと思い興味本位で購入
読んでみたら、鬱々とした女性(笑美)の話でふーんと思っていたんですが、本当に13ページ目でえっ?そっち?!と驚かされました
グロテスクな表現もあり、痛い痛い!って思いながらも続きが気になりすぐ読了
他の方の感想を見ると前作のほねがらみとも関係があるようなので、読んでみたくなりました